二鶴工芸です。
金彩ガラス皿 「幾何螺鈿」をお世話になっています京都清水茶碗坂のArts安木様に納品しました。
まぁ、こんな状況ではありますが(>_<)、京都清水茶碗坂周辺にお越しの際はお立ち寄りくださいませ。
Arts安木➡http://arts-yasuki.com/
二鶴工芸です。
先日から投稿している修業時代のスケッチブックに保管している作品サンプルラスト!!
これは唯一完成品を保管している作品です。
※これまで制作した他の作品は両親が知り合いにプレゼントしていたようです。
作品は金唐革のイミテーションです。
この作品は私自身かなり思い入れがあるものでした。
構想約2年。
これでいけるとなったタイミングで制作しました。
修業時代にはお坊ちゃん扱いされたり、色々悔しい思いが募っていたので「いつか黙らせてやる!!」(きたない言葉つかいですみません!!)と思い、密かに構想を練っていました。
体育会系体質というか、体育会系スピリッツ!!
頭の中ではすでに完成形のイメージができていたので、制作にはそれほど日数もかからず2週間ほどで完成。
通常、仕事が終わった後の残業時間に制作するので完成には1ヶ月以上はかかります。
体育会系出身でしたのでイメージトレーニングのクセが勝手に見に付いていたので、そのおかげかもしれません。
頭の中でイメージするということがこの世界でも通用するのだと、当時気が付きました。
完成品は思っていた以上に評価され、業界のレジェンドにも褒めていただき自分でもビックリでした。
この作品は自分自身ターニングポイントになった作品でしたし、師匠が常に「どの工芸にも負けない」と言っていたことを、私もその思いを知らぬ間に継承していたのだとのちに気が付いた作品でした。
二鶴工芸です。
ちょうど一年前の投稿でした。
moda fabricsの「William Morris」の生地を使って制作したコラボ作品でした。
現在も継続してオーダーを承っています。
ご興味ありましたら🛒➡https://www.creema.jp/item/10858345/detail
昨年の投稿➡https://blog.goo.ne.jp/hudurukougei/d/20210129
2021年1月29日のブログ記事一覧-二鶴工芸のきままなブログ
2021年1月29日のブログ記事一覧です。京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきま...
2021年1月29日のブログ記事一覧-二鶴工芸のきままなブログ
二鶴工芸です。
銀箔砂子を入れているフィルムケース。
市販されている銀箔紛ではなく、200番メッシュで銀箔をつぶした手製の砂子(銀箔紛)です。
小さい箇所や砂子が必要以上に散りたくない場面には竹製の筒を使わずに、予め用意してある砂子を筆に直接含ませてぼかしたりします。
そういう場面に使うためにフィルムケースに入れて保管しています。
良い時代には大量の砂子が必要だったため、ミキサーで箔を一旦細かくつぶして、それからメッシュの細かい竹筒を使い砂子を作っていました。
ジュースを作るのではなく、箔をつぶすためにミキサーを使っていました(^_^;)
二鶴工芸です。
久し振りに真鍮(ブラス)製の金具を仕入れました。
一番右のチェーンです。
これを使って新作を予定しております。
新品ですので画像のように金色ですが、経年で段々と左側(私物)のように変色していきます。
二鶴工芸です。
先日投稿しました修業時代のスケッチブックに保管している作品サンプルパート3
秋草をモチーフにした作品でした。
何年目かはちょっと忘れてしまいました。
色紙のデザインは独立後もスクリーン型の版を作り、しばらく使っていました。
菊の花に使っている紫の焼箔が30年近く経ってもあまり変色していませんでした。
箔の上から糊(樹脂)を塗って上から砂子で加工しているので、コートの役目をしているのでしょう。
それとスケッチブックに挟んだ状態で保管していることもあるかもです。