二鶴工芸です。
久しぶりの月に流水螺鈿金彩ガラス皿の制作。
大きく見えるかもしれませんが、直径約10cmの豆皿のサイズになります。
このひび割れたような箔の割り箔加工は亡くなった師匠が大事な作品に使っていたもの。
修行中は色々理不尽な怒られ方などしましたが、今となっては思い出に。
今でもたまに夢に出てこられます。
夢の中は優しい師匠です。
この加工は師匠との関係を繋ぎとめている、自分にとっては思い入れのある加工です。
月を用いるのはこのガラス皿を制作しはじめた10年くらい前からテーマにしているものです。
割り箔と月はこの事業当初からの加工です。