二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

光沢のある金泥を調合

2021年08月31日 | 日記

二鶴工芸です。
金泥の調合。
今回は通常よりも光沢が出るように調合。
金粉(箔紛)もやや粗目のものを使います。
金粉は細かくなればなるほど赤味を帯び、発色が金色ぽく見えないため黄色味のある他の材料を混ぜます。
そして従来使っている糊では発色が弱いため、今回は違う品質の糊を使います。
同じ金粉でも品質の違う糊を使うと発色も違ってきます。
面白いものです。

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