二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

10年前同日の投稿

2024年02月10日 | 日記

二鶴工芸です。
10年前同日の投稿です。
京都オークションの投稿でした。

以下です。

二鶴工芸です。
昨年のブログで選考に通ったと記載しましたライブ形式の公開オークションが3月18日(火曜日)夜に開催されます。
会場は京都市烏丸三条上ルの京都伝統工芸館です。
私の作品は革小物職人の協力で製作しました長財布になります。
実用品としての出品です。
オークションの詳細、他の作品、開催内容等はこちらのサイトをご覧ください

http://kyoto-auction.com/

商品の財布の内装部分の画像がないのでこちらで載せておきます。
内装部分は表地と同じ生地を本金箔押ししたものです。
樹脂コーティングしていますが、革と同様に爪とかでひっかいたりするとキズ、スレ等はできますのでご注意下さい。
仕様は札入れの仕切り、ファスナー開閉小銭入れ、カード入れ12枚分、本体外部に1ヶ所仕切り。
革は馬革を使用しています。
私は革の専門ではありませんが、馬革の特徴としてまず柔軟であるということ、軽量ということが上げられます。
そして何より牛革よりも流通量が少なく希少性があるということです。
馬革で有名なコードバンとよばれている最高級な部位の革がありますが、作品はコードバンではありません。
でも希少な革には違いありません。
職人さんによるとこの革はこの財布の製作で使いきったらしく、新しく同様の革を仕入れるのは難しいため作品は一点ものになります。
革は生地のように何十メートルロットというわけにはいかなく1頭1頭になりますので個体によってキズもあれば同じ染め方でも発色が違うこともあります。

外部サイトの詳細を見ていただければわかりますが3月開催前に一定期間事前展示を行います。
ご興味ある方はその時にでも確認していただければと思います。
私の作品は¥10,000からのスタートです。
よろしければ入札にぜひ参加してください。


Dscn0147 Dscn0148 Dscn0149 Dscn0151



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。