二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

幟旗リメイク

2013年07月19日 | アート・文化

二鶴工芸です。
懐かしい資料を発見しました。
約6年位前のショルダーバッグの画像です
使用しました生地は古布の幟旗で柿渋加工したものです。
武士の柄でした。
その生地と同じく柿渋加工しましたキャンバス生地に扇の柄を加工し、カブセ部分にパッチワークしていただきました。
サイズは約40cm角の大きなショルダーバッグです
そしてバッグの裏地は鯉幟の生地をリメイクしています
現在は、この大きさのバッグは製作していません
最近はどちらかと言えば小ぶりなものが主流ですので。
このバッグは確か東京の女性の方が購入されました
結構個性的で目立つと思われます
以前はこういう和柄が結構メインの商品を製作していましたが、和柄のブームも下火になってきましたので、最近はどちらかと言えば無地感の多い商品になってきています。
たまにはこんな商品もしてみようかなと思っているこの頃です

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ペーパーウェイト新作2

2013年07月18日 | アート・文化

二鶴工芸です。
ペーパーウェイトの新作が出来上がりました
この商品も下記の 7月の展示販売会で販売予定です

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7月25日(木)から30日(火)まで京都市下京区四条通富小路東入北側嶋屋画廊で開催致します。
営業時間はAM11:00~PM18:00(最終日17:00迄)
手工羅布都展(ハンドクラフト展)になります。
母親のグループ展です。
と言っても商品はうちで製作したモノになります
京都にお越しの際、またはお時間があれば、お運びください

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山鉾巡行

2013年07月17日 | まち歩き

二鶴工芸です。
今日は祇園祭の山鉾巡行です。
天気があやしいので、何とか巡行終了まで雨が降らないで欲しいところですね。
巡行の見せ場は何と言っても辻回しです
参考http://www.hi-ho.ne.jp/kyoto/tujimawasi.html
でも当方は未だに生で巡行は見たことがありません
すみません


祇園祭2

2013年07月16日 | まち歩き

二鶴工芸です。
3連休も終わりましたネ
結局天気はいまいちでした
今日は祇園祭の宵山です。
平日ですが、ひとの数は凄いでしょうね。
画像は昨日の宵々山の新聞記事です
これでは立ち止まって撮影は厳しいです
ひとの流れにまかせないといけない状態
当方の子供の頃はもっとゆったりしていた印象があります
いつからこんな混雑してきたのでしょう
小さい通りでは、ひとの流れを一方通行にしているくらいです。
まぁ、京都の観光に来て下さることは良いことですが

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祇園祭

2013年07月15日 | まち歩き

二鶴工芸です。
連日の不安定な天気です
3連休の初日の13日土曜日の夜、祇園祭に行ってきました
当日は朝から雨で、たまに豪雨という天気でほとんどあきらめモードでしたが、夕方にパタッと止みラッキーでした
13日はまだ屋台も出てなく、観光客もまばらで見やすかったですネ
昨日の14日以降は四条、烏丸通が夕方以降歩行者天国になりますので、この時は物凄いひとになります
画像参照昨日の歩行者天国になった四条通です。
こんな程度では済みません
特に本日の宵々山、明日宵山はたまりません
当方はそれが嫌なので日を外しました。
祇園祭の宵山前後の日は昔から大体雨になりますね。
今年もゲリラ豪雨のような降り方でした。
まぁ季節的に祇園祭の宵山あたりで大雨降って”梅雨明け”ていうのが毎年のイメージです。
画像はほんの一部です。

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基本

2013年07月13日 | うんちく・小ネタ

二鶴工芸です。
暑い毎日が続いております
夏ですので、もう当たり前ですよね~
何回も言うようですが、熱中症には十分に気を付けて下さい
喉が渇いてからの水分補給では遅いのでこまめに補給して下さい
またまたたまには本業のうんちくということで
私共、この業種の職人の基本中の基本とわれています作業があります。
マスキングテープを生地に貼って作業、加工する場所をデザインカッターで生地を切らないように柄に沿ってテープを切り抜く作業です。
業界では縁蓋(えんぶた)を切るといっています
読んで字の如く、縁(ふち)に蓋(ふた)をすることです。
どういう経緯でこの名前になったかはわかりませんが、当方がお世話になった頃よりも昔は確実です。
ただ、ご説明するにはマスキングテープの方が解りやすいでしょう
このテープですが基本ブルーで無色透明のものもあります。
粘着もバリエーションがあり強~弱まで。
厚みもメーカーによって異なりますので加工方法によって使い分けします。
この切りという作業ができないとあらゆる加工ができませんので根幹の作業になります。
お解りでしょうが、生地を切らないというのが大前提です。
生地を切ってしまいますと弁償になりますので、慎重にすすめますが、時間がかかってはダメですのでスピードも必要です。
見習いの間はこの切り練習をします。
場数を踏んでテープが切れている感覚を覚えます。
指先の微妙な力加減のみです。
カッターでテープを切ってピンセットでめくるという単純な作業ですが、同時に根気のいる作業でもあります
柄の細かい着物では、まる1日かかってもできないものもあります。
業界では細かい作業を”重い”細かくなく比較的簡単な作業を”軽い”といっています。
まぁ本日はこのくらいで
うんちくでした
また

用途に合わせて使用するマスキングテープ(縁蓋テープ)各種 。

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使用しますのは見習いからずっと使用してます年期の入ったデザインカッターとピンセット。

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今回は解りやすいように紅葉にテープを貼りました。

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紅葉を切って抜いたところ。
こうすることによって紅葉のみに加工でき、作業後テープをめくるわけです。


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がま口手提げバッグ

2013年07月12日 | コスメ・ファッション

二鶴工芸です。
猛暑、猛暑です
暑いなぁ~というのが挨拶代わりになってきました
画像は昨年夏にバッグ作家のSachiさんとコラボしましたがま口手提げバッグです。
生地はラメ入りデニムに胡粉(日本古来のマットな白色の顔料)で花柄を捺染加工したものと、ラベンダー色の帆布です。
Sachiさんらしい珍しいフォルムのバッグになりました。
がま口になっています。
かわいらしいイメージのバッグです
着物、普段着にどちらでもご使用できます
どちらかと言えばメンズ寄りのアイテムがほとんどですが、こんなんもやってます

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お手玉

2013年07月11日 | アート・文化

二鶴工芸です。
連日の猛暑日です
いかにも京都らしい天気
画像はお手玉です。
懐かしいと思われている方もおられるでしょう
母が余り生地で作っています
当方はたまにストレス解消で軽くジャグラーのように3個でしています。
そんなにうまくありません
20回程度続けばいい方です
うまくなろうと練習すれば意地になって余計にストレスがたまります
ですので程々にしています。
たまにやってみるのも面白いですよ

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金太郎?着物の補正下着

2013年07月10日 | うんちく・小ネタ

二鶴工芸です。
連日35℃超の毎日です
京都は祇園祭がはじまり、浴衣シーズン到来になりました。
着物の着姿ははっきり言って恰幅のある方がよく似合いますメンズですよメンズ
アラフォーの当方にとってはメタボは大敵です
幸い身長173cmの体重57kg前後の当方は、はっきり言ってガリです
着物を着るためにはお腹の出っ張りがありません。
別に自慢ではありません。
出ないために筋トレも、運動もしてますから
ただ着物の場合は別です。
そこで通販でこんなものを見つけました
男性用の補正下着です。
金太郎の腹掛けと言ったらイメージ出来るでしょう
クッションのある部分をお腹にあてエプロンのように背中で紐を結びます。
これを先日着物を着た時に試しました。バッチリです
適度な出っ張りが出て帯も据わりが良かったです。
今までタオルを巻いていたのですが、これで十分ですね。
洗濯も可能ですし
痩せ体型の方は予算があれば、使ってみて下さい。
通販のサイトで男性の補正下着で検索して下さいませ

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ビンテージデニムトートバッグ

2013年07月09日 | アート・文化

二鶴工芸です。
どうやら近畿地方も梅雨明けしたそうです
例年よりも早いらしいです
先のブログで紹介していましたビンテージデニム製のトートバッグ2点ですが、おかげさまで完売しました
完売というほど大げさな量でもないんですけどね
ご購入いただきまして、ありがとうございました
長く使える商品で色落ち、経年変化を楽しんで下さい
また機会を見て製作しようかな~
結構下準備が大変なんですよ