瀝瀝(れきれき)散歩道

瀝瀝というのは「水が音をたてる様子/風が音をたてて吹く様子」つまり、「ありのままの風景」ということでしょうか。

50代からの日本語教師(2)〜入管法改正から需要が拡大する(?)仕事

2018-12-15 12:15:18 | 特別職国家公務員


あっという間に12月も半ばになってしまいました。
師走=先生も走って仕事をするほど忙しい ですね!
私は現在、出張で北海道におります。
こちらは寒いです!雪も降っています!やっぱり北海道ですね。



ところで皆さんもニュース等でご存知のように「入管法」が改正されました。
これにより ↓




たくさんの外国人が日本の労働市場に入ってきます。

特に人出不足が深刻な「介護」「外食」「建築」「ビルクリーニング」「農業」等には
2、3万人規模の外国人の労働者が必要とされています。

そこで、問題になるのが、「日本語コミュニケーション」です。
対象となる外国人労働者のほとんどが「挨拶程度」の日本語しかできません。
日本語も上手に使えず、日本の文化習慣にも疎い、という人たちが
深刻な人手不足の労働力として日本にやってくるのです。

これまでのニュースでも報道されているように、外国人の不法滞在者も増加しています。
しっかりとした生活習慣、ルール等を教える「生活指導員」も必要ですよね。
また政府は災害発生に備えて「災害時外国人支援情報コーディネーター」を養成するそうです。


外国人労働者のための日本語教師、というのは今までほとんどいませんでした。
日本語教師は留学生、日本語学校の学生(大学や専門学校の進学を目指す日本語を学ぶ留学生)
駐在員、その家族等のために必要とされていました。
しかしここ数年、働くために来日する留学生が増えていました。いわゆる出稼ぎです。
(それを必要とする日本の業界がある、ということです)

今回、そんな状況を踏まえて「はっ!」と気づいたことがあります。
それは日本語を教えられて外国人の労働者に日本の習慣やルールを教えられる日本語教師が今後
必要になる、ということです。

日本語教師で最も多い年代は50代。実は新人教師も50代が一番多いのです。
女性が活躍する現場です。
しかし今後は上記のような状況も踏まえて男性の教員が必要となるでしょう。
月収はフルタイムで25万円〜30万円(経験による)
かなり忙しい現場ですが、、、やりがいはあります。
パートの先生の時給は50分1500円〜3500円(経験による)

また日本語は日本語で教えますので、英語や中国語ができなくても大丈夫です。

現在日本語教師は人材不足で引く手数多です。

自衛隊を定年退職して「日本語教師」に就く、というのも一つの選択肢ではないでしょうか?
何しろ、日本語教師は「国際貢献最前線!」ですから!

私も30代後半からは
日本語教師→大学の講師→留学生の進路指導、キャリア開発教育→キャリアコンサルタントと進んできました。
現在も東京の女子大で日本語教師養成課程で教えています。

そんなことから、
来年1月26日(土曜日)午前10時半より東京銀座で自衛官むけの「日本語教師養成講座の説明会」を
開催しようと思っています。

もし興味のある方がいらっしゃったら、ぜひ説明会に参加して
最近の日本語教育の事情、外国人労働者の状況等、聞いてみませんか?

当日は私の教え子の現役日本語教師が来て、現場での状況を話してくれます。
男性、女性、問いません。
ちょっとだけ興味のある方も大丈夫!

みなさんのご参加をお待ちしています。

問い合わせ先
株式会社キャリア・ストラテジー
info@careersg.co.jp
あるいは直接 吉本惠子までお問い合わせください。