十条駐屯地でメンタルヘルス研修を担当させていただきました。
私たち、毎日の生活で結構疲れていますよね。
疲れているときは、メンタルヘルス不調になりやすいです。
そんなとき、不快な気分を吹っ飛ばせるような趣味や勉強、トレーニング等、ストレス解消の方法を
持っていればいいのですが、そんなことを思いつけない、なんて時もよくあります。
100人の会社員のうち、何人ぐらいが強いストレスを抱えていると思いますk?
強いストレスとは「仕事の質、量、仕事の失敗、責任の発生、人間関係等」です。
実は59.6%の人が強いストレスを感じています。
そのまま放っておくとメンタルヘルス不調となり、最悪の場合、休職にまで追い込まれることがあります。
下記の表記を見てください。1人の人が休職した場合にかかる費用です。
およそ14万人の人がいる組織では500人に1人の割合で休職する人が出てくる計算ですから、
280人の人が休職していることになります。
280×1491万円の合計は51億ほど、つまり50億を超える損失が出ているということになります。
メンタルヘルス不調は早期発見、早期対応が大切です。
最も効果的なのは、隣の人がちょっとしたメンタル不調のサインに気がつくことです。
気がついたら、アドバイスや指導するのではなく、まずは何も言わずに「聴いて」あげてください。
いつも気にして、声がけをしてください。
それから、必要に応じて専門家や上司にリファー(つなぐ)のが、教科書通りの対応法です。
でもメンタル不調の人が出ないような職場作りが大切です。
「挨拶と笑顔」
メンタル不調を防ぐのにも、これがいちばんの方法のようです。
もう12月に入りました。
東京も紅葉が綺麗になってきましたね。
素敵な晩秋をお過ごしください。