昨日はケルティック・ヴィオールのサヴァールトリオのコンサートに行ってきました。
アイルランドの伝統的な音楽、ケルティッシュ。
ヴィオラ・ダ・ガンバの奏者ジョルディ・サヴァールは中世ルネサンスの音楽、バロック音楽の巨匠で、ケルディッシュのアルバムも
数多くリリースしています。
サヴァールの音楽は森の中にいるような、森に引き込まれてしまうような錯覚?を感じる
そんな不思議で懐かしい音で溢れています。日本人が大好きな哀愁に満ちたメロディーです。
サヴァール、まさに巨匠。飾らなくても素敵な服を着なくても、オーバーなアクションで楽器を弾かなくても
実力と風格と威厳を感じさせます。
CDにサインをいただきました。
威厳の前でミーハーですが、とっても嬉しかったです。
https://www.amazon.co.jp/ケルティック・ヴィオール-Celtic-Savall-Hybrid-日本語解説書付/dp/B005V3ANWQ
さてさて、今日のお話しは友人との食事の時に出てきた話題からです。
友人は慶応大学のあるキャンパスで最も若い専任講師です。
前回は3年前に会ったのですが、幾つかの大学で非常勤の掛け持ちをしており、生活が安定しない、
だから「焼き鳥屋」になるんだ、と話していました。
3年の間にすごい転機が訪れたのですね、、友人に。
友人の専門は中国の少数民族の言葉や習慣の研究です。
よく中国の東北地方に研究のため出張します。
「最近、中国のお客に対する接遇が格段に良くなりましたよ
田舎の方でさえ、お客に対して『いらっしゃいませ』『ありがとうございました』って笑顔でいうんだから」
「え〜、そうなんだー!昔と違う〜!」
「今は接遇をよくしないと、政府から注意を受けたり、ひどい時は罰金を取られるって話ですよ」
『え〜!そこまで、、、信じられない」
私が初めて中国に行った1980年代はお店のスタッフも全て国家公務員でしたから、
にっこりお客に笑っても、気分悪そうな顔で物を売っても「どうせ同じ給料なんだから」と
どちらかというと冷たいサービスでした。
ある時、北京の王府井という銀座通りみたいな場所でテーブルクロスや刺繍品の専門店に入り、
気に入ったテーブルクロスを指差して
「すみません、あのテーブルクロス、見せてください」と言いました。
お店のおばさんは、牛のようにゆっくり動いて、そのテーブルクロスをつかみ
私、目掛けて直球で投げました。
ピュ〜ン!
シャカ!(受け取った音)
ナイスキャッチだったからよかったけど、もし落としていたら、私はめちゃくちゃ文句言われたと思います。
そんな中国がサービス、ホスピタリティーなどの接遇を急速に見直しているのです。
それでは接遇世界一を誇る日本はどうなっているでしょうか?
先日、パソコンの調子が悪く、メーカーの対面で修理をしてくれるコーナーにパソコンを持って行きました。
3年前に行った時には全く気付かなかったのですが、
対応してくださるスタッフの言葉遣いが格段にアップしていました。
スタッフは全員技術者です。
それが、ホテルや高級ブディックで使われているグレードが一番高い日本語の敬語を駆使していました。
上品な日本語です。
これは大したものです。その上、外国人のために他言語で対応できる能力を持っています。
どのような教育システムになっているのでしょうか?
この辺りの事情に詳しい友人に早速質問のメールを送っていみました。
すると、
「推測だけど、ある時から最高級のホテルのマネージャーのような接遇のプロをその部署の責任者につけたのじゃないか、、、」
っていうお返事がきました。
修理の部署のマネージャーは技術者ではなく、接遇のプロ!
世界一のおもてなしのできる国、日本。
他国が接遇の改善を行ってきても、さらにその上をいくおもてなしのサービスを展開し始めているのです。
もちろん、近づいてきた東京オリンピックの関係もあるでしょう、、、
再就職の売りの一つに「接遇、マナー、言葉遣い」が入っていること、ここを押さえると
さらに50代の再就職者の強みになるかもしれませんね。
𠮷本先生
お疲れ様です。
台風の影響は、どうでしたか?
私は、17日18日と仕事でしたが、夜は眠れず、暴風雨の対策をしており、大変でした。
しかし、18日の昼以降は、天気も良く、一番下の娘の誕生記念日ということもあり、小さなケーキですが家族みんなで食べました。
さて本題ですが、『再就職の売りの一つに「接遇、マナー、言葉遣い」が入っていること、ここを押さえると
さらに50代の再就職者の強みになるかもしれませんね。』と言われますが、心してかかりたいと考えます。
でも、すぐには無理でしょうね。
この様に思います。
SHIN
再就職の売りの一つに「接遇、マナー、言葉遣い」が入っていること、ここを押さえると
さらに50代の再就職者の強みになるかもしれませんね。
やはり大きなポイントは敬語ですね。敬語はどれくらい使えるか、これは大きなポイントだと思います。頑張ってくださいね。