また、美味しいものを食べてきました。
お魚三昧、お刺身とぶりのカマ、、、etcです。
「魚金」というコストパフォーマンス抜群のお店で、本当に美味しいです。
新橋を本店として、新宿、渋谷、池袋、目黒、五反田等かなりの店舗を出していますので、
機会があれば是非行ってみてくださいね(予約必須)
さて、私は様々な教育機関や教室で授業を受け持っていますが、今まで行った中で
絶対に忘れられない学校があります。
それは東京都内のA短大で、私は1年間、キャリア教育の授業を担当しました。
この短大は偏差値は低いのですが、歴史は古く明治時代の創立です。
ここ20年以上、女子短大は学生募集に苦労していますが、A短大に関しては定員以上は必ず集まります。
その上、就職率も非常に良いのです。
しかし、授業はというと、、、「これから授業を始めます」と言ってから10分以上は
ガヤガヤ、ざわざわとしていて、教師の話など聴く体制にはありません。
60名中、ほんの10名程度は真面目に聞いていますが、どんなに注意をしても
右側が静かになれば、左側がうるさくなる、おしゃべりな学生の側に行ってその前に立って話をしても
話をやめない、、、
お化粧はする、トイレには行く、寝る、、、
「センセ〜イ、私は先生のこと嫌いじゃないけど、今日は眠いので寝ま〜す!」と言いに来る学生もいるのです。
「センセ〜イ、私、就職しな〜い、だからこの授業は出たくないの〜」
「私、結婚した〜い、金持ちと、、、誰か紹介して、おねが〜い」
完全にタメ口です。
、、、、う〜ん、どうしようかな、って感じです。
3ヶ月、4ヶ月経っていくと、教師の方もだんだんエネルギーがなくなってきます。
この短大の授業に行く日が辛くなるのです。
ある時から、私はA短大に行く前に自分を奮い立たせるため、音楽を聴くことにしました。
駅からA短大まで徒歩10分。この間、ずっと自分の大好きな音楽をイヤホンで聞きながら
歩くのです。とっても元気の出る、歌詞もめちゃくちゃ励まされる3曲です。
そして校門を入るときは曲の元気さをそのままに「ふっ!」とお腹に力を入れ、拳を振って入っていきます。
しかししかし、結局この短大には1年間しかいられませんでした。
A短大は小さな塾の時代から数えると創立120年を超えるそうです。
学生はとっても可愛い子ばかりです(容姿も気持ちも)
偏差値は低いですが、就職率は抜群です。
特に国内の有名な航空会社のCAやグランドスタッフにはたくさん採用されています。
また大企業にもたくさんの学生が就職するのです。
驚くべき極端な事実です。
ある時、羽田空港でチェックインの時にトラブルがあり、予定の飛行機に乗れない、ということがありました。
もう、真っ青です!
その時にとっても若い女性のグランドスタッフがつきっきりでキャンセルの手続きをしてくれました。
私の焦る気持ちに寄り添った心のホッとする言葉を使っていました。
親切でしたし、励まされました。
もしかしたら、、、その女性は例のA短大の卒業生だったかもしれない、と気がついたのは
それからしばらくたってのことです。
もしかしたらじゃなく、かなりの確率でそうだったかもしれません。
あのタメ口で「勉強やる気ありませ〜ん、どうせできないもん」とか言っていた学生たち。
私は考えました。
あの学生たちが「変わる」、、。
どうやって変わるのだろう、、、?
結論は簡単です。
学校や教師はその授業で知識やどのように学ぶかを教えるのが使命です。
しかしどのように働くか、どのように生きていくか、生きる厳しさを教えるのは
社会なのです。
人は就職して、生きることの厳しさを知り、成長していくのかもしれません。
警察でも消防署でも自衛隊でも
最初にその門をくぐった時と、基礎訓練を終えたときでは新人の人たちの姿勢が異なっています。
まるで別人のようです。
人は社会が育てる、
まさにその通りだと思います。
そのA短大の就職率と授業態度のギャップには驚かされました
短大となると二年という短い間
企業に気に入られて採用されるまでに育つ
彼女たちの魅力というのはどういうものだとお考えですか
女子の場合
やはり華やかさや可愛さが物を言うのでしょうか
学生の娘を持つ身としては気になるところです
我が子たちが社会で潰れずに磨いていただけるだけの芯の強さをもつにはどのように見守ればと
考えが甘いのに生意気な子供達を見るにつけ不安が募ります( ̄ー ̄)
お疲れ様です。
21日以上の降雨、個人的には涼しく助かりますが、被害にあわれている方々を察しますと辛いです。
さて本題ですが、「麦さんとのやりとり」を拝見して、今まで「我が家も同じであり、更に外国籍の為、英語は出来ても日本国内での生活に耐えていけるか不安!」と思っていました。
しかし、先生の私見「親が出来ないことを社会が教えてくれているのかもしれません。大丈夫、子どもたちはどうにか頑張っていきますから。もしSOSが出た時、その時こそ親の出番です。親にしかできないことがあるからです、、。」を拝見し、少し、私の立ち位置、心の持ち方を変えてみようと意識しました。
まだまだ残暑がありそうです。
頑張っていきたいと思います。
SHIN