瀝瀝(れきれき)散歩道

瀝瀝というのは「水が音をたてる様子/風が音をたてて吹く様子」つまり、「ありのままの風景」ということでしょうか。

水素が走る〜地球に優しく、でもコストは高い

2020-09-26 08:51:08 | 日記


お散歩コースで走行中の水素エネルギーで走る都バスを見ました。
ちょっと前までは水素エネルギーというものがどのようなエネルギーなのか、さっぱりわかりませんでした。

水素エネルギーの燃料電池バスは従来のガソリンエンジンやディーゼルエンジンを搭載したバスのような排気ガスがなく、
水だけを排出します。
CO2(二酸化炭素)の排出量が少なくなって、騒音も低減できるそうです。
昨今、増えてきたハイブリッドバスやCNG(圧縮天然ガス)バスと比べても環境性能は高く、まさにSDGsドンピシャのバスなのです。



写真の都バス、水素タンクが満タンの状態で200キロメートルを走行できるそうです。
2020年東京オリンピックにむけて東京とは200台の水素の燃料電池バスを走らせる予定だったとか、、

さて、3年ほど前、私の20年以上前の学生
スウェーデン人のPさんが、久しぶりに東京に来て、一緒に食事をしました。
その時に彼の会社が扱っている水素エネルギーの燃料電池のことを知りました。
Pさんは日本語がペラペラ、ずっと世界中を回って、自動車業界で働いてきた人です。




スウェーデンのベンチャー企業の社長さんになって、たった1人で日本の自動車会社数社に自社の製品を売り込みに来たのです。
2時間ほど、彼の話を聞きましたが、はっきり言って私はさっぱりわかりませんでした。
そこで、私の恩師TK大の教授、TK大の機械系の教授を介して、TK大の水素ユニットを紹介していただきました。
その中で、ちょっとだけ水素エネルギーについて理解を深めていったわけです、、、



実際に自宅そばの都バスの駐車場に停まっている水素バスを見ると、
あ〜、Pさんの燃料電池関連の仕事、どうなったかなあ、、とすごく気になるのですが、、、


嬉しいことに、たった1人で売り込みにきた、そのビジネス、どうやら目標を達成したようです。
会社も3倍の大きさになったとか、、、

脱炭素社会の切り札となる水素エネルギー
地球に優しいバスですが、、、お値段1台1億円。
このバスが東京都内を、また日本中を走る回ることができるまで、少し時間がかかりそうです。


https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/03/e65338ba1de3b6d589ae7aaf9fd3ce63.png


最新の画像もっと見る

コメントを投稿