社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

立つ鳥は後を濁すべきではない。

2005年02月08日 23時02分30秒 | Weblog
 某社での話です。ある方が会社を辞められました。まあ、辞めるのは権利ですから、何をどう言うこともないのですが・・・。その方の辞めた後、いろいろと問題が出てきたのです。

 まず、請求書の日付が滅茶苦茶。これは、後でチェックしてわかったのですが、その会社の〆日より遅れた日付で請求書を出していたのです。25日〆の会社に31日付の請求書を送ると、入金が1ヶ月遅れてしまいます。会社の資金繰りが狂うので大変です。

 また、請求書の金額が滅茶苦茶でした。先方の会社が「請求書の額がおかしい。」と電話を入れてきたらしいのです。調べてみると、見積りの額を適当に入れていました。下手をすれば、有力な得意先をなくすところでした。

 辞めた人間に言うのも何ですが、どうも辞める寸前の仕事は適当にしていたようです。そのため、会社に大迷惑をかけてしまいましたが。 困るのは、会社が電話をしても出てこない事。私が電話をして「会社に電話をかけるように・・・。」と言っても、彼は電話をかけなかったようです。

 立つ鳥後を濁さず。会社とケンカをして辞めたとしても、それは守るべきです。もし彼が再就職をしようとしたとします。就職しようとした会社から、この会社に問い合わせがあったらどうするつもりでしょうか。社長がいい風に言うでしょうか。

 おそらく、いい風には言わないと思います。責任感の欠如した人間であると言うしかないでしょう。自分で自分の首を絞めている。そうとしか思えないのです。

最後は健康。

2005年02月08日 07時41分16秒 | Weblog
 久しぶりにある街に行く用事が出来た。私が営業として8年近く暮らした町である。

 夜の街を歩くとかなり様子が変わっていた。私の知っている店がかなり無くなっている。私が会社を辞めて8年。それだけ時代が変化したのであろう。

 行きつけだったラウンジに行くと、店が閉まっていた。近くの店に入り聞くと、「2ヶ月前に閉店した。」とのことだった。ご主人の看病に疲れたらしい。ご主人はお亡くなりになったそうだ。

 このご主人には夢があった。レストラン経営と言う夢である。自費でコックを留学させていたのを知っているし、レストランの店長として、勉強を重ねていた事も知っている。その店も、今は無くなっていた。

 夢を実現させるには、努力も必要。しかし、健康も重要なのだと思う。家康が天下を取った要因の一つが「長生きだったこと。」と聞いた事がある。いくら努力を重ねても、早死にしたら無に帰してしまう。

 もう一軒の店に行ってみた。ママが覚えていてくれて、話が盛り上がった。あまり変わっていなかったのが嬉しかった。しかし、お酒の味は、ちょっとばかりセンチメンタルで苦かった。