社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

二社同時発売の苦心2。

2011年06月20日 21時28分36秒 | Weblog
二社同時発売で完全自由競争となった時…。

拡宣をこちらがやったのに、入札で負けて相手が持って行った…ということがありまして…。

ただ、この結果は…。その病院の担当者が「責任病院制」を拒否し、「完全競争」を主張したから。

「もう、あの病院で買苦戦して採用寸前まで持って行っている。」

で、入札で負けちゃった…という…。

責任病院制⇒両社の代表者が調整して、「○○病院は△△社が拡宣活動をする。●●病院は□□社が…。」と分けるやり方。だいたい期間を区切って行われます。


たまにあったのは、医薬品卸側が「責任病院制」を強要すること。

これは力を持っている医薬品卸の要求であります。


卸と言えば…。

二社が同じ卸を使っていた場合…。

これは会社の営業力+卸セールスマンとの人間関係により、どちらの薬が売れるかが決まります。

二社同時発売の苦心。

2011年06月20日 07時08分18秒 | Weblog
私も経験がありますが…。

同成分の薬剤を2社で併売するということは、相手の会社と優劣がつく…ということになります。

今まで仲のよかったMRとも、それを機に犬猿の仲になる…なんてね…。

下手をすると両社が泥仕合になりますんで…。いろいろな対策を打つわけです。


責任病院制。

両者の代表者が調整して、「○○病院は△△社が拡宣活動をする。●●病院は□□社が…。」とわけちゃうんです。

もちろん、違反行為ですよね。

MR個人としては、泥仕合をせずに済む…というメリットがありますが。逆に、代表者が取ってきた病院に納入できない場合は…。

もう大変…。


合議制。通告制

「責任病院制」と併用されますが…。地域の勉強会をするのに、相手に通告する義務を負う制度?です。

特に地元大学で治験が行われている場合、その治験をした会社が優位に立つわけです。その大学の地元地域では、治験をしなかった会社は、地域の勉強会は自粛しなければならないわけです。

だからお互いに「ここで勉強会をやってもいいか。」と問い合わせるんです。

それとか、もう勉強会をやってしまった中小病院なんか…。「もう手を出さないで。」という意思を相手会社に表すために相手側に通告することもありましたね。


完全自由競争。

これはきつかったなあ…。もう泥仕合だもん。

中には、拡宣をこちらがやったのに、入札で負けて相手が持って行った…なんてことも起きまして…。


以下次号。

ジャヌビアとグラクティブ。

2011年06月20日 06時51分35秒 | Weblog
神社参りは、18/21の予定。というのは、大雨のため、朝ウォーキングをしなかったため。

昔というか…。退院した直後は「歩かなければ…。」という強迫観念がありましたが…。今は、大雨の時や調子の悪い時は、ウォーキングを中止しています。

ただし、出来るだけ歩くという「決まり」は守っていますけどね。


「ジャヌビア錠 アマリール 併用」で検索された方がおられましたんで…。

ジャヌビア錠(シタグリプチン)は、ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)を阻害する薬なんだそうです。

ま、詳しいことはよくわかりませんが…。


注目したのは、2社が別名で発売したことでして…。

万有製薬⇒ジャヌビア錠 小野薬品工業⇒グラクティブ錠

これって売る方(医薬品営業)には厳しくて…。

というのも、相手と勝ち負けが付くんですよ。


例えば、A病院があったとして…。そこに両社が拡宣に行くわけで…。

こちらが勝てば、あちらが負けるわけで…。

そりゃあ、大変。

で、いろんな対策が取られるわけです。

この件については、次号以下で触れていくつもりです…。


なお、「ジャヌビア錠 アマリール 併用」ですが、私の母は両剤を併用しています。ジャヌビアではなくグラクティブですけど。

低血糖発作?を起こしたのは、この2剤を飲みだしてから起きました。(アマリールに追加処方の形。)

医師・薬剤師に充分な説明を受けてから服用してください。特に「シックディ」については、よく理解しておいてください。