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ふさ子のブログ

シニアの生活日記、工夫したお家ご飯、天体日記などを発信しています。
最近は、PC画を書きたいと思ってます。

火星探査機 キュリオシティのお話

2014年04月29日 11時17分34秒 | Weblog
こんにちは

 そろそろ新月で、お月様も見えなくなりました。
夜になるとオレンジ色の火星が毎日見えていますが、火星はどんな星なのか好奇心で一杯です。
その火星の探査機の名称は 「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」
 愛称が”キュリオシティ(好奇心)”と命名されて、2012.8.5地球を出発したお話です。
昨夜、BSNHK、Tv番組 ”コスミックフロント”にすっかり魅了されて、デジカメで写しました。画像はTVの画像です。

人類の夢である「地球の他にも、生物がいる?」と言う願望で数々の火星ロケットが打ち上げられました。
火星探査機の歴史

2012.8.5日NASAが火星に キュリオシティを打ち上げ、2012.8.6無事に火星に軟着陸しました。


着陸した火星の地点


地球と火星の距離は2億6千万km離れていて、地球からのキュリオシティへの指令の電波が届く時間は15分。
そして、キュリオシティからの映像が地球に届くのが15分。火星からの映像写真です。それにしても、人は凄い!


火星は、肉眼で見ても、オレンジ色の惑星ですが、地表は酸化していて、生物が居るんでしょうか?



生物が住める環境には、3つの要素が必要不可欠です。

①液体の水 ②エネルギー原 ③有機物

∴①水について
 火星には以前 水が流れていた形跡が見つかりました。地球の川の側にある小石と同じ様な石があった。

なので、川が流れていた後ではないかと思われる。

その川は、湖に流れ、湾の後を見つけ ”イエローナイフ湾”と命名されました。


∴②エネルギー原について
火星にドリルで穴を開け、内部のグレーの砂状の物質を調査した。火星の内部は酸化されていない事が判明した。

結果、地表と、深い地面の物質の差から、電池の+-と同じ様に、エネルギーを作ることが出来るとされた。


∴③最後の有機物はどうでしょうか?
大きな石を砕いて物質を分析しました。




採取した物質を沸騰させると クロロメタンが残りました。

科学者は、クロロメタンだけでは、有機物は出来ないと判断しましたが、
他の博士の意見では、他の物質もあっても、沸騰した時に、一緒に無くなってしまい、クロロメタンだけ残るのではないか?

 丁度その頃、キュリオシティの主コンピューターAに不具合が起こり、このまま役に立たないで、火星に留まってしまうのか。
その時、もうすぐ、火星と地球の間に太陽が入ってしまい、太陽風が、電波の邪魔をする環境になってしまいます。

 NASAは、決死の覚悟でコンピューターAの電源を切り、予備のコンピューターBのスイッチを入れました。

 地球の操作がキュリオシティに上手く届いて欲しいとの願望は、果たして届くのでしょうか?
その後、無事にオーストラリアで、画像が受信できました。

そして、いまでも、キュリオシティは火星探査を続けているのでしょうか

夜空を見上げた火星には、まだキュリオシティが探査していると思うと、嬉しいです




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