脳呼吸でストレス解消＆リラックス

脳の中に扁桃体という場所があるのをご存知ですか？
扁桃体とは、脳の中心の近くにあり、感情を生み出す場所だとされています。

五感から得た情報に対してそれがポジティブなことなのか
それともネガティブ（不快）なことなのかという判断を下します。

ネガティブ情報だと判断すると扁桃体には血液が流入し
コルチゾールという脳内ホルモンを分泌させます。
コルチゾールは、不安・恐怖・怒りのマイナス感情を増幅させるとされます。

さらに扁桃体はストレスに直面すると、ノルアドレナリンというホルモンも
放出します。

ノルアドレナリンは危機に対処するためのホルモンとされ
外敵に対抗し恐怖と闘う気持ちをもたせますが
過剰分泌されると高血圧や高血糖を招きます。


こうした扁桃体の働きは、人間としての生存能力を発揮するために必要ですが
コルチゾールなどのストレス系ホルモンが増えすぎると
記憶や思考まで脳の機能を低下させる恐れがあります。

さらに感情のバランスが崩れ、免疫力の低下にもつながりかねません。


スタジオでのトレーニングでは、こうした脳の働きを整える「脳呼吸」を実践しています。


脳呼吸はいわば扁桃体を整える呼吸法です。


体の中心の丹田を意識した深い呼吸で
脳に新鮮な酸素とエネルギーを供給！
脳全体をリラックスさせます。


それと同時に扁桃体を浄化し、
浄化された扁桃体に肯定的を情報を入力し
過度のストレス状態を解消していきます。

その結果、マイナスの感情であふれていた脳がスッキリし、創造的な思考回路が回復され
脳が本来の力を発揮できるようになります。