天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

徳政

2020-04-02 14:47:51 | 日記

 NHKラジオ英会話の新年度のテーマは会話の流れを極める「 tips 」集。まずは会話を単発で終わらせるのでなく、繋げていくための「and」からスタートし、次いで「 or 」。本日のキーセンテンスは「 We'd better hurry, or we'll miss the train. 」(急がないと電車に乗り遅れちゃうよ)。今の時世で行くと、「 You'd better stay at home, or you'll catch COVID-19. 」てな感じかな。この辺りまでははるか昔の受験勉強でやったので、なんとなく思い出す。しかし、この講座の先生が口を酸っぱくして言うように、英語を単語で覚えてもいざというときに使えない、その持つイメージを吸収しなければ使い物にならない。数日前に読んだ記事に、プロ野球のバリバリの大リーガーからオリックスに入団したばかりのジョーンズ外野手がインスタグラムに「グッバイ!」宣言をした、というので大騒ぎになった話があった。オープン戦などでバカすかホームランを打って、イチロー在籍時代以来の優勝を目指して期待を集めていたのに、新型コロナウイルス・パニックでいつ開幕するとも分からない状況となっているため、諦めて帰国するのではと、勘違いされた。実際は、「 Goodbye baseball 」というのは、場外に消えていく野球ボールにさよならの意味で、(ロッテとのオープン戦で)ホームランを打ったぜと誇示しただけだった。今年はこのジョーンズのオリックスと、柳田、バレンティンのソフトバンの試合を一度くらい生で見てみたいと思っているので、夏以降になっても何とか開幕にこぎ着けてほしいと願っている。
 若者向けの戦闘的な雑誌が、老人は一般人の生活に邪魔になるのでウロチョロ買いだめに出てくるなという特集をしているため、身の危険を感じて極力家に閉じこもって、しかし足腰が萎えないよう、室内運動に取り組んでいる。パンを焼いたり、カレーを温めたり、レンジを待つ間には、四股を踏む。野球部にいた少年時代から下半身の鍛錬に取り入れていたけれど、数年前に変形性膝関節症で七転八倒したため、役に立たなかったと一度は捨てた。しかし、リハビリの先生の指導で足腰の筋力アップをやっているうちに、正しくやれば四股が一番いいことに気付いた。従来は腰を下ろすとき、股関節の柔軟さを意識して、脚の開き幅を広めに取って、頭と尻を垂直に下ろすようにしていたけれど、今は足首と膝までを垂直に守り、尻を突き出す姿勢を取るようにしている。そして四股は、支える脚を足首から頭まで一直線を保ち、振り上げる脚を従来より前気味にし、胸を張って突き出す意識にしている。以前は足をできるだけ高く上げたいため、支える脚が左右斜めに傾いていた。これが膝に不自然な圧力を加えていたのではないかと自己診断している。もう一つの室内運動は、本を読むか田中みな実の写真集を見ながら例のルーティン運動のほか、ピンポンの壁打ちを繰り返す。フォア、バックからあらゆる角度の回転を掛けられるよう取り組んでいる。早く実践で試してみたいし、今月中旬から町の体育館が再開すると連絡があったけれど、マスク2枚の配布以上に当てにならないと思う。
 世界に冠たる我が国の棟梁様が国民どもにマスク2枚を施してやると胸を張られたのを、下種野郎どもがひれ伏して喜ぶどころか、「たった?」と不審な顔をするものだから、取り巻きの茶坊主が慌てて「首相官邸ホームページを見なせい」とお触書を見るよう咎めだした。見る振りをすると、マスクを何十億枚と作るようにしたから安心しろと言いたいらしい。困っているなら金も貸してやるぞ、と恩着せがましく宣っているそうだけれど、近代の御代に待たなくても、中世でも徳政令というのは借金棒引きをした。こんな灰神楽が立っているのに何を寝惚けたことを言っておられるのやら、将軍様。電機メーカーにマスクを作らせたり、信用保証協会の紐付き融資を進めたり、大奥に控えている経済産業省絡みの対策ばかりで、まったく切れがない。感染がどんどん広がり、死者も不気味に増えだしているのに、対策のスピードといい内容といい、「too little,  too late 」(今更そんな小出しではどうにもなならい)そのもの。ひょっとして、公文書書き換えや隠滅、司法介入から、口を割りそうな役人の島流しの挙句に、自殺者まで出る始末に、1省を除きお役所がサボタージュしだしているのではないか。万一、彼らがもう疲れましたから御免蒙りたい、総理と副総理のリーダーシップでおやりくださいと言い出せば、想像しただけで良い知恵が出るはずがない。うーん、どん詰まってきたな。

卯の花の
ひとを蕩かす
薫りかな
からだ目覚めて
あたま物憂く



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