天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

向日葵

2019-07-11 14:35:01 | 日記
錦織圭、ベスト4進出ならず残念。フェデラーのシングル・バックハンドの見事さに見惚れてしまった。第3セットだったか、錦織がフェデラーの右隅コート深くにクロスを打ち込んで態勢を崩させた後、返ってきた球を左隅にバシッと決めようとしたのを、素早く端から端までダッシュしてバックハンドでダウン・ザ・ラインにカウンターショットを決めたフェデラーの神技には、感動で震えた。私がかつて職場でよく「年寄りはすっ込んでいろ!」と言われたセリフをTV画面に言ってやろうと待っていたけれど、このプレーを見て飲み込んだ。そのゲームを錦織はキープしたものの、その衰えを知らないフェデラーの闘う力を見せつけられ、今日は負けたなと思った。
もっと嫌なものを見たのは、イラン革命防衛隊がホルムズ海峡でイギリスのタンカーを拿捕しようとして、英軍艦に警告され、未遂で引き揚げたというニュースである。先にイランのタンカーが英艦船に拿捕されたときに報復を予告していたけれど、実際に実行しようとしたことは、イランは既に戦闘モードに入っているということなのか。自ら仕掛けるほど四囲の軍事バランスに恵まれている状況には100%ないので、そういう冒険的行動に出るのは、譲歩しようがしまいが戦争が不可避との軍事情報を入手済みなのかもしれない。米軍がホルムズ海峡防衛のための関係国軍事同盟結成の準備を進め、イランの挑発に対しイスラエルのネタニヤフ首相が米最新鋭F-35戦闘機の配備を背景にいつでもイランを空爆できると宣告するなど、一触即発を漂わせる様相になっている。身近な出来事であっても、韓国外相が日本の戦略物資輸出規制強化に対しポンぺオ米国務長官に大変だ、大変だとご注進したしたことなど小さく見えてしまう。
小さいと言えば、炎鵬と照強の昨日の対戦は技の出し合いを期待したのに、軽い方の炎鵬があっという間に突き出され、全く妙味が無かった。本物の戦いは、火蓋が切られる間もなく、寸殺されることがあるのか。スポーツでなく、国と国の場合は傷跡も大きいどころか、瀕死ということもあるだろう。大英帝国の人事ルールを主張していても、トランプ大統領をけちょんけちょんに貶したダロック駐米大使が最後は辞任する羽目になったのも、力の強い者の言うことが通る世の習い、とは切ない。人は常に太陽の様子を窺う向日葵でなければならない。でも、大輪のヒマワリの花言葉は「偽りの愛」「ニセ金持ち」だとか。

理を盾に 頑ななりき 宮づかへ
つひに失せたり わが居場所はも



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