一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

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エンジンのキットの組み込み。。。5

2019年08月12日 | よんみに

 

 

 

調整、その2の続きです。。。

 

 

 

 

 

 

 

バルブタイミングの調整、、、

 

 

エンジンにタイミングホイールとダイヤルゲージを取り付けて、、、

 

 

 

 

クランクを手でゆっくり回転させ、、、カムシャフトが動くのを見ながら、、、計測をします。。。

 

 

ですがその前に、、、

 

 

タイミングホイールの正確な取り付けの為に、、、

 

 

 

 

ヨシムラさんのスペシャルツールを使ってクランクの位置とタイミングホイールの位置のずれを補正します。。。

 

 

このスペシャルツールを使うと簡単に正確にタイミングホイールの位置修正が出来ます。。。ダイヤルゲージをプラグホールに入れて計測しても出来ますけどね。。

 

 

通常は、、、クランクの位置、上死点を知るにはフライホイールのTマークとクランクケースの合わせマークが合っているのを見ますが、、、バルタイの調整ではそれだけでは誤差が出るので、、、正確に調べてタイミングホイールを取り付けいたします。

 

 

 

 

 

 

タイミングホイールの正確な取り付けが出来たら、、、

 

 

 

 

バルタイの計測です。。。

 

 

 

 

 

クランクシャフトをゆっくりと回転させて、、、

 

 

カムシャフトの山がロッカーアームを押し上げ、、、バルブが開き始めて、、、1mmバルブが開いた時のクランクの角度を読み取ります。。。

 

 

その計測の為にダイヤルゲージをリテーナーにセットします。。。

 

 

そしてカムシャフトは更に回転させると、、、バルブは閉じていきます。。。その閉じる手前、、、まだ1mm開いている時のクランクシャフトの角度も読み取ります。。。

 

 

 

 

この1mmバルブが開いて、、、あと1mmでバルブが閉じるこの角度が、、、作用角。。。

 

 

で、、、作用角の1/2の角度が、、、ロブセンター、、、というんだそうです。。。

 

 

 

 

 

実際にダイヤルゲージとタイミングホイールで作用角を調べ、、、作用角から計算したロブセンターと、、、カムの仕様書のロブセンターとを合わせるのが、、、基本のバルブタイミングの調整になります。。。

 

 

 

 

 

 

 

バルブタイミングって、、、ノーマルのカムスプロケットの場合ですと、、、

 

 

 

 

 

この〇印を目印にカムチェーンをかけてセットするのですが、、、

 

 

作用角とリフト量が大きいカムシャフトを組み込む場合には、、、

 

 

この様な、、、

 

 

 

 

ボルト穴が長穴になっているスプロケットで、、、

 

 

 

 

計測し、、、

 

 

合わなければボルトを緩めてスプロケットをずらし、タイミングを進めたり遅らせたり、、、そして再度計測し、、、

 

 

という作業を、、、普通は何回かで決まるのですが、、、

 

 

ひさしぶりです、、、なかなか決まりません。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

バルブタイミングの調整とは、、、

 

 

仕様書通りのロブセンターに調整する。。。

 

 

という作業です。。。

 

 

 

 

 

ここまでヨシムラさんのキットの取付説明書では要求しています。。。

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

調整その1の バルブクリアランスの調整では、、、

 

 

IN EX共に0.13mmプラスマイナス0.05mmが指定のクリアランスで、、、0.13mmに調整しましたが、、、プラスマイナスの0.05mmまでOKのずれの範囲で調整した場合、、、作用角に変化がでますね。。。

 

 

マイナス0.05mmの0.08mmの場合の作用角、、、バルブの開いている角度は大きくなるって事ですね。。。

 

 

という事は、、、エンジンの性能にも違いが出るのかな???

 

 

そんないろいろを考えながらの作業です。。。

 

 

エンジンの面白い部分ですね。。。

 

 

 

 

 

コメント
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