今日はとっても良いお天気。
今日は私の産後の健診に行ってきました。
なんと、家から出たのは二週間前の検診以来ですが、自分では、一か月以上車の運転をしていなかった!ちょっと緊張しましたが、ちゃんと無事に行って帰って来られました。
産科の検査が怖くて(開腹手術の方が恐怖感はずっと薄かったくらい)、慣れるまで、獣医さんに連れて行かれる怖がり犬のごとく怖がっていたので、普通の患者さんよりも手がかかる患者。押さえて頂いたり手を握って頂いたり、励まして頂いたり…先生やスタッフの皆さまにはとってもご迷惑をおかけしたことと思いますが…本当に良い先生、助産師さんも看護師さんも受付の方とか、皆様…。お陰様で無事に今日まで来られましたが、今日の検診でとりあえず通院は終わり。ってなると、妙に寂しかった私です。
本当に、良い病院で、良かったです。感謝感謝です。
何度もこのブログに書いていますが、医療関係の方って、人間的にもすごく素晴らしい方が多くて…ちょっとのミスが命に係わるようなお仕事をしているのに、いつも笑顔で、そんな方々と関わるたびに、自分はまだまだだなあ、って、思うのでした。
そうそう、今回、初めての切腹!をしました。今までの手術経験と言えば、親知らずの摘出とか、皮膚科くらいのものです。切腹はそれに比べたら大手術。
腹を割って話せる、のは大切ですが、実際腹を割ってみる機会なんてなかなか無いので、良い経験です。ちょっと怖かったですが、わくわくもあり。
痛みは、そんなでもない、というか、ちゃんとコントロールして下さるので、自然分娩の方の方が産後も辛いのではないか?と、思ったくらいで、痛み止めが抜けても、私は大丈夫でした。すぐに普通に歩けましたし。(←あまりにも普通に歩き過ぎたらしく、びっくりされた)座ったり立ったり屈んだり、という動きは辛かったですが、あとはさほどでもなく。
さて、手術室の中ではどんなことが起こっているか?
私にとっては人生で何回かあるかないかの大イベントですが、お医者さんや医療スタッフの方々にとっては日常的なこと。その辺、どんな感じなんだろうなあ、というのはひそかにとても楽しみにしていました。
演奏家の人ってコンサートのたびに打ち上げで飲み会してるんですよね?って聞かれることよくありますが、全然そんなことないし。それとは全然違いますが、非日常と日常の違いがどんなかな?って思ってました。
いろいろ準備はありましたが、普通に歩いて手術室に入り、麻酔をかけました。麻酔医の先生がちゃんといらっしゃいました。これが20分くらいかかりました。全身麻酔では無かったので、私は意識も普通にありました。背中に麻酔を入れるのが痛いという話もありましたが、私は大丈夫でした。先生やスタッフさんたち、和気藹々とお話して、とてもアットホームは感じです。
いろんな会話の中でこんな発言が。
「ゴミ捨てはステテコで行っちゃうよ」
…
もう、私の頭の中は、それ以来、
ステテコで捨ててこー。ステテコで捨ててこー。
というのが頭の中で回ってしまいました。手術中ずっとそれが。
麻酔をかけたら、麻酔が効いたかどうか、確認をするらしい。
「これ、痛いですか?」
…私は、何でも、しっかりよく考えてから結論を出したい慎重な人です。なので、ちゃんと考えました。痛かっただろうか?今のは痛いと言うのか?うーん、どうだろう?
と、考えていたら、
「そこ、考え込むとこじゃないから」
と言われ。おおお、なるほど、そうか。
「考え込むくらいなら痛くないんだよ」
おおお、なるほど!!
じゃ、始めます!
と、俄かにいろいろ始まった気配があり、本当にあっという間に赤子が登場しました。すごい!
麻酔も切腹もすごい。医学もすごい。
ちょっと前に手術をなさった生徒さんとお話していたら、偶然にも同じクリニックだったことが判明。
手術する時って先生方とってもかっこいいですよ!チームプレーって感じで!ドラマみたい!先生も安心して受けて下さい!何も心配無いですから!
と、仰っていました。
本当に、かっこよかったです!!
でも、私の頭の中は、ステテコで、捨ててこー。でしたが(^^♪
さて、コロナがどんどん大変なことになっていますね。
周りでも、感染したり、濃厚接触者になったりという話を多く聞くようになりました。もう、本当にその辺にいるのですね、コロナウィルス。
本当に気を付けましょう。
明日も良い日になりますように☆