昨日は、ソロコンの小学校、高校の部。
同じ日に勝田マラソン!!交通規制ど真ん中の東海文化センター。大丈夫なのかなあ、と、私は心配でしたが、みんなちゃんと来られたみたいです。もし知らなくて、えっ?!会場に着けない!なんていうのは心臓に悪い。みんな、ちゃんと対策したのですね。
完全に交通規制のルート内の文化センターに入るには、迂回路は5か所しか無いそうです。
しかも、本っ当に分かりにくい、住宅街の中の細い道の先の細いトンネルとか、そういう場所ばかり。
大会の分厚いマニュアルには書いてあるけど、交通規制の地図などには載せられていないし、交通整理している方々すらほとんど知らないという噂。
やっぱり、周辺住民は、こういう時に備えてヘリを準備しておいた方が良さそうですね。うんうん。
交通規制後に生徒さんが出演だったので、行ってきました。
生徒さんも、他の出演者の皆さんも、とてもがんばっていました。
体調不良?や、濃厚接触者、などで、当日会場に来られない出演者もいて、そういう方は、録音による審査、になっていました。
普通通りに名前や学校名などアナウンスされて、ステージが明るくなり、誰もいないけど、録音がホールに流れて、終わったら拍手が起きる、って、初めての感じで。あるコンテストの作曲部門はそうなんだよ、って聞いたことがありますが、なんだか不思議な感じ。
でも、このご時世。今までならば、体調不良で不参加は棄権しかありませんでした。また、無理して、熱があるのに演奏する、なんて人も、別に珍しくありませんでした。でも、今そんなことしたら大問題だし。もちろん、ちゃんと会場でステージに立って、っていうのは大切だけど、録音でも審査してもらえる、っていうのは、とても良いことだと思いました。
一人4分、っていう短い時間でしたが、この4分に、みんな、とてつもないエネルギーと時間をかけて臨んでいることがよく伝わってきました。
昨日も一昨日も、出演される生徒さんのお父様お母様の近くの席で本番を聴いたのですが、私ですら生徒さんの出番はドキドキするのに、親御さんは本当に、祈るような、ものすごくドキドキなんだろうな、それとも、やっぱりこんな大舞台に娘さんが立つのは嬉しいことなのかな、とか、いろいろ考えていました。
私が高校生でソロコンに出た時は、親聴きに来なくて良い派だったので、来なくていいからねー、って、電車で一人で行きました。発表会とかも。
あれは、お父さん、お母さん、聴きに来てね!って言うのが親孝行だったのだろうか?
なんて、今更ながら、思ってみたりする(笑)そういえば、コンテストや発表会に、親御さん来てない子って、いないなあ(笑)
毎年無伴奏で出ていたので、本当に、何の気を遣うこともなく、本当に気楽に、楽譜すら持たない人なので、楽器だけ持って会場に向かってました。なんか、良いですね。大学生の時なんかかなり神経質だった気がしますが、高校の時は、何も考えてなかった感がある。本番中荷物どうするんだよ、とか。思いもしなかった(笑)
ですが、
高校1年の時は、会場に家が近いから、っていう先輩が、駅まで迎えに来てくれて、あ、高校生だから徒歩ですけど、会場まで一緒に行き、結果が出るまで一緒にいてくれて、駅まで送って下さいました。
高校2年の時は、別の先輩が会場で待っててくれて、(というか、聴きに来たけどこうやを待ってたら多分付き添い分のタダ券もらえるな、ってことで(笑))結局最後まで一緒にいて下さいました。
二年とも、一緒にいて下さって助かったし、ありがたかった!って、思います。
が、何年も経ってから、もう、社会人になってから、他の高校で吹奏楽やってた方と仕事で一緒になった時、
「年上の男の人をとっかえひっかえしてた人だよね?」
と言われました。
…え?何が???誰が?!?!え、ちょっと意味がわからない。
と、聞いてみると、ソロコンテストの時、毎年違う男の人と一緒にいたから、とのことらしい。
うちの学校ではそういう噂だったよ、と。
え??何でそうなるんだ?!普通に部の先輩ではないですか!
何だ、その、私の知らない私(笑)なんかかっこいいけど。
しかし、このコンテストが、私がフルートを吹いて行くことになったきっかけの一つになってくれたことは確かです。
当時は予選から生演奏だったし、完全に5分以内に収めないと失格でした。
1年目、予選は幸い1位通過でしたが、私のタイムは、まさかの4分59秒。
タイムキーパーしていた顧問の先生にとても怒られました。
時間計ったことなんてなかった(*^_^*)なんて楽天的だったんだろうあの頃の私。
あの時、演奏があと1秒長くなっていたら…予選で失格していたら…
今の私は全く違うことをしていたと思います。
今は、ソロコンも本当に本当にレベルが上がっていて、どっかにコードついてて電動で動いてるんじゃないかと思ったりするくらい技術もすごいし、みんな本当に上手です。年々レベルが上がっていて、こんなに上手になって、一体どこまで行くんだ?!って、毎年ひええええ、と、思っています。
そんな中、堂々とステージで演奏した、生徒さんたち、私は個人的に、超かわいいです。
学生さんは忙しい!でも、本番に向けて一生懸命がんばって。目標があるとどんどん上手になるんだなあ。
みんな、とても良い経験をしたと思います。
生徒さんのお父様、お母様には、今夜はおいしいもの食べさせてあげて下さいね!ってお願いしましたが、お父様、お母様も、この日の本番に向け、たくさんサポートし、応援なさっていたので、本当に、ご家族みんな、お疲れ様でした!
これからも、楽しく、がんばって行こう!