ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ

YYプロジェクトのアイディア審査会

2008-08-30 22:16:24 | 街づくり

更に追記-お忙しくて更新が遅れていたらしい「うち研 -Utchi Lab-」ブログに、2008-08-31 ワイワイプロジェクト審査会 として記事が出ました。私のこの記事にもリンクしていただきました、ありがとうございます。2008.09.07

追記です-ヤオロク ブログに20080901YYプロジェクト事業審査会が写真入りで出ています。このブロガーさんは県庁の広報担当さん?

2008年8月30日 19時22分更新 NHK山梨のニュースによると、YYプロジェクトのアイディア審査会が開催されたようです。このアイディア募集については、YYプロジェクトがアイディア募集中(2008.06.23)で書いていました。最初は2008年5月31日のYYプロジェクトと甲府市新庁舎でした。
山梨学院大学のYYプロジェクトブログで、2008.08.28 記事としてこの審査会の開催が広報されていました。山梨県社会教育課から推進委員会の様子は時々みていたのですが、このブログも巡回先に追加します。
そう言えば山梨県社会教育課は新県立図書館も担当でした。高度情報化拠点整備はICT活用に直結して甲府市だけでなく山梨県の活性化を結びつく事をお祈りしたいと思います。後追い記事ってブログネタとしては面白くないですよね(^o^)

以下、NHK記事ですがとりあえず引用させていただきます、上記ブログにあるように会場は山梨県立大学 サテライト教室で、13:00 からだったようです。審査委員には副知事や教育長などとのことですが、甲府市関係者はどなただったのか、甲府市中心市街地活性化協議会や委員会のメンバーはどなたが参画されたのか、明日以後の公式サイトや報道などを待ちましょう。尚、以下強調部分は編者によります。

活性化に若者のアイディア
 空洞化が進む甲府市の中心市街地の活性化に向けて大学生たちがアイデアを競う審査会が甲府市で開かれました。
 これは大学生などが若者の視点や考えを取り入れて中心市街地を盛り上げようという取り組み「YYプロジェクト」の一環として開かれたものです。
 30日は公募で集まった36件のアイデアのうち1次審査を通過した12件の審査会が甲府市で行われ大学生たちがそれぞれのアイデアを発表しました。
 なかには▼甲府市を昭和の雰囲気が漂うまちにすることで、お年寄りにとっては懐かしく、若い人たちには目新しく感じられ世代間の結びつきが強くなるというアイデアや、▼空洞化がすすむ商店街で空き店舗のシャッターに絵を描き、地元のミュージシャンが演奏することで目と耳で楽しむまちづくりができるというアイデアが出されました。
 発表した大学生たちは審査員から「どのくらい費用がかかるのか」や「地元の賛同を得られるのか」といった質問に答えていました。
 今回審査されたアイデアのうち、高く評価されたものは甲府市の中心商店街で実際の取り組みを始めることにしています。

高度情報化拠点整備、甲府駅北口

2008-08-30 14:02:03 | 産業・社会

知事記者会見(平成20年8月26日)記録が公開されたので読みました。
新県立図書館の方は別にして、高度情報化拠点整備について記者会見記事から感じた事をメモしておきます。

20080826a
 概要のPDFファイルから施設の内容の部分ですが、記者質問にあるように、「山本前知事が掲げていた新学習拠点では図書館と生涯学習拠点を一体化して北口に整備するという内容」が、「PFIの場合には、図書館というような一般県民が利用する施設について、30年という長い期間にわたって特定の民間事業者に運営を任せるということになりますので、それについては不安があるということから、白紙にして再検討」したと知事は答えています。一方、「県庁施設を耐震化していく中で、現在ある生涯学習センターの建物は撤去せざるを得ない。」、「生涯学習センターとあわせて、大学コンソーシアムというものを大学関係者が強く希望」しているなどの点を合わせて、「さらに、民間の活力を活用しながら、情報発信拠点ということで、情報通信産業の誘致をする受け皿としての部分の施設も整備をして、全体として本県の情報の拠点として整備をしていく」という主旨を述べています。

20080826b
 同じく概要PDFファイルから取り出しておきますが、施設の配置は図のようになります。

西南角の部分は相互タクシー社の営業所ビルでしたが既に取り壊されて、商業ビル建設予定としてテナント募集の看板が設置されています。

高度情報化拠点の整備事業について知事は以下のように記者質問に答えています。

(知事)
 2つのルートがありまして、ひとつはコンペによって整備事業者を決めていくのですけれども、決めるにあたっては、整備事業者の方において誘致してくる情報通信関連産業でこういうものを入れますと提案してきてもらうという意味で、提案をする整備事業者も具体的にこの施設に入る情報通信事業者を集めてこなくてはならない、ということがひとつあります。
 同時に県の方としても情報通信産業を積極的に誘致したいと考えておりまして、この北口に限らず、山梨県への情報通信産業の誘致にために、東京をはじめとする各地のそういった企業にアプローチをしているところであります。従ってそういう中で県が誘致をしてくる中で、北口にそういう施設があるならそこに入りたいという企業もいるかも知れません。そういうときには、民間の提案をしようとする整備事業者に、こういう情報がありますよということは、公平にお伝えをする。それを参考にしながら、よりよい提案を出してきてもらう。ということになると思います。
 それから県独自の情報通信企業の誘致の進展の状況ということでありますが、かなりの件数の企業に対して誘致活動をしていますけれども、今の段階でまだ具体的にこういうものが決まりましたと申し上げられるものはありません。

上図施設の概要にある「先端企業」、これがポイントだったわけですが、これだけテンコ盛り雑居ビルの構造はかなり複雑で大規模なものになるのかと素人ながら感じました。この北口県有地の姿と「アークヒルズ」、「アーク森ビル」の姿がダブります。フロアーを分けて直行するエレベーターがあるとか、先端企業のフロアーはIDカードで認証するゲートがあるとか、セキュリティ対策も必要です。隣接予定の商業ビルまで巻き込んだコンセプトの再開発にしないと景観の問題も出てきそうに感じました。駐車場はアークヒルズのように建物を連絡する地下駐車場だけにして、車寄せだけが地上にある構造が良さそうです。車寄せも地下駐車場にあるともっと素晴らしい、全ての空間は緑豊かな甲府駅前!!(車寄せが有料地下駐車場にあっても出入口では一定時間内は通り抜け無料化できます。出入口にゲートが無いと車寄せが無法駐車に占有されてしまう、スモークガラスの黒塗り高級車とか、なにしろ駅前ですから)

知事が述べておられるように、建設事業者と先端企業のビル施設に対する考え方の擦り合わせは必要と思います。フロアー区分をどうするかという事から始まるでしょう。PDFファイルの詳細な方を図書館と合わせて読んでみたいと思います。とりあえず概要から感じた事だけメモしておきました。