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仙台市、放射性廃棄物の試験焼却受け入れ

2016-12-14 17:18:22 | 原発震災

懐かしい話が(などと不謹慎ですが)再発していたようです。
仙台市への要望 - 脱原発仙台市民会議

宮城県県内市町村リンク集(後で役に立つ)
◇ 「防災・環境都市」仙台市市長記者会見 2016年度(平成28年度)一覧 から抜き出しておきます。同じページに関連質問がありますが引用は省略します。

質疑応答の概要(平成28年10月24日)
(1)宮城県が8000ベクレル以下の放射性物質汚染廃棄物の一斉焼却処理を行う方針を固めたとのことだが、仙台市としてどのように対応していく予定か
 知事からは、県または国が行っている廃棄物の放射能濃度の調査、実態把握を踏まえて、この秋には全首長が集まっての会合を開く段取りで考えているということを、夏前に聞いていました。事務方にも11月3日に開催したいという連絡があったと報告を受けています。まずは実態をご報告いただくことと、実態を踏まえて今後についてどう県がお考えになっているかは、当日県から提示があるという話を聞いています。まずは県の話を伺ってみないと、今の段階では特に判断できる材料はないという状況です。

発表項目以外の質疑応答の概要(平成28年11月2日)
(5)宮城県が示している放射性物質汚染廃棄物の一斉焼却の方針についてどのように考えているか
 廃棄物が非常に多い地域とほとんどない地域と、自治体によって差があるわけですが、市町村長会議の基本的な考え方として共有してきたと私が考えているのは、自分のところにないからといってこの問題に関係がないという立場で会議に参加することがないようにということです。これを崩したのでは全首長が集まって話をする意味合いはないということで、われわれはずっと臨んできたと思っています。
 今回も5年7カ月が過ぎた現時点における実際の状況は、おそらく3日に国と県から報告があると思いますが、その結果、実際に保有する量によって自治体の関わりが違うということではなく、県内自治体として共通の解決しなければならない課題という認識で会議に臨むことが大原則だと思っています。私としては、そのことを基本に、まずは県と国からの実態の報告と、恐らく明日示される県の今後の進め方に対するお考えを伺っていきたいと思っています。

質疑応答の概要(平成28年11月15日)
(5)11月3日の市町村長会議で宮城県から基準値以下の放射能汚染廃棄物の焼却処理について提案がなされたが、仙台市としては今後どのように進めていく予定か伺う
 会議の時に知事からご提案があり、各市町村から焼却以外の方法をとるべき、もしくは焼却以外の方法も視野に入れてという部分についていろいろとお声がありましたが、試験的な焼却についてのご異論はなかったと受け止めていました。
 仙台市としても、ご提案についてしっかりと検討していく必要があると思っていますが、試験焼却といっても概要はきわめて漠としています。廃棄物といってもいろいろな種類がありますので、どこからどういう形のものをどんな形で運んで試験焼却を行うのか。また、一定の水準に合わせて進んでいきたいという県のお話でしたが、それはどういう量、形のものになるのかといった確認も含め、情報収集に当たりながら県と実務的な情報交換を行っている段階です。

発表項目以外の質疑応答の概要(平成28年11月30日)
(29)国の基準以下の放射性物質汚染廃棄物の試験焼却について一部の市民から反対の声も出ているが、どのように受け止めているか
 ご要請もいただいており、内容も把握しています。放射性廃棄物ですので、ご心配の方が多くなるだろうとは思っています。われわれとしては、国が定めた基準の中でしっかり管理して行っていくものであることをご説明しつつ、具体にどう進められるのかその手順や対象の量、搬入の時期など具体の計画について、ご理解をいただけるように丁寧な情報発信をしていく、また丁寧なご説明をしていくということに尽きると思います。

ネットからメール情報が入ったので、とりあえず仙台市だけチェックしましたが、年末で忙しいので年が明けてから時間があれば国政、県政の状況を確認しておこうと思います。ソースがあるはずの組織は分かっているので、彼等がどんな情報を発信しているかの確認、それで実相は見えてくるでしょう。

このブログ書きながらナガラテレビでニュースを聞いていたらオスプレイ事故があったとのことで、gooニュースを開いたら・・在沖縄米軍トップ「県民に謝罪」(読売新聞配信 16:50)

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の輸送機オスプレイが沖縄県名護市沖で不時着した事故を受け、在沖縄米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官(中将)は14日、同県 北中城 ( きたなかぐすく ) 村のキャンプ 瑞慶覧 ( ずけらん ) で記者会見し、「県民に謝罪したい」と述べた。  ニコルソン氏は事故原因について「空中給油訓練中、給油ホースが切れてプロペラに当たり、飛行が不安定になった」と説明。「事故を起こし、大変遺憾だ」とした。

やれやれ、ニッポンが壊れていく歴史のその場にいる自分を幸運と言うべきか・・・原発、リニア、TPPに加えてカジノ、そしてオスプレイが想定内の事故・・・想定内であることが哀しい・・・