ICT工夫

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リニア新幹線事業による山梨県内公共施設移転の状況が発表と

2016-12-28 21:59:54 | リニア中央新幹線

なんと、御用納めの日に NHK山梨 を通じて 山梨県庁リニア推進課が広報しました。2016年12月28日 10時56分

「県はリニア中央新幹線の建設工事に伴って、移転が必要となる公園などの公共施設が十数件に上るという見通しを示しました。」

2013年9月のJR東海環境影響評価準備書にも2014年8月の評価書補正版でも、「4-2 地域特性(社会的状況)(5) 学校、病院その他の環境の保全についての配慮が特に必要な施設の配置の状況及び住宅の配置の概況」 として施設一覧と路線図とが公表されていました。
施設名称、住所から地域の方々はそれが何処かはご存じでしたでしょう。
甲府市では中道北小学校の移転計画が甲府市教育委員会の独断専行で決定したことは、このブログでも街づくりカテゴリーの記事にしました。教育委員が専門外の街づくりまで踏まえた移転計画を立てたことには驚きましたが・・・

2016年12月21日には リニア建設工事で地元企業の活用を要請する協議会が設立されたこともNHKを通じて流されました。この協議会には地域経済団体だけではなく自治体も参加しているとのことで、私は訝しく思っていました。「談合やまなし」公認団体みたいでしょ・・・
リニア推進しかやらない山梨県政が公共施設移転問題を県民に知らせることにした、なるほど、これで二つの情報が結びつきました。
山梨県リニア交通局リニア推進課 からは今回の公式発表に加えて今後の公共施設移転事業の経過が逐次広報されることになって欲しいと思います。
リニア事業の情報不足はJR東海に叩きつけるだけでは問題は解決しないのです。
 街づくりの成果を上げるには情報共有こそが大切です、公共施設移転問題もその一つですから、このブログのカテゴリーは「街づくり」

さて、2017年は天国から地獄に転ずる、豊洲の二の舞、三の舞を山梨県が踊るのでしょうか。