<速報> 7/23関東地方小委員会でBルートを了承(2014.07.24 中部横断道 八ヶ岳南麓 新ルート沿線住民の会) として委員会傍聴報告があります。委員としての資質が問われるような審議の中味だったらしい。
7月24日には 『審議は北杜市にインターネット中継された』という報道記事がでていました。
ネット中継と言っても議会中継などとは異なり、北杜市施設に固定されたIPアドレスからだけアクセスできる方法が使われたのでしょう。だから国土交通省の広報ページにも中継ページのアドレスは記載できなかったのだと分かりました。これがユビキタス・ジャパンを標榜する日本国行政の本性でしょう。秘密保護法を欲しがるわけだ。【2014.07.25 追記】
◇ 国土交通省関東地方整備局-社会資本整備審議会-道路分科会-関東地方小委員会 2014年7月23日の議事録は後日このページで掲載されるでしょう
社会資本整備審議会 道路分科会 関東地方小委員会開催結果(平成26年度) -- 平成26年度第2回議事概要(PDFファイル 127 KB)(このPDFファイル作成日は 2014.10.06、議事録ファイル 256 KB 作成日は 2015.11.30 でダウンロードしました)
社会資本整備審議会 道路分科会 関東地方小委員会(平成26年度第2回)の開催について
議事(予定):計画段階評価について 中部横断自動車道(長坂~八千穂)
開催日時:平成26年7月23日(水) 19時30分~21時00分(予定)
※一般の方で傍聴を希望される方は、九段第3合同庁舎及び、北杜市須玉ふれあい館ホールで傍聴が可能です。
この事案の経緯については、国土交通大臣中原政務官へ抗議文を提出しました。(2014年7月14日) に詳しいです、私もこの問題はどこかで読みました・・・官僚がおいしいことを言ったらそれに乗ってしまう地域行政というのも奇妙なものです。中心市街地活性化事業やリニアも、その繰り返しで進んできたのだろうと思います。
東京九段での会議中継を北杜市の此処だけで視聴できるというのは、どういうシステムを使うのか、それにも興味津々ですが。
そういう公開が可能ならネットで全国発信すれば良い。八ッ場ダム関連とか、福一関連とか、応用できる会議は各省庁に多数あるだろう。
手元を探してみたらNHK山梨のニュース記事をメモしていたので下に記録しておきます。7月7日の報道で事実を伝えているだけの記事。リンクは切れている。
山梨県の横内知事は、長野県の阿部知事や関係する市町村長などおよそ10人で、国土交通省の中原八一政務官を訪ねました。
中部横断自動車道は静岡、山梨、長野を結ぶ全長132キロの高速道路で、このうち北杜市と長野県佐久穂町を結ぶ34キロの区間の建設が計画されています。
この区間を巡っては、国のワーキンググループが去年6月、八ヶ岳南麓を通るルート案を示しましたが、一部の住民から景観や自然環境に悪影響が出るおそれがあるなどと反対意見が出されています。
横内知事らは、▽ワーキンググループが示したルート案に決定することや、▽決定後は、環境影響評価を行い速やかに整備計画区間に格上げすることなどを要望しました。
これに対し、中原政務官は、「ワーキンググループが示したルート案でまとめる環境が整ってきている」として今月中に、国土交通省の地方小委員会を開いて八ヶ岳南麓を通るルート案でとりまとめる考えを示しました。
横内知事は、「ルート決定が大きく前進したと受け止めている。反対する住民にもていねいに説明したい」と話していました。
2014.07.10 山梨中部横断道、Bルートの決定、北杜市のリスク大きい は関連記事です。この時に知事たちと国土交通省官僚との話についても知ったのでした。それでこういう議論・議事録しか残せない人々が進める事業の実相をしっかり見ておく意味で記録に残したのです。歴史を刻んでいる自覚、無自覚。