2018年7月20日に沿線住民の会の意見記事が確認できたので、7月17日に予稿を書いていたブログ記事を公開します。
この件は 中部横断自動車道 八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会 が発信している情報からこの事業の問題点を理解できます。
◇ 長野県区間1㎞ルート帯案に同意/沿線町村に説明会/中部横断道の計画調整会議(建設通信新聞 2018-07-13)
以下、報道記事から要約しておきます。
ICの概略位置は、前回会合で小海町、南牧村海ノ口付近、南牧村野辺山付近の3カ所設置を基本とすることを確認しており、今回は地図に落とした概略位置案を示したそうです。
環境影響評価配慮書の手続きは終了しているので、環境影響評価方法書の手続きに早期着手するよう求める意見が上がり、阿部守一長野県知事は、「環境アセスメント調査を進めるための大きな一歩。長野県としても、1日も早い全線開通に向けて、国土交通省や山梨県、沿線自治体と連携し、地域の合意形成などに積極的に取り組む」とのコメントを出したとのこと。
◇ 2018年7月20日 中部横断道 国交省が審議資料の改ざんを放置し、長野側1キロ帯案を発表!(中部横断自動車道 八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会)
沿線住民の会から指摘されている色々な事を問題ありと認識するか、何も問題では無く地域活性化には当然の施策だと考えるかは、読者個々人に託されます。それはリニア中央新幹線事業でも原発再稼働でも、その他諸々、全てに通じる事です・・・明確な情報を確認し利点も問題も理解した上でなら・・・ということ、そして有権者誰でも意見表明のチャンスは議員選挙の一票。
私はこのブログで カテゴリー「中部横断道」 を設定して記事を書いています。最近は山梨~静岡区間の工事情報になっていますが、今回の記事は山梨~長野区間(北杜市~佐久市)の事業です。
2017年5月の記事 中部横断道の現況報告会@北杜市 5月20日 がこの北部区間について書いた記事で、関係先へのリンクなども設定していました。
例によって山梨県行政側からの情報発信や内容が弱いと思っています。
2017年7月の前回会合で確認した1㎞ルート帯の考え方に加え、4月に寄せられた南牧村の要望を踏まえた1㎞ルート帯案を提示。国道141号と併走するルートとし、3㎞ルート帯に含まれていた南牧保育園や南牧北小学校などは配慮するよう求める南牧村の要望を踏まえて1㎞ルート帯に入れなかった。ICの概略位置は、前回会合で小海町、南牧村海ノ口付近、南牧村野辺山付近の3カ所設置を基本とすることを確認しており、今回は地図に落とした概略位置案を示した。
沿線町村は両案に同意。連携して地元説明会を開催することを申し合わせたほか、環境影響評価方法書の手続きに早期着手するよう求める意見が上がった。環境影響評価配慮書の手続きは終了している。
1㎞ルート帯とICの概略位置が示されたことに対し、阿部守一長野県知事は11日、「環境アセスメント調査を進めるための大きな一歩。長野県としても、1日も早い全線開通に向けて、国土交通省や山梨県、沿線自治体と連携し、地域の合意形成などに積極的に取り組む」とのコメントを出した。
中部横断自動車道の長坂~八千穂は、山梨県北杜市の(仮称)長坂JCTから長野県佐久穂町の八千穂高原ICを結ぶ延長約34㎞。長野県区間と山梨県区間の延長内訳は未定。10年度から計画段階評価を進め、15年度に約34㎞を全線4車線で整備する対応方針が決まっている。概算事業費は約2100億-2300億円と試算している。