遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

赤と白

2007-10-15 20:42:43 | たわごと
赤福に苦情殺到 「このまま食べて大丈夫か」(朝日新聞) - goo ニュース

赤福餅と白い恋人って、その地域定番のお土産なんだけども、どっちもこけてしまいましたね。再起できるんだろうか?白い恋人の歴史は浅いけども赤福は長い。300年だからねぇ・・・。ここで絶えさせるのは持ったいない。だって、餅自体は美味しいんだから。あ、白い恋人も美味いです。はい。
赤福餠を知ってる人はわかると思うんだけど、あれが日もちするわけがないよね。それが土産屋さんにはドーンと積んで売っている。毎日それだけの売り上げがあるとは思えないのに、店頭に並んでる・・・どこかで無理してるに違いない・・・なーんてちょっと想像すればわかる。もちろん普通の業者は期限が来たら廃棄してるんだろうけど、それもどうかなぁ。そんなことを考えると土産を買う気分が萎えるね。当然だけど伊勢の店で食べる赤福餅が一番美味しい。こういう食べ方が本来の楽しみ方なんだろう。幸い赤福餅は買って帰っても、まあボチボチ美味しいんでお土産の定番になった。太宰府の梅が枝餅なんかは買って帰ろうなんて思わない。その場で食うのがベスト!数分経つと感動はなくなる。レンジでチンすれば、再び柔らかくなるといってもダメだ。それはもはや梅が枝餅ではない。(笑) 同じようなことが土佐の野根まんじゅうにも言えるのかもしれません。出来立てはさぞかし美味いはずだ。でも、出来立てを食べたことない。親父が土佐に帰るたびに野根まんじゅうだったので、美味しいことはわかっているんだけど・・・。これが出来立てだとさぞかし美味いんだろうなぁって思えるお土産のお菓子って、きっといっぱいあるはず。土産として成功して定番になったために、ホントの美味しさを味わいそこねてるのかも。

僕は旅に出る前に土産を請求されるのは心底イヤだが、旅先で土産を買うこと自体は好きです。その時、自分が食べる分には気にしないけど、人にあげる分はその食べ物がその人の口に入るまでもつのかどうかは気にしますよ。ただ、そんなに真剣に日付を見て悩んで買いませんな。赤福さんも日付をごまかさずに、いつ作って、いつ凍らせて、いつふやかしたんか正直に書いときゃ、問題なかっただろうに・・・問題あるか・・あるな・・・。(爆)
コメント
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