遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

冬の味、到来

2008-12-05 23:10:08 | 
12月1日の冬月夜ですが、星と月の配置が夜空の笑顔のようだと表現されている方がいました。そういう風に空を眺められる人の感性って羨ましいですね。僕はただ単にきれいだなってだけでした。

今夜は予定通り(?)、源左ェ門に行ってきました。久しぶりに十四代を飲みましたが、美味しいですね。とくにお刺し身といただくと絶品であります。鰤刺しの旨いことったら、まあ♪ この店には珍しく牛たたきがあったんで頼んでみたんですが、十四代には合いませんでした。これは失敗。肉料理にはもっと辛口のお酒じゃないとね。2本目は『大七』です。初めて飲む福島のお酒です。生元(酉偏に元)造りなんですが、それにしてはすっきり辛口の造りでした。生元と言われれば、「ああそうだな」っていう程度。ほんとうに生元の味をお酒に全面に出していいのかといえば、難しいですね。それに飲み慣れている人は少数でしょうし・・・。乳酸菌で作った元と乳酸を添加して作った元とは、なんというか口当たりがモッタリというか、ン~ブファァというか、まあちょっと違うんですな。まあ、どうでもいい人にはどうでもよさそうな話ですが。
最近、自分の中では土佐ブームなので酔鯨も飲みました。この酒はかなり難しいのですが、状態が良かったのか、今年の造りが良かったのか、とても上品に出来上がっていました。土佐の清酒で上品ってのはありえない表現なのですが、今日飲んだものは北国の人が飲んでも「なるほどっ!」ってな感じでいただけると思います。吟醸酒ともなるとその年によって微妙に評価が変わるので油断ならないのですよ。今年のはいいかもよ♪
それにしてもこの店の鰤大根は絶品だなやぁ。

大きな寒冷前線が通過しました。明日の最高気温は5℃。雪が降るテレビでいってましたが、今夜の香林坊からの帰り道ですでに雪混じりのみぞれでしたよ。風邪などひかないように。

本日のお酒:十四代 本醸造 本丸 + 大七 純米生元 + 酔鯨 純米吟醸
コメント (2)
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