また『ひやおろし』です。ひやおろしを流行にしたいと清酒業界は願っているんですかね? ひやおろし専用のラベルを瓶に付けたりしてます。昔はそんなことしてなかったんに。品のいいデザインのラベルなのでかえっていい印象です。この時期に出るボジョレー・ヌーボーを真似ているんでしょう。時期が一致します。
最近のボジョレー・ヌーボーはすっかりイベント用になってしまって、ボジョレー地方の秋祭りで振る舞われるワインとは別物の即醸ワインに堕してしまいました。こんなものを飲んでも、その年のワインの出来を評することなんて出来ませんよ。それと比べれば清酒で出されているひやおろしはそれぞれの蔵が出すべきものを吟味して出していますので、十分楽しめるものになっています。もちろん、これが日本で流行すれば、あっという間に品質を落として売れスジ商品として出る製品でいっぱいになっちまうでしょう。醸造酒は保存がききませんから大量に出そうと思えば、質を落とさなければなりません。
さて、竹葉のひやおろしですが、これは精米歩合55%の純米酒で香りというよりも口の中で広がる味わいで楽しむお酒に仕上がっています。品質的には吟醸酒にとどきませんが、普通の純米酒よりも繊細でふくよかな感触を楽しむことができる製品ですよ。アルコール度は17%、日本酒度は+1,酸度は2.0、米は五百万石です。五百万石を使ったにしてはドライに仕上がってますね。さすが、能都の蔵です。
本日のお酒:竹葉 純米ひやおろし
最近のボジョレー・ヌーボーはすっかりイベント用になってしまって、ボジョレー地方の秋祭りで振る舞われるワインとは別物の即醸ワインに堕してしまいました。こんなものを飲んでも、その年のワインの出来を評することなんて出来ませんよ。それと比べれば清酒で出されているひやおろしはそれぞれの蔵が出すべきものを吟味して出していますので、十分楽しめるものになっています。もちろん、これが日本で流行すれば、あっという間に品質を落として売れスジ商品として出る製品でいっぱいになっちまうでしょう。醸造酒は保存がききませんから大量に出そうと思えば、質を落とさなければなりません。
さて、竹葉のひやおろしですが、これは精米歩合55%の純米酒で香りというよりも口の中で広がる味わいで楽しむお酒に仕上がっています。品質的には吟醸酒にとどきませんが、普通の純米酒よりも繊細でふくよかな感触を楽しむことができる製品ですよ。アルコール度は17%、日本酒度は+1,酸度は2.0、米は五百万石です。五百万石を使ったにしてはドライに仕上がってますね。さすが、能都の蔵です。
本日のお酒:竹葉 純米ひやおろし