懐かしさは苦い味

高知からNIKON P50が帰ってきました。CANON G7が壊れたので、昔僕が使ってたP50を返してくれるよう、父に頼んだんです。この正月にSONY WX1を実家に置いていったので、それと交換です。WX1の方がP50より小さくて性能が上ですし。
P50と一緒にお酒を二本と韓国海苔、カツヲの生節、そして、母の作った金柑のジャムが送られてきました。今日のお酒の亀泉は土佐市のお酒です。高知県随一のフライトエリア、高岡エリアの近くですな。純米吟醸の原酒をいただいたんですが、水のせいでしょうかキリッとしまって緊張感のある造りです。米は風鳴子です。心白が大きく高精白にむいてないそうですが、精米歩合は５５％でございます。韓国海苔は辛子明太子がまぶしてあって、完全にお酒のアテ用。たらこがバラバラこぼれて掃除が大変なんだけど、美味いからいいか・・・。カツヲの生節はゆず味でして、定番の製品ですな。北陸じゃあ、こういうのは手に入らないのでありがたいっす。金柑のジャムは甘さ控えめで金柑特有の苦みが利いてます。母がうちの畑になってるやつで作ってくれました。
上の写真は２００８年の冬にP50で撮った獅子吼エリアの後高山の写真。スナップには十分な性能です。

欽ちゃん「最高のコメディアンいなくなった」(読売新聞) - goo ニュース
坂上二郎さん、いや、ジロちゃん、今までどうもありがとう。カッコ悪くても不器用でも懸命にがんばる姿は、恥ずかしいんじゃなくて面白くて楽しくて愛されるべきものだと教えてもらいました。あなたの芸が大好きでした。

　最後に会ったのは昨年１２月、一緒に１月の舞台に出られるか、確認するためだった。坂上さんは起きあがれない状態ながら、「大丈夫」と応じ、萩本さんが「でも『飛びます、飛びます』ってできないだろう」と言うと、急に起き上がって、「飛べません」と言ったという。「僕の前でやってくれたのが、最後のギャグになっちゃった」

記事中、「飛べません」ってところで泣けてきました。男として羨ましい生き様で死に際です。脳梗塞からのリハビリを終えての２００９年の舞台では仙人の役で舞台の前を通り過ぎるだけ。通り過ぎながら「なんにもやりませーん」って・・・・お客は彼を見るだけで大満足だったそうな。そんなカッコいい人生、歩んでみたいなぁ。

坂上二郎さんは、僕の父と同じ昭和９年生まれだってことをニュースで知りました。父ちゃん、元気でいてくれや。

本日の酒：神泉　たれくち　＋　亀泉　純米吟醸原酒