ブラックライト

ひどい週間予報です。やっと職場が盆休みに突入したというのに・・・獅子吼エリアのこれまでの平日はバンバン飛べていたようです。楽しみにしてたんだ♪ 獅子吼って、外国のエリアなんですかね？ おいらが毎日楽しみにフライトブログをチェックしている獅子吼エリアってのは。
講習生が海抜１０００メートル？？ 何ですか、それ？？ 美味しいの？？？　orz

朝から雨が降ってました。ええ、グライダーは車に積みましたよ。曲久郎と林檎の２機ね。どうせ上昇風のないジメジメした風の中を機材の滑空比通りのフライトを楽しんで着陸したらランディング場はベチャベチャで大事な翼はしっとり濡れてしまうのでしょう。だったら、今の自分にはちょっと大きすぎる古い相棒林檎くん（Niviuk ARTIK M size 90 - 110 kg）で飛びますですよ。

こんな風にすっかりヤサグレた思いを胸に僕と愛車アウトバック（平成１７年型）は・・・・職場に向った。

仕事があったんよ。

メンブレン・フィルターに転写したタンパク質を検出する実験の最初のステップであるブロッキングのとこをやっておくとか、抽出しておいたＤＮＡをＰＣＲで増幅して構造を調べて・・・え？ 興味ないですか？ そうですか。そうですね。うん。

雨は１１時には止んでた。仕事を終えたのは１時。フライトのことを考えたら、さっさと移動した方がいい。昼飯（しらすごはん 311 kcal）をコンビニで買って駐車場で立ち食い。けっこういけてたよ。

獅子吼のランディング場の湿り具合はたいしたことなかったが、どうみても空の様子はしょぼそう。林檎くんで２本飛んだらほんとにしょぼかった。(笑) ３本目にパラグライダースクールで最新の中級機U-turn Blacklight (M size 85 - 110 kg)の試乗機を借りてフライト♪ EN-BクラスなのにL/Dが10越えるという優れもの・・・それならEN-C機でいいんじゃないかという突っ込みは却下だ♪
上の写真がブラックライトくん。これは飛びます。ラインがやたら少なくて、風切り音がなくて静か。スピードがあるんだが、翼の性能で速いんじゃなくて、付属している障害物がなくてスカッとヌケのいいスピード感。ポッドハーネスで飛んだらもっとスピード出そうだ。
それより驚いたのは、U-turn社ってのはピッチ安定性命のメーカーで正直乗ってて気持ち悪いくらいの迎え角の変化のなさが特徴なのに、ブラックライトは上昇風にビビッドに反応してピッチアップします。これはサーマル条件で飛んだら楽しいはず。でも、EN-A機から乗り換えたら酔うかもねー。運動性がある方が僕は好きですよ。旋回性能は同クラスでもいい方です。ピッチダウンの方は奇麗に抑えられてますから、思いっきりブレークを引ける。引けるだけ引いたけど、翼は変な動きをしなかったよ。パイロットが良ければ、EN-C機には普通に勝てます。

これくらいでいいですか？ 加賀山さん。w

本日のお酒：CLAUS CHIANTI 2009