罰金は３０万円

今日のＮＨＫ金沢局のローカルニュースです。ネットでは拾えなかったんで、テレビで聞いたままの記憶だけで書くので正確ではありません。ご容赦を。

金沢簡裁である事件の判決が出ました。その事件とは・・・↓

「娘をいじめた」同級生の男児殴る　石川・内灘の小学校教室
昨年の１２月１２日のニュースでして、事件は１０月下旬。娘をいじめられた男親が学校へ乱入していじめた子をボコボコに殴った。w　（まあ、ちょっと省略しすぎなので、記事をクリックして読んでくだされ）
少年が関わっているので、家裁で３０万円の罰金がさくっと決まった。「略式」ってやつですかね？ ところがこの親父は、いじめの顛末を明らかにせえとかゆーて、判決を受け入れず地裁にもって行ってホンマもんの裁判にかけた。その判決が今日出たんよ。結果はやっぱり３０万円の罰金。裁判長は学校や先生に解決を相談する等の方法をとらなかったことは遺憾だが、再犯の恐れはないので最初の判決どおりの罰金でいいよとのこと。まあ、学校の先生や教育委員会に解決能力がないことは、今や社会の常識になってるんでこうなるんだろな。(笑)
教育問題となると、どんな人もそれぞれに意見があると思います。子供ごとにケースバイケースですから一般化してオールマイティな解決方法があると僕は思いません。鍵はその地域社会にあると思います。例えば、石川県ではいじめた子供を親が３０万円で殴れるという判例が・・・あ、いやいやいやいや、、暴力はいけませんよ。うん。

まじめな話し

いじめられたら、日時を含めてできるだけ具体的に記録を残す。それが貯まって訴えるなら学校や教育委員会じゃなくて警察。最近は問題になってるんで受けてくれると思う。ダメなら法務省の人権擁護局。各地方に支局があります。

橋下市長「多数でいじめ、ぶちのめせばいい」(読売新聞) - goo ニュース
相変わらず橋下大阪市長は過激な発言で耳目を集めるのが上手ですね。いじめられる側を保護し逃がしてあげるのは重要ですが、根本はいじめる側の問題であり、ある種の『病』であるわけですから、いじめる側に対する対処が必要なのは明らかです。市長の「生徒の支援と同時に先生の支援を、法律家ががっちりくんでルール化し、手順を踏みながら、いじめはいけない、という明確な方針を（立てるべきだ）。」という考えには、僕も同意します。
それにしても私たちの社会は昭和の時代から変わらぬ問題と議論を繰り返してますね。全然進歩してない。あの頃よりずっと少子化していってるわけですから、もう少し細やかなケアが昔より出来るんじゃないかなぁ。

本日のお酒：KIRIN CLASSIC LAGER　＋　RUFFINO AZIANO CHIANTI CLASSICO 2010