遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

止まったやつが負ける。そんだけ。

2014-08-12 23:45:53 | たわごと
星稜、逆転勝ち 静岡に5―4 夏の甲子園、16年ぶり初戦突破(北國新聞)
地方大会決勝で9回裏0-8から奇跡の逆転劇をやらかして有名になった星稜高校が本番でも逆転勝ちです。林監督はあの奇跡の逆転劇の勝利球を大事にカバンに入れて、甲子園での試合に臨んでいるそうです・・・はやっさん、それ負けフラグや。やめとき♪
ちょっと驚いたのは、甲子園常連ぽく思われている星稜高校の夏の大会初戦突破が16年ぶりだということです。けっこう弱いんや・・・実は今星稜が全国的に強いんは、サッカーなんよ。

鳥の衝突防止、タカが役立つ? 成田空港で実験(朝日新聞) - goo ニュース
猛禽類ってカッコいいですよねー。コンディションが渋~い時にいっしょに飛べる瞬間があったりするんですが、滑空する姿にほれぼれします(上の写真では完全に飛び負けてますな)。
ところで、バードストライクを防ぐために成田空港で鷹を放つってのは、有効なのかなぁ。外国で成功例とかがあるんでしょうか? 鷹・・・飼ってみたい。

空の守りは、政府も真剣みたいっす。
国産ステルス機初飛行へ=防衛省、来年度から開発本格化(時事通信) - goo ニュース
日本が世界最速ピッチでドローン配備(Gizmodo Japan) - goo ニュース
ステルスといえば、次期主力戦闘機のF35に不具合がでてて、米国政府がちょこっと飛ぶのを控えさせてたりして「ほんまに使えんのか?」って状況です。国産のステルス機はどう運用する予定なんでしょう? 来年1月にも初飛行ってことは、かなり前から開発に着手していたんやろな。
Gizmodo Japanの記事の文章は論調がなんか変ですな。今はまだ無人機で空対空の戦闘は無理だと思います。だいたい有人で偵察するより無人機でやった方がいいでしょう。いろいろと危ないからこそ無人機使うんやから。なんかぼけた人が記事書いたんだろうな。

もっと面白い無人機がこれ↓
無人潜水艦、日米で研究へ…30日間自律航行(読売新聞) - goo ニュース
日本だけで開発するつもりやったんが、米国が心配になって参加してきたという・・・日本がこういう技術に本気出すと米国といえども怖いんよねぇ。日本は忍者の国だし。(笑) 豪州とも潜水艦技術の開発やることになってるしな。
無人潜水艦はもちろん高性能燃料電池で動くらしいんだが、こりは最新の原潜よりもずっと静かでやばいらしい。見つからないってことが一番大事ですからな。

日本だけが兵器開発にいそしんでいるかというとそーゆーことではないっす。
焦点:中国の海洋進出に対抗、東南アジアは自前の軍需産業を育成 (REUTERS)
2016年の東南アジア地域の防衛費は前年比10%増の400億ドル(約4兆円)に達する見通しでして、すでに国産の防衛機器を輸出している国もあるそうです。それもこれも近年の中国のアホな行状がひきおこした問題でして、国際会議の共同声明で中国を名指しせずに「深刻な懸念」を訴えるにとどまったとしても、小さな国でもやれることはやろうとするわけです。もちろん、対立する一方で東南アジア諸国の中国に対する経済的依存度はこれからも上がっていくことでしょう。日米豪がどれだけ政治的にケアできるかが勝負所な気がします。

終戦の日が近いこの時期に兵器の話しなんて不謹慎なんで、ちょっといい話題もご紹介↓
災害被害者をWi-Fiで探し出すドローン、大学院生が開発(ワイヤード) - goo ニュース
無人機の技術は、がれきや雪崩の被災者やアウトドアでの遭難者の発見にきっと有効な技術になるはずであります。そうであってほしいし、そうならないとあかん。

軍需だから汚らわしいとか、民需だから美しいとか、技術にそんなもんないのです。技術に国籍もなければ、人種も宗教も関係ありません。貧しい国でも国力を上げて取り組めば核兵器だって作れます。だからこそ現在の問題があるわけでして、生き抜いていくためには、研究開発を止めるわけにいかないのです。止まったやつが負ける。そんだけです。

本日のお酒:YEBISU シルクエビス + 立山 特別本醸造
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする