遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

雲雲雲

2014-08-24 21:59:23 | PARAGLIDER
ひげを剃りました。清水の旅館で。リフレッシュです。顎がヒリヒリします。

朝7時に出て、8時半にはスカイ朝霧に到着。すぐに入山手続きをしました。

「獅子吼から来たの? 山口さんとこ? 山口さんとこだね」
たぶん大事なことなので二回おっしゃった。w
誰からパイロット証をとったかがとても大事であります。研究の世界でもそう。博士号をとったのがどこの大学かではなくて、教授が誰かが最重要。それが信頼の証。

今日、スカイ朝霧では70人くらいの観光タンデムフライトがあるとブログに書いてあったので、ちょっと心配でしたが、さくさくと離陸しはるんで、僕もスムーズに離陸機会が得られました。
1本目は駿河湾から入ってくる風が雲を作る中を飛ぶことになったんですが(上の写真)、コンディション自体は悪くなかったです。2本目は軽く顔に水滴が当たるのを感じました。サラサラって感じ。飛んだ後、予報が午後から天気が崩れるようなこといってたので、ベンチでコンビニおにぎりを諦め気分で食べてました。離陸場にはまだ南風が入っているようですが、着陸場では北風・・・よくないなぁ・・・しかーし、この北風が奇跡を起してくれた・・・。ピーカンで晴れたのだ。3本目、幾分裏風の成分があるんだが、それでも無風で離陸した勇者は高度を高く得て良い思いをしてた。しっかり前から風が入ってから出た者は出遅れ。それでも、僕は可能なだけ上げて西富士につっこんだんだけど、道半ばで撤退。根性無しです。稜線は雲かぶってたんだもん。
んで、4本目。今日予定していた最後のタンデムフライトのパイロット達を乗せた便に便乗。車の中でホームエリアをタンデムパイロットさんに尋ねられたので、「獅子吼です」と答えたら、「夏の獅子吼は暑いんでしょ、北国だからと思って行ったら灼熱だ」と。まあ、その通り・・・というか、やっぱりそうなのかとおいらも再確認。着陸してグライダーたたんでると真夏は頭クラクラしてくるもんな。
最後の4本目のフライトでは雲底がじわじわ降りてきた感じ。でも、飛んだ。粘った。もう、どこかへ行くのではなく、滞空に専念。雲を探し、雲を使い、雲から逃げ、今日のフライトで一番長く飛んだ。

今夜の宿は富士駅前のビジネスホテルです。駅前でなんか食べればいいやと思ってたんだが、見事なシャッター街。日曜の夜といっても6時台だぞ。駅前の一番良いとこに店を構えている和民とそのチェーン店前の道ばたでは店員さんが客寄せに立っていた。道ゆく人がほとんどないのに。こういう時にワタミグループのすごさを見せつけられる。可哀想だが、そういう店では絶対に食べたくないので素通り。結局、小さな炉端焼き屋さんでビールと焼酎で焼き鳥などをいただきました。

明日の予報も外れないかなぁ・・・

本日のお酒:KIRIN 生中 + 宮崎芋焼酎 赤霧島
コメント
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