遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

デフォルトすんのがデフォルトだった?

2015-06-30 22:36:06 | たわごと
とうとう噴火しました。だから、元号を変えて遷都しようって書いたのに・・・・。w w w
箱根山が小規模噴火か、警戒レベル「3」に

さて、デフォルト騒ぎですが・・・プエルトリコという意表をついたとこで噴火しました。
債務不履行のリスクがあるのはギリシャだけじゃない 最も危険な借り手はウクライナ、11カ国の国債に要注意
プエルトリコ、米政府に破産法適用を要請 (REUTERS)
先週のフィナンシャルタイムスで指摘されていました。プロ筋にとっては予想の範囲内だったみたいです。今月のギリシャは日本円だと数千億円ですが、プエルトリコは8兆円規模の借金です。規模の桁が違う。しかも、米国の統治下にあるとはいえ、米国の地方自治体ではありませんから、米国の法の庇護はありません。連邦破産法にしたがって債務整理ができないのです。これは深刻。
日本から遠いとかゆうても、米国が無視できるイシューではありませんから、プロの投資行動に影響はあるでしょう。こっちの方が為替を中心に日本経済にインパクトを与えるかもしれません。そもそも今のところギリシャ劇は想定済みの展開です。

ギリシャ大手4行「部分デフォルト」=国債も格下げ
フィッチがギリシャの4大銀行の格付けを『破綻状態の一歩手前』としても、S&Pがギリシャ国際の格付けをトリプルCマイナスにしても、驚きはありませぬな。もっとさっさとやれば良かったとさえ思います。

昨日心配だと書いた中国さんは手を打ったようです。
中国人民元:2カ月ぶり大幅高-当局が株価下落阻止に動く (BLOOMBERG)
コマツ社長:中国市場の悪化は想定以上-鉱山事業含め改革を実施 (BLOOMBERG)
後場で上海市場はプラテンしました。まだ弱いですが・・・むしろ、この変化のおかげで中国元が大きく値を上げたのが、いいのか悪いのか知りたいところです。
石川県の大企業コマツの社長さんのインタビュー記事がブルームバーグに掲載されていました。絶妙なタイミングです。コマツはすべてのユンボにGPSをつけています。重機は厳しい環境で酷使されます。メンテナンスサービスのために中国国内のどこでどんだけ使われているかモニターするためのシステム・・・・このおかげで、中国のどこで景気がいいのか手に取るように分かるらしい。
んで、相当悪いらしいよ、中国。4-6月期の建機需要は前年同期と比べほぼ半減のペースで推移しているそうです。ただし、「鉱山業界で1つだけ間違いないのは、みんな右向け右。落ちるときは一気に落ち、上がる時には一気に上がる」と述べてるそうです。経験豊かな方でしょうから、傾聴に値すると思います。

本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + HEINEKEN
コメント
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