遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

ぬる~い吟醸酒

2009-10-07 21:56:28 | 
清酒を冷やして飲むようになったのは、酒の歴史の中ではつい最近のことです。流通技術の発展で生酒や吟醸酒が普通に手に入るようになってからでしょう。品質を保つためには、温度管理が大切です。そうなる前は普通燗につけるか室温で飲むものでした。今日の日本酒は梅乃宿が出しているぬる燗か室温でいただくことを想定した吟醸酒でして、十五年古酒をブレンドした作品です。モト(酉偏に元)も梅乃宿得意の生モトを使っていまして、乳酸菌の造りだす独特の酸味と古酒独特の滑らかさが旨味を引き立てています。華やかな吟醸香ではなく、口の中にとろ~っと広がるコク豊かな旨味を楽しむには冷やしちゃ駄目なのです。

台風前夜ですね。土佐の実家に電話したら、午後10時前でまだ静かなもんだそうです。慣れた土地なんで大丈夫だと思います。石川には明日昼ぐらいから本格的な影響が出てくるでしょう。

本日のお酒:梅乃宿拾五年古酒混和生モト吟醸 燗酒献上
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