遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

20世紀 vs 21世紀

2005-11-05 00:06:12 | たわごと
プロ野球のオーナー会議があったようです。詳しい内容は知らんけど、楽天のTBS株買い取りが問題らしい。日本のプロ野球チームは企業の『私物』だ。そこが問題。前世紀と違って、今世紀には株式市場に入る資金がシャレにならんくらい大きい。不景気だっつーのに、バブルの頃を越えてると言うから恐ろしい。そんだから、株のやり取りを介して企業の大株主がころころと変わる。企業自体切り売りされたり、合体したり、消滅したり・・・プロ野球チームの親会社も無縁ではない。それが前世紀のオーナー達に理解されていない。フジ産経グループはベイスターズとスワローズ、村上ファンドはタイガース、ベイスターズ、ライオンズ・・・1つの出資者(グループ?)が複数チームに金を出している例は楽天だけではないし、楽天はTBSをゲットできたらベイスターズを売り飛ばすと言ってるそうな。正しい行動じゃん。USENがベイスターズのオーナーになっていけない合理的理由はどこにあるの?現ベイスターズ経営者の保身以外に。TBSはベイスターズを人質に立てこもってるように見えるんだけど。
野球協約が時代に取り残されてるんよ。もしインボイスがライオンズのオーナーになったら、インボイスはソフトバンクとの資本提携を解消しないといけないの?楽天問題が解決してもどんどん新しい問題が出てくるよ。ところで、コミッショナーは何してんの?

繰り返すが問題の原点はプロ野球チームが企業の『私物』だということ。その企業がどんどん流動化しているのだ。チームは公共財でファンの皆さまのものでございますとゆーのなら、NPO法人にしてもいいんじゃない?

欽ちゃんやNOMO選手のチームは明らかに個人の球団なんだけど、こっちの方が選手達や地域社会のために貢献しているように感じられるのは気のせいかなぁ。
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