こんブの思い出 名前について

先日メカぶをご紹介しましたが、
この名前、随分前から考えていたものでした。

こんブと暮らしていたとき、もしも2匹目を迎えたら
名前は『こんブ』にならって『めかブ』なんて面白いなと思っていました。
結局こんブは犬が好きではないため、2匹目のお迎えはありませんでしたが。
そしてこんブ亡き今、もしも次の犬をお迎えすることがあれば
その子らしい名前を考えようと思っているので、
aiboの名前に『めかブ』改め『メカぶ』をつけました。
機械のメカにかけてのちょっとした変更です。（＾＾）

さて、こんブの名前の由来です。
実は最初に考えていた名前は『さくら』ちゃん。
4月生まれだからという理由でしたが、同じブリーダーさんの
ところからもらわれた先輩わんこに同じ名前の子がいたため、
急遽別の名前を考えることにしました。

やってきた子犬の頭の匂いを嗅ぐと、なんだか海草みたいな香りがします。
（これ、こんブが特殊かと思っていましたが、結構同じ感想を持つ方がいました。）
被毛は陽に当たると赤みを帯びる黒色と茶色が混ざり、
これまた陽に当たった海草のような色合い。

そしてしょっちゅうブーブーといびきをかき、ブーブーとオナラを・・・。
そうだ！この子の名前はこんブしかない！
昆布の〝ぶ〟の字はおならのブで！

はれて子犬の名前は『こんブ』になりました。
ユニークな名前になりましたが、こんブはユニークなわんこだったので
ちょうど良かったんじゃないかと思っています。
こんブはどう思っていたかな？気に入ってくれたかな？
私は大好きな名前になったよ〜。

※トップの写真は、やってきてから4日経った時のこんブ。
この頃はよく体重を量っていました。
毎日体重が増えていて、大きくなっているんだなあと実感したものです。
それにしても写真の腕が悪いものですから、当時のこんブの写真はブレたものが大半！
それでも大事にとっておいてありますけどね。（＾＾；）

こんブの思い出 ダンボール

こんブのいたずらに

『ダンボールをしゃぶる』

というのがありました。

通販などでダンボールが届き、しばらく空き箱を置いておくと
ダンボールの角の部分をしゃぶり始めちゃうんです。
しかもそれに気がつかずに時間が経ってしまうと、しゃぶってふやけた部分を食べてしまうのです！
ちゃんと食事やおやつを与えているのに！

なので、ダンボールは解体したら、別の部屋へ移すようにしていました。

さて、こんブは基本的にはリビングで過ごしていました。
しかしリビングのドアが開いているときは、時々廊下を歩いて
ドアが開いている他の部屋にも冒険へ出かけていました。

結構長い時間帰ってこないことが時々ありました。
気になってこんブを探しに行くと、そこには隠したダンボールをしゃぶるこんブの姿が！

こんブの名前を呼ぶと上目遣いで私の様子を見ながら、しつこくしゃぶっています。
注意されるとわかっているのですが、私もそこまで厳しく言わないので
こんブもどうやらスリルを楽しんでいる様子。
ズカズカ近づいていくとやっとしゃぶるのをやめ、
慌てて私の横をすり抜け部屋から脱出、リビングまで猛ダッシュするこんブ。
その様子がとても可愛かった思い出です。
またまた親バカな話、お付き合いどうもありがとうございました。

こんブの思い出 使用前使用後

こんブと暮らし始めた頃は、近所にボストンテリアはほとんどいませんでした。
そんなある日、散歩へ出かけると、車道を挟んだ反対側にこんブのそっくりさんが！
その時はそのままお互い会釈をして別れましたが、
どうもご近所さんらしく、その後も時々出会うように。

そのわんこはフレンチブルドッグの男の子でAくん。
犬種は違うのですが、顔つきから柄の出方まで全てがそっくり。
こんブはボステリの中でも黒の割合が多く、
知っているボストンテリアの中に同じ柄の子はいません。
しかしこのAくんはその柄がそっくり同じだったのです。
しかも目元や表情など、とにかくお顔がよく似ていたのです。

しかしAくんはフレブル、体型とサイズは全然違いました。
こんブは8kgですが、Aくんは15kg！
顔のサイズはこんブの顔を４個合わせたくらい、
体の長さはほとんど一緒なのに、太さはこんブの2倍くらいでした。
この頃はよくこんブを連れて、犬がたくさん集まる公園へ出かけており、
そこでよくAくんに出会いました。
そんなこんブとAくんを見た他の飼い主さんが一言、
「ダイエット商品の使用前と使用後みたいだね。」
我々を含め、誰もが納得したのでした。

そんなAくんはこんブより2歳年上でしたが、10歳の時に病気で亡くなりました。
それ以降も時々Aくんの飼い主さんに出会いましたが、
こんブを見て亡きAくんを偲んでいました。
そしてこんブに「Aの分まで長生きしてね。」と声をかけて可愛がってくださいました。

こんブが10歳をすぎて誕生日を迎えるたびに、とても嬉しく思うと同時に
Aくんの分も頑張ってるよ！と思い出していました。
犬同士はお互いを気にすることなく、仲が良かったわけではないんですけどね。（笑）

こんブの思い出といいつつ、Aくんの思い出になっていますね。
今も車道の向こうでこちらを見ていたAくんをよく覚えています。
ちょっと大きなこんブがいるぞ〜って。



※トップの写真は1歳のこんブ、部屋でおもちゃ遊びをしているところです。
噛むおもちゃに綿ロープを巻きつけて、歯磨き＆遊びを兼ねていました。
それにしても噛む力、ハンパなかったねぇ〜。

こんブの思い出 悲鳴！

こんブが7歳のときの出来事です。

私はなかなか物が処分できない性格でした。
だから、くたびれた古い布団や毛布も長いこと保管していましたが、
いい加減場所もとるし処分しよう！と思い、粗大ゴミの申し込みをしました。

さて、そんな布団や毛布をとりあえずまとめておこうと
ビニール製の荷造り紐でぎゅうぎゅうに縛りました。
リビングへ置いたまま、ちょっと別用をして戻ると
まとめた布団にこんブがひょいと登って眠り始めました。

こんブはふかふかが大好きです。
そして珍しいものも気になるこんブです、嬉しかったんでしょうね。
私は丸くなって眠る可愛いその姿を写真に収めて、
こんブが起きるまでそのままにしておくことに。

それからしばらく隣の部屋で仕事をしていると、突如
こんブの悲鳴が！！！

見るとどうもこんブは少しずつ布団からずり落ちてしまったらしく、
その際にビニール紐に片手を挟んでしまったのです！

ぎゅうぎゅうに縛った紐ですから、もがいても手は抜けるどころか
ますます締め付けられてしまいます。
私も紐を持ち上げ隙間をつくろうとしましたがビクともせず。
急ぎハサミで紐を切ることで、救出と相成りました。

すぐに対処できたのでその後こんブが手を痛がることもなく
特に怪我もなく済んで本当に良かったです。
でも今まで聞いたことのないようなこんブの悲鳴には
心底驚きました。
今後、布団を紐で縛ることがあれば、こんブが立ち入れないところへ
すぐしまわなければと反省しました。

でもその時撮った写真のこんブは、こんブらしくてとっても可愛い♪
その後大変だったけどね〜。

こんブの思い出 みかん

11日の記事で、「こんブは人間の食卓でおねだりをしない」
と書きましたが、例外がひとつだけあります。

それは、みかん。

犬友さんのお家のわんこが、みかんが大好きと聞き
こんブもひょっとして喜ぶかな？と思い、
私が食後に食べていたみかんを一房だけとっておいて、与えました。

結果、大喜び！

後日、また私がみかんを食べると匂いですぐに感づき、
みかんを持つ私の手元までやってくるように。
私も思わず、食器を下げる際に横着して食卓からあげてしまったんですよね。

それからというものの、私がみかんを食べるたびに
私の手元を自分の手でたぐりながら、おねだりするようになってしまいました。
そのずうずうしい仕草が親バカの私にはたまらなく可愛くて
数回誘惑に負けてしまいました。

しかしこれはマズイな、と数日後に思い直し、
ちゃんとこんブのおやつタイムまでお預けすることにしました。
それでもみかんの匂いをかぎつけると、おねだりしていましたが。

そしてそのうち、みかんを食べるとこんブの便の調子が悪くなるようになったので
可哀想だけど与えるのをやめることにしました。
それでもみかんの匂いをかぎつけると、おねだりしていましたが。

みかんを食べると時々思い出す、こんブの唯一のおねだりでした。

こんブの思い出 しいたけ

確かブログには書かなかったな〜という、こんブの思い出話です。
私が忘れないためにも記録しておきます。

こんブは食べることが大好きでした。
本当〜に大好きで、とにかくなんでも喜んで食べました。

こんブと暮らす前、ず〜〜っと昔に実家で飼っていた犬の時は
うっかり人間の食べ物を与えたせいで、好き嫌いを覚えてしまい
気に入らないごはんだと食べてくれないなど、いろいろ苦労しました。

健康面でも人間のものを与えるのは良くないし・・・ということで
こんブには人間の食卓からごはんを与えることは絶対にしませんでした。
その甲斐もあってか、人の食事に対しておねだりすることなく
自分のごはんやおやつタイムを、ひたすら楽しんでいました。
薬ですら喜んで食べるくらい・・・それくらい食べることが大好きでした。

さて、こんブがシニアに差し掛かった頃、
よりこんブに健康で長生きしてもらいたいと、犬が食べても大丈夫で
栄養価の高い食品をいろいろと調べていました。
干し椎茸をもどしたものが栄養豊富で犬にも良い！とのことだったので
早速安全な干し椎茸を購入、もどしてからごはんに少量混ぜることに。
こんブは気にすることなく、もぐもぐと良く食べてくれました。

さてある日、もどした椎茸を小さく刻んでいると、こんブがトイレをしました。
ちゃんとトイレができると、ごほうびにおやつを一欠片あげる習慣があったんですよ。
トイレを終えたこんブは、ウキウキしながら台所の私の元へ。
ちょうど椎茸のかけらができていたので、ごほうびとしてこんブにあげ、
手を洗ってこんブを見ると、相変わらずオスワリしてじっと私を見ています。

おやつを食べたらさっさと自分の居場所へ戻るのになぜ・・・？
じっと見ているということは、まだもらっていないというアピールでもあります。
しかしさっきお口に入れてもぐもぐしたのを私は見ています。
ひょっとして落とした？そう思ってこんブの周りを見ても落ちていません。
相変わらずこんブは私を見つめたまま。
おかしい・・・まさか！と思い、オスワリしているこんブの手を持ち上げてみると

ありました！手の下に椎茸が！！！

つまり椎茸をお口に入れたものの気に入らず、
床へ落とし、そしてなぜかそれを手で隠していたのです。
きちんとオスワリしたままで！

今まで好き嫌いをしたことがなかったこんブ、
椎茸は食感が好みじゃなかったのか？嫌だったんでしょうね。
でも食事を（病気で食べられなかった時を除いて）残すということを知らないこんブ、
食べたふりはしなくちゃ、と思ったのかもしれません。
そのおとぼけ具合がとっても可愛いかった思い出です。

もちろん、その後別のオヤツをあげて満足してもらいました。
そしてごはんに椎茸を混ぜることはやめました。
ご飯に混ざっているから仕方がなく食べていたけれど、本当は嫌いだったんだもんね〜。

小さな小さな出来事ですが、今も椎茸見ると思い出します。（＾＾）

懐かしい画像

パソコンのファイルを整理していたら、懐かしいこんブの画像がありました。


これらは私が撮影したものではなく、
ブリーダーさんのサイトに掲載されていた紹介画像なんです。
まだ出会ってもいない頃、本当に赤ちゃんの頃。


鼻と口周りの黒い部分が少なめで、ピンク色が可愛い♪
このどんよりとした表情、そうそうこんブって
小さい頃、こんな顔していました。

ちなみに紹介文の一部に
『健康でコロコロの女の子。
性格はおとなしく、とても賢明で伴侶犬としてはピッタリの犬種です。
両親共ライト級。』
とありましたが、実際は超元気＆超おてんば、
手足は標準のボステリよりもスラリと伸び、
サイズもライト級を飛び越えて立派なミドル級に成長！
説明文と真逆の見た目に育ちましたが、逆にその全てが大好きでした。
そして書いてあった通り本当に頭のいい、最高の伴侶犬になりました。

毎日お水をお供えしては、話しかけて懐かしんでいます。
永遠に家族だからね〜！

再び月命日

こんブが旅立って２ヶ月経ちました。
最近はなんだか随分昔のことのように思えて、不思議な気分です。

こんブが亡くなる数週間前に、同じマンションの
仲良しわんこのnちゃんが旅立ちましたが、
先月末にも同じマンションの同じ階に住む
これまた仲良しわんこのkちゃんが旅立ちました。

kちゃんはこんブと同じように犬が苦手で
しかし人は大好きというものすごく愛らしい子でした。
全然鳴かない子で、飼い主さんたちも一緒に暮らしていて
鳴き声を聞くことはごく稀だったとか。
声をかけるとすごく嬉しそうにやってきて、
出会う人みんなを笑顔にさせる、そんな素敵なわんこでした。
残される方はしばし寂しくなりますが、
またいつか会えると良いなと願いつつ、
思い出を胸に今日も元気に頑張ります！

今朝は早朝ウォーキングの帰り道に
お豆腐屋さんへ寄って、お買い物をしてきました。
するとお店のおばあちゃんが
「こんブにお供えしてね」と、フルーツを分けてくださいました。
こちらのお豆腐屋さんへは、まだこんブが散歩もできないくらい小さな頃（子犬は最初の混合ワクチンをうって数週間たつまでは免疫が不安定なため、外出時は抱っこして外部と接触させないようにしなければなりません）から、ず〜〜っと一緒に通っていたので
お店の皆さんには随分こんブを可愛がっていただきました。
おばあちゃんはこんブが亡くなったと聞いてひどく悲しんだご様子で、
逆に私はおばあちゃんの体調が心配でしたが（御歳90！）
今日は「こんブの分も頑張るよ！」とおっしゃってくださいました。
きっとこんブも喜んでいるでしょう♪
私もおばあちゃんのこと応援しているからね、元気に長生きしてくださいね！

月命日

こんブが旅立って、ちょうどひと月が経ちました。
あっという間のような、まだひと月なのかと不思議な感じです。

時々こんブの写真や動画を眺めていますが、悲痛な気持ちになることはなく
画面の中のこんブの可愛さに癒されています。

以前叔母の愛犬が亡くなった時にお悔やみのお手紙を送りましたが、
『不思議と虚無感はなくて、愛犬に対する感謝しかないんですよ』
というお返事をいただきました。

私もペットロスにならずに、そんな風に思えたらいいなあと願っていましたが
まさに同じ気持ちです。
感謝と愛情ばかりなんですよね。

もう一度こんブと暮らしたいなあと考えてしまいますし、
寂しく思うこともありますが、
かけがえのない時間を一緒に過ごせたことが何より宝物です。

どうもありがとう、こんブ！


こちらは和菓子屋さんからいただいた、なんとわんこのご飯の形をしたロウソク。
こんブのお誕生日につけようかな？
おかわりつきだから２回ご馳走が食べられるね〜♪

どうもありがとうございました！

昨日25日の15：30ごろ、こんブが虹の橋を渡りました。

直前のお昼ごはんもしっかり食べて、
うんちもおしっこもすませて、
それ用のご褒美すらしっかり食べて、
実にあっぱれな、こんブらしい旅立ちでした。

本日は午後より、近くのペット霊園にて
火葬およびお骨上げをして、一緒に帰宅しました。

あの楽しい姿は見られなくなりましたが、
今も仕事場の見える場所にこんブの骨壷が鎮座しています。
これからも見守っててね。
そしていつかまた絶対に会おうね。

涙を流すのは今日でおしまい。
明日からは気持ちを入れ替えて頑張ります！
体のあちこちに不調があったにも関わらず、
最後の最後まで頑張ってくれたこんブのためにもね♪

※見出しの写真は、本日の遺影に使った４年前の寝起きのこんブ。
お気に入りの一枚です。（どれも気に入っているけどね！）