アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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白黒

2020-12-06 09:09:14 | 日常
昨日はNetflixにて、
配信ホヤホヤの映画『マンク』を見ました。

監督はデヴィッド・フィンチャー。
オーソン・ウェルズの初監督作品として有名な
1941年のアメリカ映画『市民ケーン』。
この映画の脚本家であるハーマン・J・マンキーウィッツが
いかにしてこの脚本を仕上げたのか?に迫る作品です。

映画作りにメチャクチャこだわることで知られるデヴィッド・フィンチャー監督。
本作でのこだわりも素晴らしく、
『市民ケーン』の時代風なオープニングに始まって、
映像がモノクロなだけではなく音声もモノラル。
懐かしいことに映画館でリール交換する際の目印となる、
右上にプツッと登場する丸い印も登場します。
(デジタル上映が当たり前になった今では、すっかり見かけなくなりましたよね〜。)

映像の構図もめちゃくちゃ昔風でレトロかっこいい〜♪
ふたつの時間軸が同時進行していく演出も面白いですし、
シナリオも良い!
これは映画好きなら見なきゃ損!ってレベルの大傑作映画です。

ただし、『市民ケーン』を見たことがあるかどうか?はとても重要。
「タイトルだけは聞いたことあるけど」な状態で本作を見るのは、
とてもとてももったいないことです。
まずは『市民ケーン』を観た後に『マンク』を観るのが正しい楽しみ方だと思います。
1994年のティム・バートン監督作『エド・ウッド』の場合は、
その逆の方がむしろおすすめですが。
エド・ウッド監督作は名作『市民ケーン』とは違って、本当に駄作ばかりですから。
(B級映画マニアにとっては、そこがたまらないんですけどね。^^;)

白黒・・・といえば、愛車のディーラーさんから

こんなのが届きました。

パズルを組み立てるとQRコードが完成。
そこからアクセスすると、プレゼントへの応募ができるというものです。

ピース数も少ないし、台紙には型が描かれてます。

きっとお子さま向けのパズル並みに

簡単簡単♪・・・と油断してたら、
ヒントとなる柄はあってないようなものだし
似た形をしたパーツだらけで、結構難しかったです。(^^;)

とりあえず、無事完成!
(本画像は加工してますので、QRコードとしては読み取れませんのでご注意を。)

それにしても、ウルヴァリンシリーズの最終作『ローガン』もそうだし、
『マッドマックス 怒りのデスロード』、『パラサイト 半地下の家族』と
フルカラーで上映された作品が
その後にモノクロ作品としてリリースされることが多い昨今。
来年、HBOにてディレクターズカット版が配信されることが決まっている
『ジャスティス・リーグ スナイダーズ・カット』も予告編はモノクロですよね。
(本編もそうなるのかどうかは知りませんが。)

3D映像の次には4K〜8Kと高画質化時代が到来している一方で、
モノクロ映像の良さが見直されているというのがなんとも興味深いことです。


写真もしかりだけど、モノクロ画像の方が真の姿を写し取ってる気がします。
だって、色の見え方って人それぞれで、微妙に違っているはずですからね。