10位 イリエスケープ( 横浜桜木町・フレンチ )
桜木町駅前のコレットマーレの中にあるフレンチ。
ショッピングセンター内に位置していますが、ロイヤルパークホテル68階のル・シエールに引けを取りません。お料理もスタッフのサービスも。
盛り付けは、エディブルフラワーをふんだんに使い、可愛くて清楚です。
窓からは花火のような大観覧車「コスモクロック21」が見えます!
イリエスケープは 奥田 政行 シェフ直営のお店。奥田シェフは、ローマ法王ベネディクト16世、ダライ・ラマ14世、平成天皇皇后両陛下に謁見したすごい人なのです。
ちなみにイリエスケープのイリエは入江で、スケープは landscape ( 風景 )の scape とのこと。
illiescape という店名は一見イタリア語っぽいですが、「窓から入江の風景が見渡せるお店」という意味でした。( あかね )
――― 横浜には、ほかにもランドマーク最上階のフレンチの「 ル・シエール 」だとかのステキな老舗がいっぱいあるんですが、僕があかねさんと訪れたかったハマ・フレンチ一推し店は実はこちら。
だって、ここ、料理も夜景もヤバすぎなんですもん。ローマ法王に料理をお出ししたりした奥田シェフの絶品フレンチだけでも時間が止まるというのに、窓から見える夜景まで異常に絶景すぎる。横浜の売り・ヴューがぜ~んぶ独り占めできて、しかも、料理まで超1級だなんて、まるで古代ローマのカリギュラ並の贅沢気分やないかい!(笑)
こんなん許していいのか、と泣き怒りしたくなるほど素晴らしいお店であります。
予約を入れておけば、窓際の最上席で< 空中ゴンドラ美食の旅 >をとことん味わえます。しかも、お値段はそれほど高価じゃないとくる。あなたも星になってヨコハマの夜にきらめこう! あ。奥田シェフ、ラストデザートに出してくださったトリュフ・チョコ、あれ、死ぬほど旨かったです ❤( マイケル )
11位 手打ちうどん たむら ( 徳島鳴門・手打ちうどん )
https://www.east-tokushima.jp/feature/detail.php?id=153
地元の人で賑わっているというか、地元の人しかいない鳴門のうどん屋さん。早朝から満席です。
住宅街の中にあって、家族で車で来ている人もいます。
隅のテーブルに置いてあるおにぎりやコロッケ、天ぷらを自分で取って、お店の人に口頭でうどんを注文します。
食券、整理券の類いは何もありません。お店の人が「〇〇できましたー!」と叫ぶので、心当たりのある人が立ち上がって取りに行きます。
だから、自分より先にお店にいる人を全員把握しておかないと、何度も立ち上がることになってしまいます。
一番人気の釜たまうどんだけではなく、おにぎりも美味しかった!
お会計は後払いで自己申告制。ごまかす人なんていないからこのシステムが成り立ってるんですね。
おうどんは無くなり次第閉店。大塚国際美術館に行く前に、お立ち寄りください。( あかね )
――― 味に妥協を許さないあかねさんがセレクトした、ほとんどジモティーしか知らない、極上の手打ちうどん店。
あまりにも妥協がなさすぎて、僕の買ったガイドブックにも乗ってないんで、探すのに激・苦労 (xox/☆彡
案内看板とかもまるでないし、鳴門駅を何周かしたあとで、ようやく僕等ここに辿りつくことができました。
ジモティーさん、家族連れでいっぱい来てましたね~! 相席のテーブルの僕正面の小学校低学年くらいの女の子は、釜たまうどんと一緒に自分の顔とおんなじくらいの長さの、ちくわ天を超・旨そうに食べてたな(笑)
うどんの聖地・四国のうどんは、やっぱり一味も二味もちがってました!
水がちがう。歯応えがちがう。弾力がちがう。小麦粉の香り自体がなんかちがう。
ジミティーに囲まれたなかですすった、こちらの打ちたてうどんはまさに究極の味でした。隣席のあかねさんもうどんを食すときの目が普通じゃなかった。ちょっと遠いけど、行ける機会のあるひとは是非行くべきだ、と僕は思います。( マイケル )
12位 アマルフィイデラセーラ( 湘南七里ヶ浜・イタリアン )
江ノ電の線路を横切り、崖を登るとそこは別世界。
七里ヶ浜を見渡せるオシャレなイタリア料理店です。
しらすや鎌倉で採れた野菜をふんだんに使った家庭的なお料理が中心。
訪れたときはすでに真っ暗でしたが、おそらく日没時がベストタイムだと思います。
オープンエアーなので、春から秋までがおすすめ。
ロケーションの割にリーズナブルでした。( あかね )
――― カッコよくありたい湘南ボーイ & ガールであって、この店を知らないひとはいません。
湘南・七里が浜のここ「 アマルフィイ本店 」は、それくらい有名な伝説の店。ユーミンの名曲「 海を見ていた午後 」のなかに登場するドルフィンのほうが全国的知名度じゃ勝るかもしれないけど、僕の湘南ボーイとしてのアングルからいわせてもらうなら、ジモティー的には、こちら「 アマルフィイデアラセーラ 」のほうに軍配をあげたいですね。
海沿いすぐの江ノ電の線路向こうの階段を果てしなく上っていって、木々のなかからふいに店が現れるってシチエーションが何よりドラマチック!
野外のテラス席に運よく座れたら、下を走る江ノ電の牧歌的な音がする。
七里ヶ浜の潮騒の響きも聴こえてくる。
西風がなんとも心地よい。
これに日没の抒情が加わったら、Love Voice での口説きが始まらないほうがむしろどうかしてる、と思います。
もう、これ以上はないくらいの映画的世界 ――― 出てくるイタリアンの料理もこれまた素晴らしい。
そんな色恋沙汰に興味のないひともここにはくるべきです。だって、こちら、湘南の宝石箱なんですから。( マイケル )
13位 阿佐ヶ谷ピッキーヌ( 東京中央線・タイ料理 )
http://thai-restaurant-plikk-kee-noo-asagaya.com/sp1/index.html
マイケルさんのおすすめのタイ料理店。
本格的なお店で、辛さも本場さながらです。
日本ではあまり見かけないような本格的なタイ料理がいろいろ堪能できました。
こじんまりとして落ち着けるお店です。( あかね )
――― こちら、元・独立党員のヒデさん、あと、いまは切れちゃったけどHさんなんかともきたな。
もう5年近く前のことですよ。陰謀論はすでに滅んじゃったからねえ、思い返すといくらかノスタルジックでもあるな。(笑)
阿佐ヶ谷駅から入り組んだ地理にあって行きにくいんだけど、本場流でとっても美味しいから、人気が途切れたことはありませんねえ。
みんな旨いけど「 サトー豆のカリー 」が特に絶品。ただし、ウルトラ辛いんで激・注意!
あと、ここの左隣りの「 ヴィオロン 」っていう名曲喫茶も、こちらの「 ピッキーヌ 」さんが同時にやってるお店なの。つまり、料理店が満員の場合は、名曲喫茶のほうでレコードを聴きながらテーブル空きを待ったりとかね、めっちゃお洒落な時間を楽しめるわけなんだな、これが。( マイケル )
14位 ニューミュンヘン曽根崎店( 大阪曾根崎・ビアレストラン )
https://newmunchen-sonezaki.gorp.jp/
私、あかねのお気に入りのお店。ビールが飲める年齢から、もう数え切れないくらい通っています。
お初天神の近くにあります。お店の場所は少し変わりましたが、ニューミュンヘン自体は1958年創業。
こちらのお店では、サッポロビールとエビスビールの生、地ビールが2種、それらを使ったビアカクテルも楽しめます。
お店のお客さんの9割以上が注文するのが『徳島産 阿波乙女鶏の唐揚』!
定期的にビールとこの唐揚げが無性に食べたくなります。
四条河原町にも「ミュンヘン」というビアホールがあり、こちらはさらに古く1952年の創業。
こちらはサッポロビールではなく、アサヒのマルエフです。こちらも唐揚げが名物でやっぱり美味しい。
でも、2つのお店は経営者が違うようです。「551蓬莱」と「蓬莱」、「餃子の王将」と「王将」のような関係なのでしょうか? ずっと謎です。( あかね )
――― ケンタッキーなんかのスパイスの効いた唐揚げもいいけど、やっぱり唐揚げっていうのは、べとべとじゃない「 カラッ 」が本分なんじゃね? といった乾燥派のひとたちに何よりお勧めしたいのが、ここ、ニューミュンヘンさんの唐揚げですね
揚げたての熱々の唐揚げをガリッとかじって「 旨い 」と呻る。
で、泡でふわふわのビールジョッキに口をつけてグイとやれば、ほかに何がいりましょう?
この単純な永久運動を繰り返していれば、ごく自然に、俗世の塵芥がことごとく遠去かっていくのをあなたは体感することでしょう。
その意味、こちらで唐揚げとビールを食するという行為は、読経行にも似ている。
うわ~、ニューミュンヘンさんって聖地だったのかぁ(笑)( マイケル )
15位 三輪そうめん流し( 奈良三輪山・流しそうめん )
https://s.tabelog.com/nara/A2904/A290402/29010755/
大神神社のご神体三輪山登拝の後に寄った三輪そうめんのお店。
テーブルの上に流しそうめんの機械が設置されています。他では見かけないですね。
1,000円くらいで、そうめんと釜飯がセットになったお得なランチが食べられます。
木を多用した店内は天井が高く快適。そうめんだけではなく、出汁も美味しかったです。( あかね )
――― 三輪山は熊野の大齊原( おおゆのはら )、御岩神社、三峰神社、弥彦神社、貴船神社、サロベツ原野などと並んで、僕等のお気に入りパワースポットのひとつです。
ひとつ、なんていってしまうと不敬なのかな? すみません。
とにかく猛烈に好きな場所であって、上記の場所にいくととにかく「 安らぐ 」んですよ。
はじめて僕が三輪山に登拝したのは、2016年の9月。もってかれましたね、その1回だけで。あかねさんと知り合ったのはその翌年4月のことだったんだけど、電話で三輪さんのことを話したら、あかねさん、なんとその1週間後にお友達とこちらの登拝をすぐにやっちゃったんですよ。あれは驚いた。あそこは呼ばれなきゃいけない山だから、きっと前からの御縁があったんでしょうねえ。
そのあかねさんと初めて一緒に大神神社にいったのが2021年の4月3日。
いうことなんかなんもないよ、サイコーでした、あれは・・・。
天気も上々 ――― あと、桜の木なんて近隣のどこにも見当たらないのに、三輪山の登拝路のあちこち、三光の滝にも、中津磐座( なかついわくら )、それから烏山椒( からすさんしょう )の林の道の端々にも、薄桃の桜の花びらがまんべんなく落ちてきていたんですねえ ――― 登拝仲間のほかのひとたちもみんなあれはふしぎがっていたっけなあ。
そんなふしぎな登拝を終えて、三輪さんの大鳥居をくぐったら、そりゃあやっぱり三輪そうめんでしょう。
近隣初の流しそうめん機ってのぼりの文句につられて入ったなら・・・旨かったよ、うん!
あ。あかねさん、あのときはそうめん汁のあったかいほう、ドジってひっくり返してしまってごめん!(笑)( マイケル )
旭川地家裁の石垣陽介クンもその関係者各位も、くしゃくしゃと下らないことしてないで、暇あるんだったら奈良にきて三輪山でも登ってみな! 人生のアングル変えて立ち直らなきゃ、あんたら一生そのまま地べた這いだぜ。そんなんであんたら、いいの?
< 番外編 思い出のお店 自給屋 >
群馬県高崎市の新藤さんのお店。残念なことに現在は閉店されています。
新鮮で安全な食材に徹底的にこだわったいい意味で頑固なお店でした。
ラーメンはとことん澄んだ優しいお味。平飼いの健康な地鶏のスープを楽しめます。化学調味料に慣れてしまった舌には少々物足りないかもしれません。
チェーン店のラーメンは、毎日食べると成人病のかたまりになってしまうけど、自給屋ラーメンなら大丈夫です。
残念ながら現在は閉店していますが、新藤さんは別のステージで新たなチャレンジを続けています。( あかね )
――― エコ作家である新藤洋一氏はいわば「 我が盟友 」でありまして、とにかくクリエイティヴでスゲー男なんですよ。
僕がいままで喰ったラーメンで、全盛期の佐野実の「 支那そば 」を超えていると感じたのは、彼作の「 自給屋ラーメン 」以外にありません。
あれは、呻った。その晩眠れないくらいに、やられた。
その後、彼は作家さんになり、「 新新貧乏物語 ( print in japan )」「 小さい農業で暮らすコツ( 農文協 )」等の著作を出版し、さまざまな分野で活躍中なんですが、僕的には彼、あの「 自給屋ラーメンをつくった男 」なんですよ、いまでも。
彼の言論に関しては、素晴らしい部分もあるし、反論したい部分もないじゃない。
でも、彼のうしろには、いつもあの「 自給屋しょうゆラーメン 」が控えて見えているんですね、僕にとって。
だから、逆らえない。新藤さんと討論はできても、その背後の彼ラーメンとは対マンを張れないわけ。
分かるかな、このへんの微妙な呼吸って? 分かんねえ! あ~、そりゃまあそうか。そうだよなあ w( マイケル )