
Hello、皆さん、夕になるとすっかり冬めいた肌寒さに見舞われるこの頃ですが、お元気ですか?
ネットジャーナリスト( ? )のリチャードコシミズ ――― 相変わらず反省の色、見えませんねえ。
僕以外にも多くの方が通報してくれて、上田保健所のほうからも幾度か行政勧告してもらったのですが、その成果はたしかにあったようで、彼の主催する「 リチャードコシミズ奨励のイベルメクチン譲渡システム 」はお蔭さまでほとんど壊滅の運びとなりました。
ただ、彼は薬機法55条違反の譲渡部門からは手を引いたものの、薬機法68条違反の 「 広告部門 」に関しては、依然言説を変える気配もありません。
相変わらず旧態依然の「 イベルメクチン教世薬論 」をマンネリ読経しており、
―――― へっ。こんなことで逮捕なんてされるもんかい…。今までだって大丈夫だった。これからもどうせ大丈夫さ……。
とばかりに、以下のような相変わらずの陰謀論言説を自身のブログ記事に挙げつづけております。


いずれにしても彼に対する「 リチャードコシミズ包囲網 」が第2段階に入ったことを、今回ここで改めて皆さんに報告しておきたいと思います。
具体的にいうならこういうことです。
皆さんの多くの通報協力によって、長野県薬事管理課は動いてくれました。
上田保健所のチームが現場で動き、リチャードコシミズ本人に「 あなたのやっていることは薬機法68条( 広告 )と55条( 譲渡 )の違反に相当する 」と行政勧告を行い、彼の違反記事を消去すべく働きかけてくれた。
そして、リチャードコシミズも実際に、相当する自分記事をいくつか消去する運びとなったのです。
けれども、保健所の勧告はそこで止まってしまったわけなんですね。
あれから僕も5度ほど薬事課のほうに様子伺いの電話を入れたのですが、最後のほうでは担当のO氏もとうとう居留守を使う始末。
席を外しているというO氏の退去時間を聴き、それが夕の5時15分だというので、「 じゃあ今から15分ごとにOさんに電話を入れますね 」というと、ようやくO氏が電話に出てきてくれました。
でもね、元気ないんですよ、O氏……。
―――― いや、やれることは一応やったんですが…。なんだかイタチごっこみたいになってしまって……。
―――― いやいや、彼と関わったらイタチごっこになるっていうのは、それ、初歩の初歩ですよ。そんなものでメゲてもらっちゃ困るなあ…。なにより、彼本人、最初はビビッてましたけど、もうまったく応えてないみたいじゃないですか。ていうか、彼、まだイベルメクチンの礼賛記事を堂々とあげてますよ、見ましたか、今朝のそれ? あの、行政の勧告っていうのは、それだけなんでしょうか? 68条と55条の違反といっておきながら、口頭だけの注意でいいんですか? ネットにたむろする陰謀論者全員から、これ、舐められちゃいますよ。空法じゃないですか、実質的な放置だもん、これじゃあ…。ネットに薬機関連の誤情報が溢れてくる手助けをしたいんですか? 警察との連携はどうなってるんですか……?
―――― ・・・・・。
O氏、黙り込んでしまった…。
まあ、担当の彼の立場も分からないじゃない、薬機法の管理っていうのは、もともとメチャクチャに微妙かつ複雑な仕事なのですから。
相手にする業者や製薬会社は、大抵の場合、薬機法に精通した人間たちであり、あるいはそれ専属の弁護士を抱えているような海千山千のクールな会社ばかりなのだろうし。
社会人になってからも努力しつづけてきて、多くの困難も苦労も潜りぬけてきて、いまの地保をつくりあげてきたアタマの切れる猛者ばかり……。
当然、薬機法に関する知識にも法律にも精通しているでしょう。
背広を着た猛者っていうのかな? これは怖いよ、ドカチン系の猛者よりこれはかなり怖いと僕は思う。
そんなしたたかな猛者連を相手にしているO氏のまえに、突如としてリチャードコシミズのような異様なキャラが現れたんですよ。
シリアスな社会派のマルサのドラマに、いきなりウルトラQのカネゴンが乱入してきた感じ。
場違いすぎてズルッと滑っちゃったとか(笑)
おいおい、こんなキャスティングありかよーってカチャーショックだったと思うなあ、これは。
リチャードコシミズは O 氏扱いの猛者カテゴリーにはてんで当てはまらない。
10月14日FACT訪問の僕記事を見てもらえば分かるように、彼は全然猛者じゃない。
まず、背広着てないしね、腹アタックはするけど、全然効かないからまあドカチン肉体系でもない。
かといってO氏が日頃渡りあっている猛者連とは毛色がちがいすぎる。
というか、それ以前にまず会話が通じない。
なにをいわんとしているか、なにをいっているかもよく分かんない。
勧告した記事はたしかに消したけど、翌日になったら同じような記事を普通に、いけしゃあしゃあと挙げている。
―――― 一体なんなんだ、コイツは……?
と、恐らく心中で何度も呻いたことでしょう。
そして、たぶん逃げたくなったんじゃないかなあ?
リチャードコシミズは、O氏がこれまで応対してきたひとたちとは極端にちがう、全くの異世界キャラであったんだと思います。
実は、これまで彼と正対して向きあってきたひとは、全員、彼のもとから去ってしまっているんです。
超初期のがんいち氏、小吹氏、せんじゃさん、みかん姉、万ちゃん、しろうさん、以前立ち上げた会社の共同経営者 ―――
彼が勤めていた前会社2つ然り、彼の前妻も然り、ワクチン非摂取を必死に説得したけど結局彼の電話にも出なくなってしまった、彼の家族もまた然り……。
分かります、彼から遠のきたくなるのは人情です。
そんな彼の本質に触れてすっかり嫌になって去っていったひとたちを「 工作員 」と呼び、「 やった! 我々は工作員からの妨害を退けた 」とかいって得意になって活動規模をでっかくしていったのが、「 リチャードコシミズ独立党 」というカルト組織だったんですよ。
実際には呆れて見捨てられたのが実質なのにね ――― そんなことすら分からないのよ……。
その意味、彼のアメーバブログのほうを調査のために見ていただいた関係職員の方々には、心からお悔やみ申し上げます。
薬機法どうこう以前の、あまりも常識外の言論の数々に、さぞやびっくりされたことでしょう。
なにせこれですもん ――― これ ―――!

薬機の専門家の方々の目に、リチャードコシミズのこうした外宇宙的爆裂言辞がとまったときの驚愕は、もう想像するよりありません。
・ ワクチンは、人類削減のためのジェノサイド兵器。
・ 「 ワクチン癌 」は、進行が極端に早い。気が付いたらステージ4です。
・ 3月以降、日本には1000万錠に近いイベルメクチンが個人輸入されている。
・ ワクチン接種者は、今すぐ脳&心臓の血栓症・帯状疱疹・癌・不妊症を予防すべし。
・ 周囲に必ずIVM保有者がいる筈。友人知人に片っ端から照合してみて下さい!
恐らく、目を白黒させていたんじゃないのかな?
これらのどの主張に関してもリチャードコシミズは情報のソースを提示しておりません。
諜報言語でいえば、彼の駆使するのは「 いつ・どこで・誰が・なんのために・何をやったのか 」が分かるハードインテリジェンスはひとつもなくて、噂話と憶測の域を出ない、「 いつ・どこで・誰が・なんのために・何をやったのか 」がまるで分からない、虚実のはざまのソフトインテリジェンスばかり……。
限りなくデマじみた、こんな曖昧模糊情報、金出して買う組織なんて世界中のどこ探してもないってば(笑)
日本にすでに1000万錠のイベルメクチンが個人輸入されている!?
初耳だ、そんなのは。この情報の根拠はなんだ…?
ワクチンでなんで癌に…? そんな情報もどこからも流れきてないぞ。なにいってんだ、このひとは……。
まさかこのひと、海外の研究論文もアメリカのイベルメクチン服用危険の警告文にも、まったく目を通していないのか……?
はい、そうなんです ――― 自分に都合のわるい現実は全く見えないんですよ、このリチャードコシミズという男は……。
よりぶっちゃけていうなら、会話機能がない。
十何年かまえの会社員時代に契約社員切られたときの彼の反撃は「 保険金殺人! 」なるものでした。
ネットに警察版というスレッドをあげて、自分が勤めていた会社の同僚・上司らを実名・顔写真入りの「 保険金殺人犯 」として告発したの。
どこの会社の保険金がかけられていたのか、彼は一言もいっていない。
彼は記者集めてこの件を発表したんだけど、その途中で記者さんらはみんな帰っちゃった(笑)
異次元すぎるこの反撃で、都内の彼関連のこの2社は数億からなる被害損害を受けました。
2017年の夏、僕は都内のこの1社の応接室にて、N氏からはっきりとそのことを聴いています。
ただね、長野県薬務課さんの気持ちのほうも分かるけど、これはやっぱり放っておいてはいけないことだと僕は思います。
彼は上田保健所から薬機法68条( 広告 )55条( 譲渡 )違反の行政勧告を受けた。
けれども、見ての通り、彼はこの勧告に全く耳を貸さないで、あいも変わらぬイベルメクチン礼賛路線を突き進んでいる。
彼の言説を真に受けた情弱の方々が、実際に駆虫薬イベルメクチンを素人飲みして、いつ薬害被害が出るかも分からない…。
★ 先日、僕は、長野県警さんのほうにも通報を入れときました。
それまでに2度ばかり県警さんのほうにも電話は入れていたんだけど、警察の薬務課さんに繋いでくれることはなかった。
まだ県の薬事課のほうから連絡がきていないから、それでは警察は動けませんねえ、というのがそれまでの基本応対だったわけさ。
ただ、僕、厚労省の薬機の窓口のほうにも別口でマメに連絡入れていたんですよ。
係のひとがえらく優秀で、彼、リチャードコシミズの名をすっかりインプットして、現在の彼活動のあらましなんかも大体把握しちゃったんです。
うん、かつての不正選挙騒動のときと同様、彼、厚労省薬機窓口でも有名になっちゃったのよ(笑)
で、厚労省の薬機の定例報告会でも、この度、このことが報告されることとあいなりました。
この話と、あと上田保健所とのあれこれ、具体的な68条55条の行政勧告を彼が受けているのに、あえてそれを無視していることなんかも添えて県警に連絡したら、こないだ初めて県警薬事課まで電話を繋いでくれてね、担当のT氏とはじめて話すことができました。
ま、これ以外にも、いろいろと手は打ってありま~す。
まだ、その詳細はここには書けないけどね……。リチャードさん、お楽しみに!(笑)
✖ ✖ ✖ ✖
リチャードコシミズはこんな感じなんだけど、これは彼に限った話じゃない、いまや、陰謀論はメチャクチャです ―――。
大阪読売新聞の社会部さんのほうでもチェックを入れていた名古屋の寺尾介伸氏( 彼は僕が再三述べているようにRK独立党の出身者です。当時はバレバレブログってのを主宰していて、そっち筋じゃ結構いい顔だった )が、あれからどうなったか?
彼の反ワクチン集団行政訴訟は、口頭弁論の機会も与えられずに終っちゃいました……。


原告適格なしとは! これは凄いよね。
法廷に入ることもかなわずのいきなし判決だもん、これじゃあもうどうにもできない。
寺尾氏が夢見ていた、大橋さんのこのあいだの東京高裁を舞台に巻き起こした反ワクチンの祭りは、結局不発になってしまった。
彼的には東京高裁にいつかのRK不正選挙裁判の騒動のときみたいに集団で押しかけて、高裁内でも誰もマスクなんかせずにセンセーショナルに大騒ぎして、その騒動の中で演説してる自撮り動画なんかあげたかったんでしょうがねえ、なんともお気の毒さまでした……。
でも、これでよかったんだと僕は思っています。
彼やリチャードさんなんかの陰謀論には、思想も主義もなんもないんだもん。
covid-19 の襲来自体がウソ( 擬似イベント )だっていうのがこの人らの大方の主張なんだけど ――― この点ではリチャードコシミズの陰謀論とは趣を異にしている。リチャードさんはコロナ自体は人口削減のための細菌兵器だっていっている w ――― コロナがウソでマスコミも行政もウソなら、どうしてウソ八百の機関のひとつであるはずの司法なんかに頼るのよ ――― ねえ?
ちょっと聴いただけでもあんまりイミフすぎる!(笑)
また、コロナ自体がウソだっていうのなら、そっち関連の研究所方面にコネつけて、取材にでもガッツリいったらばいいじゃんか!?
なんで、このひとらはそれをやらないのか?
ネットに溢れているガセ情報なんかいくら拾ってみたところで、そんなのは屁のつっかえにもなんないよ。
どうして君らはそうやっていつでも現実から目をそむけたがるのか?
コロナがウソだっていうなら、それを証明するためにまずは動かなきゃ。
現実に目をそむけたクンばかり集まったって、そんなのはさ、所詮は幻想ネバーランドの烏合の衆だよ。
誰もそんな煙言説はまじめに聴いちゃくれない。
かつてリチャードコシミズの「 保険金殺人 」の話の途中で、わさわさと部屋を出ていっちゃったあの記者さんたちのように。
狭いネットのなかだけで非現実なバーチャル言論の小旗ぱたぱたと振って、それで愉しいのかしら……?
こないだの渋谷ハロウィン騒動なんかもえらく評判わるかったようだけど、多くの陰謀論者がやっていることはアレとほとんど一緒だ、と僕は以前から感じていました。
今年の夏、名古屋で彼とジョイントした positive evolution の Meiko さんにしても今じゃこんな体たらくです ―――

陰謀論者の本質っていうのは、まったくもって多くの迷惑 youtuber と五十歩百歩でしかない、と僕は思っている。
ファイザーやモデルナのワクチンがコロナに有効だったのは、誰が見てももうこれは事実としか呼べないものではないですか。
世界中が第6波のあとの厳しい潮流に立ち向かおうとしているのに、君らは一体なんなんですか?
実際に9800万以上の国民がワクチン接種を済ましてしまったいま、彼等のような「 反ワク 」「 毒ワク 」「 ウソコロ 」系の陰謀言説はもはや社会毒でしかない。
渋谷のハロウィン族より彼等は年齢こそ上ですが、感性的には全く一緒なんじゃないかなあ?
恐ろしく未成熟な香りがしてくるんですよ、君等を見てると。
バイクのマフラー外して2人乗りで街を疾走するときの、あのやけっぱち風味のヒリヒリ感 ――― 僕も十代のときアレやったけど ――― 陰謀論者ってアレをネットのなかでやっているだけのような気がします。
十代だったらそんなのもまあ許せないじゃないけど、40~50代になってまでそんなのやっててマジどうすんのよ!? (笑)
僕と同じようなことを感じ、彼等への批判活動をはじめられた方も有難いことにだんだんと増えてまいりました。
先日見つけた「 社会毒の変 」さんもそのおひとりです。
彼のブログは非常に優れているので、この場を借りてご紹介したいと思います ―――。
昨日描いた日本のカルト集団2021年版だが、昨日公開したばかりだが、本日重要なアップデートが入り、バージョン2.1に更新した。
マイナーアップデートの中身は、小林よしのりとアメノウズメ塾を追加したのだ。
この中で小林よしのりだが、1990年代と今とでは主張内容や方向性が違うので、2つに分けて載せている。1990年代の小林よしのりはネトウヨの原点、2020年代になると「コロナ嘘」論に走っている。
内容はかなり酷くて、こやつの社会的悪影響はかなり大きいと判断したので急遽追加した。
もう一つはアメノウズメ塾だ。
これもかなり酷い。今現在はわからないが、私が知る限り、2010年にはかなり精力的に活動しており、当時からYouTubeなどで陰謀論をばら撒いていた。
コロナ禍以降、陰謀論の環境、質が変わった
私はそう思っている。以前だと陰謀論にのめり込むのは、レベルの低い層が大半だった。レベルが低いとは思考力や信念がなく、振り回されやすいよく言う"B層"的な人が多かった。
(TVを見ないが、ネットの嘘にすぐ騙される新B層と私が言ってる層がある。B層とは新B層も含む)
だが、コロナ禍以降はB層てはなく、レベルの高い層の人も簡単にコロナ禍や陰謀論、トランプ教に騙される例を多数見ている。
特に左上の三無(無添加、無農薬、無化調)愛好家、代替医療に詳しい人も多い。三無や代替医療はカルトではないが、三無でない普通の食事や加工食品、現代医療を否定するとこからカルトの入り口に入り、陰謀論へ誘導される。ここに罠がある。
私の知る人は代替医療に詳しかったが、全く正常な考えだったのに、反ワクチン、反コロナに見事に洗脳されてしまった。その人は私に「良い本だから読んでほしい」と、インチキジャーナリストの船瀬俊介、反ワクチンの急先鋒母里弘子、アメノウズメの杉田穂高の本を勧めてきた。
更に新型コロナをかなり甘く見ており、新型コロナワクチンの弊害を100倍、1000倍にして主張してた。その人も「ものすごく信用できる人から聞いた」と言っていた。
今の陰謀論、今のカルトは「ものすごく信用できる人」すら、簡単に騙してしまうのだ。
( 引用以上。注:この引用はブログ主さんからの許可を頂いてのものです )

❤ 突然ですが、陰謀論は人を必ず不幸にします。( あかね )
私がコシミズ大将が日々拡散している荒唐無稽なデマや、彼の矛盾を追及している理由は、陰謀論は確実に人を不幸にし、そんな不幸な人たちが多い国は、やっぱり不幸になるからです。
誰も不幸な国になんて、住みたくないですよね。
そういうわけなので、陰謀論者には一日も早く陰謀論から足を洗ってもらい、幸せを取り戻していただきたいと思います。
まず陰謀論に特化したおすすめのブログをご紹介します。
おすすめ秀逸ブログ 1
https://ameblo.jp/takejiro1968/
社会毒の変
おすすめ秀逸ブログ 2
https://www.hoe2021.com/
ほえのブログ
おすすめ秀逸記事 3
https://www.yomiuri.co.jp/feature/titlelist/%E8%99%9A%E5%AE%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%96%E3%81%BE/
大阪読売新聞「 虚実のはざま 」
陰謀論者のコピペブログと比較してください。非常に知的で論理的です。
それでは、なぜ陰謀論にハマると不幸になるのかご説明します。
(1)物事のネガティブな面ばかりを見てしまい、常に暗い気分になる。
陰謀論の基本は、架空の悪人( ディープステイト、ユダヤ人、朝鮮人、工作員、マイノリティ、保険金殺人犯、シャブ中 )を作りだし、彼らとネットの中で戦うことである。
もちろん世の中には悪人もいるが、ほとんどの日本人は、「 自分の周囲は幸せと平和に満ちている 」と感じている。
陰謀論者は、わざわざ架空の悪人(敵)を、家族や友人より「 身近なもの 」と感じ、1年365日、彼らの悪辣ぶりにイライラし、ネガティブな感情に苛まれている。
そして、陰謀論者の好むニュースは暗いニュースばかりであり、会ったこともない不幸な被害者に過度に感情移入する。
その一方で、「 経済が上向きになってきた 」「 株価上昇 」といった明るいニュースは不愉快なのか、ことごとくフェイクニュースにしてしまう。
「 庶民も景気回復を実感したい 」と前向きに考えるのではなく、大企業や資産家を「 裏社会 」とし、引きずり下ろすことしか考えない。
資産家にも庶民にも善人もいれば悪人もいて、その悪人だって、犯罪者でもない限り、自分にとって「 嫌な人・迷惑な人 」というだけであって、ほかの誰かにとっては「 良き友 」「 良き家族 」ということも多々ある。
今なら、コロナの感染者が減ってきたことは喜ばず、副反応で亡くなった人ばかり目を向ける。
我々には、その人たちが副反応が原因で亡くなったのか、副反応とは関係なく亡くなったのかは判断できないが、陰謀論者は有無を言わさず、「 全員副反応で亡くなった 」ことにする。
(2)周囲から孤立し、家族とも疎遠になる。
陰謀論者が信じ込んでいる言説は、コロナなど存在しない、ワクチンを接種すると3年以内に周囲を巻き込んで死ぬ、助かるにはイベルメクチンを服用するしかないといった荒唐無稽なものばかりである。
原始時代から定期的に発生している、地震、災害はすべて人工とし、ディープステイトは人口を9割削減しようとしているとする古典的な陰謀説も、99.9%の一般人には受け入れてもらえない。
その結果陰謀論者は、友人、知人、家族から距離を置かれる存在になり孤立する。
(3)権威にひれふし、卑屈になる。
陰謀論者は、医師、学者など、知的な職業とされる人物の意見を利用する傾向にある。
医師だって学者だって、専門外の分野では素人同然であり、陰謀論にハマり洗脳されることもある。
陰謀医を立派な医師に祀り上げ、常識的な医師を「 ディープステイトの手先 」とレッテル貼りする。
祀り上げられた医師は、ますます陰謀論界隈に市場を見出し、期待に沿う言動をするようになる。
狭い市場でも参入者がほとんどいない限り、ブルーオーシャンである。
(4)永遠に勝てない相手と虚しい戦いを続けてしまう。しかも不毛なバーチャル空間で。
「 ディープステイト 」とは陰謀論者が作り出した「 概念 」である。
「 ワクチンで3年以内に死屍累々 ( RK )」といった荒唐無稽な陰謀説は、陰謀論者のどす黒い「願望」に過ぎない。
ディープステイトとは、陰謀論者の脳内に存在する陰謀論者自身のことである。
つまり、陰謀論者は自分自身との不毛な戦いを続け、これは決して勝利も終わりもない「地獄の戦い」である。
(5)自分の不幸を他者(ディープステイトやマイノリティ)のせいにして、努力をしなくなる。
陰謀論者は、自分の不幸を、ディープステイトやマイノリティのせいであると考えている。
一時的には楽な考え方なのだろうが、長い目で見れば破滅的な考え方であり、これをやめない限り、陰謀論者は一生不幸のままである。
努力やチャレンジをしても、この世はディープステイトに牛耳られ、成功するのはマイノリティばかりと考えるようになれば、部屋に引きこもるしかなくなる。
陰謀論者が成功をすることはラクダが針の穴を通るより難しい。
「チャレンジなくして成功なし」。
(6)自分がいかに恵まれているか気付けず、幸せを感じられない。
陰謀論者はみな、パソコンかスマホを所持し、人一倍自由時間もある「幸せな人たち」である。「時は金なり」というが陰謀論者は大金持ちともいえる。
仕事があるかどうかは不明だが、住む場所があり、お腹いっぱい食べているようである。
だが、イスラム過激派や共産党、軍事政権に支配されている国なら、投獄か処刑されるような面々である。
北朝鮮なら強制収容所送りであろう。
いや、平和で安全な日本だからこそ、温々と陰謀論者でいられるのである。
自民党政権のメリットを人一倍受けているのは、陰謀論者である。
いくら政権批判(デマによる名誉毀損)をしても、国から罰せられることはない。ビル・ゲイツやジョージ・ソロスから提訴されることもない。
「政策、政権批判」は国民の権利であるが、政治家個人に対する根拠のないデマは名誉毀損であり有害無益である。
(7)新しい趣味を見つけられなくなる。
陰謀論者は政治に興味があるか、興味のあるふりをしている。
それは結構なことなのだが、名のあるメディアが報道する記事に目を通すだけではなく、個人が発信する大量のTwitterやブログなどから、自身の陰謀説を補完する「都合の良い情報」を見つけ出すために、莫大な時間を費やしている。
そのため、友人との交友や家族団らん、新しい趣味を見つける時間もなく、もっぱら自分にとって心地の良い陰謀論バーチャル空間に棲息するようになる。
(8)ブ〇になる。
ブ〇の語源は、無表情だという説がある。不平不満が顔に現れているのか、陰謀論者の表情はとにかく暗い。
私が企業の人事担当者なら、筆記テストがどれだけ優秀であろうと、必ず不採用にする。
(9)健康を損なう。
「笑い」は免疫力アップに有効で、不満やストレスは美容と健康の大敵である。陰謀論者には笑いがない。B層をバカにして笑っても、免疫力はアップしない。
それに、陰謀論者は、頭の中にいる自分の分身=ディープステイトと日夜戦っているのだから、健康を損なわないはずはない。
★ 放っておいても治るような軽微な頭痛や発熱にまで、短絡的に劇薬指定のイベルメクチンで対処する。
こういったことも、健康を損なう原因である。
(10)精神が不安定になる。
陰謀論者は「〇〇は保険金殺人だ、工作員だ、シャブ中だ」と他人に貼ったレッテルを信じ込む傾向にある。
ということは、自分はディープステイトに狙われていると信じ込んでいる「とき」もあるはずである。認知症高齢者の「まだらボケ」のように。
一人でいても落ち着かないだろう。とくに山奥の一軒家で一人暮らしをする陰謀論者は、いつ北朝鮮の工作員がやってきてもおかしくはないと考えるはずである。これは精神安定剤が必要なレベルである。
このように、「 陰謀論者になる 」ことは、成功や幸せを捨てることなのです ❤

社会毒の変さん、記事の引用許可感謝します。
あかねさんも渋辛い分析エッセイ、ありがとう。
今日の僕の記事は以上です ――― お休みなさい。
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★ ア.「あやしいヤクブツ連絡ネット」に電話で連絡。
連絡先 : 03-5542-1865
イ. 厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課にメールで連絡。
下記を参考にメールを作成してください。
メールアドレス : Yakuji-net@mhlw.go.jp
★ 薬事法違反サイトを報告しよう|薬キャリPlus+
https://pcareer.m3.com/plus/article/mhlw-recommends-for-reporting-of-illegal-websites/
★ 長野県薬務課管理部 026-235-7159
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