ラーメンブームについて考える

この題材はいつかは記事にしてみたいと思っていたテーマでした。スポーツも学歴も同じというテーマでも以前書きましたが、これらには、「学歴や学校の勉強、そしてその対にあるようなスポーツまでもが、そもそも人を駄目にしてしまうシステムである」という事が分かりました。
なんでもそうですが、「そこそこにやる」ことが大切で、没頭してはいけません。
私達が没頭すべきなのは、神の御心に従って善く生きること。
東大卒業して、官僚になり、天下りして多額のお金や権力を手にすること、慶応医学部卒業して、医者になりテレビに出て、病院経営を右肩上がりにし、学会を開いてもらい権威を持つこと、スポーツで華々しい成果実績を残して、多額の年俸を得て、見た目が綺麗な女子アナと結婚して海外に住むことではありません。

そんな事をしていても、そしてそのような未来を目指しても最後は救われません。
よく妻と話すのが、「行きすぎはいけないが、青春の一ページとして、そこを目指すのはいいのでは？」
と意見してきます。
私はその意見に同意できません。
結局、目指しているゴールが違っているのだから無駄足だからです。
登ろうとする山を、正しい目的とする山を親が知らない事が罪なのだと反省しています。
世間の作った常識という山だけを子供に登らせようとするため、これだけ自殺が出たり、反社会的な行動する人間になってしまうのだと考えてます。

謙虚に生きる、ひっそりと人のために生きる、人が見ていない時にでも誠実であり、悪さをしない人間である、それは神様を愛する事なのだと思っています。

さて、昨今のラーメンブームですが、これは今から15年程前からマスコミが仕掛けてきてましたよね？
実は私も大のラーメンフリークであり、依存症までいってました。今も時々発作的にラーメンについて、恋い焦がれてしまう時がありますが。
依存症の人の特徴は、単純な話を、有名なラーメン店でこだわりの一杯を食べることにより、えげつない快楽を得られるということですが、ラーメンというものは、それぞれ特徴があり、いわゆるラーメンの定義にハマっていれば何でもありの世界なのです。
和食やフレンチの職人がラーメン業界に参戦してきて一儲けしてしまう人がいるくらいです。
最近では、袋ラーメンにニンニクすりおろしとモヤシと茹で卵が究極だと気付いてしまったのですが、笑
以前はベースのスープであったり、やたらと無化調に拘ったり、はたまた製麺までしたりと、よくもまぁ、神様の方を向かず、毎日毎日ラーメンの食べ歩きをしていたなぁと反省したり、恥ずかしく思えてきてしまいます。
このように、悪魔は何か１つの物に没頭させようと仕向けて来ます。
そもそも、ラーメンブームもメディアが火付け役であり、庶民から勃興した訳ではないのですから、その異様さに気付かないといけない。
正しい信仰を持たないと、目先の事で右往左往させられてしまうと歳を重ねても賢くならなかった自分を振り返り自戒したくなります。
写真は藤一番の濃厚豚骨醤油ラーメンです。チェーンですが、素晴らしいクオリティです。
さて、今日は何ラーメン食べよかな？笑