精神科看護のお客さんって…

毎度毎度、同じような内容ですかね？
精神科看護を考える前に、前提の精神科医療について知らないと意味がありません。
精神科に入院してくる人はどんな人種なのでしょうか？
❶会社、家族関係で八方塞りになり、診察を受け精神薬を常習的に飲んでいる人
❷近所のトラブルでやらかして警察、保健所にお世話になった人
❸家族が騙くらかして連れてくる人

こんなもんでしょうかね？
お姑さんと上手くいかず、メンタルクリニックにかかり、紹介してもらって、休息入院ってな人もおりました。

みーんな、入院すると入院前より悪くなって帰っていきます。
良くなる人を見た事がありません。
何故なら、心の問題、悩みは、薬では何とかならないからです。
話を聞いて貰ってもキッカケ作りにはいいのですが、根本的な問題解決にはなりません。
結局、自分が変わらないと良くならないからです。
精神病院に入院すると、全くこのような問題へのアプローチはありません。
時々厳しい事をいう医師もいるにはいますが、そもそも精神病院に入院してどうこうなると思っている段階で問題を他人任せにしている、これは、心の病は専門家に任せるという、テレビのプロパガンダにやられている証拠なのです。

これは、『風邪ひいても休めない』と言い訳しながら働いている人と同じです。
大切なのは、人間関係、休むと何を言われるかわからない、自分が休んだら迷惑がかかるという、洗脳から解かれていない証拠。
あなた一人いなくても、会社は回りますよ。という話しです。
そういう人は、定時に帰社する人や風邪や子どもの発熱で会社を、休む人を責めます。自分を大切にできる人が眩しいのでしょうか？
『凄い頑張ってるね！』と褒められたいのです。
大人になっても尚、他者から承認されたいのです。
極めて子どものような大人だらけの世の中になってきていますね。
貴方を認めるのはあなた。
貴方をを許すのはあなたなのです。
他人からどう思われようが構いません。
このようなマインドが大切であり、あなたの人生を生きることに気付くことこそが、人生の目的なのかもしれませんね。
こんな事言い始めたら、精神病院は経営できません。

福祉制度と医療制度の微温湯と、抗精神薬という麻薬で心も身体も蝕まれて廃人になっていく場所、それが精神病院の実態なのです。
一体、誰が得するのでしょうね？

家族？製薬会社？医師？看護師？