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旧精神科医療は思想警察なのか?

精神科訪問看護を通して医療制度を再考する。

2016年07月07日 | 精神科訪問看護
精神科訪問看護をしていた時を思い出すと「やりがいなかったなぁ」の一言です。

どうですかね?本当に訪問看護を必要としている人なんて10%いたらいい方でしょう。
どうやって数値を測るか?
医療費助成なし、つまり自立支援医療なしで、通常の三割負担医療費を支払っても訪問看護に来て欲しいと言われるかです。

訪問看護は月初めが14500円、それ以降は¥8500です。
その三割負担っていうと…。
月初め¥5000、2回目以降¥2500医療費を負担しますか?という話。
そんだけ負担できる人、ぶっちゃけいなかったですよ。
訪問ヘルパーは介護保険を使うと一割負担ですから、そこまで大きく負担になりません。
自立支援医療を使って一割負担、さらに世帯収入に応じて自己負担金が発生します。
医療証が発行されるエリアですと、実質無料、一割分の負担を市町村がカバーしてくれます。

なんで、こんなに手厚いんだろうね?
他の難病の人もそれなりに手厚いけど。

そう考えると制度の悪用ではないが、精神科訪問看護は儲かるなぁという結論です。

しかしながら、看護師ならびに准看を集めなければならないこと、更に精神障害者を相手に一回の訪問で30分会話し続けなければならない心労は、病棟勤務とは比較にならないくら苦痛が伴います。

その分、カウンセリングスキルは上がりますが…。

やはり、医療全体を自由診療にすべきだと私は感じます。
所得制限を設けて自己負担する割り当いを決める、もっと言うなら、全額負担にして、還付していくという制度にしていけば医療制度は正常に保たれると思います。

とりあえず、一回は全額払えと。
払えない世帯は、医療証を予め発行しておくという措置です。

治安維持という側面だけから見れば精神科訪問看護の意味はあります。必要性もあるでしょう。しかし、これはあくまで皆が支払っている健康保険制度、つまり税金みたいなものから、知らない間支払われている制度の拡大解釈、悪用とも取れます。

まさか、キチガイに社会保険が湯水の如く使われてるなんて…。

しかも、その使われ方、相当効率悪いですよ。週に3回、一回30分監視しに行くだけ。
後の時間は何しているか不明です。
当然、保健所は月次の報告書を出せと言ってきますが、そもそも保健師の国家資格だけ持っているだけで、ろくに臨床経験がない、新卒で保健所勤務している、保健所職員自体、キチガイ相手の対応は充分できていない。
生保担当もそう。
刺青入っている相手には、一歩も二歩も引いて対応している。
ごねたもん勝ちの制度なのです。
時々、テレビ番組で生活保護Gメンの特集組まれますが、相手にしているのは、ほぼほぼ善良な生活保護受給者の不正受給を大袈裟に誇張して伝えてる、Gメンは仕事してますアピールするための意図的な番組です。

ですから、精神科訪問看護は医療費であってはならないと思います。
治安維持なので、法務省管轄の公費を使えと言いたいのです。
そうしないと、医療費問題は何時まで経っても解決しないし、詐欺まがいの訪問看護が横行するだけだと思います。

福祉論では、社会が成熟していけば、精神障害者自体無くなるとまで言われてます。
実際は差別解消法だけ作るだけで、上手く運用できておらず、逆行しているように見えます。

村意識の強い日本で、村八分にされ、さらに差別意識蠢めく現代日本での精神障害者、その家族から見れば、やはり生涯を、病院で生活してもらうのが一番良いのかもしれませんね。
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