心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

我が国の精神科医療の歴史

2016年04月15日 | 精神科訪問看護
私は、良く精神科医療のレベルを測るとき、その人が歴史的背景にどれだけ精通しているかで図ります。
教科書通り見ていくと、相馬事件やら、私宅監置やら、ライシャワー事件による精神衛生法の話しやら、精神保健福祉法の話しやらをしてくる人がいますし、ヨーロッパのフランコバザーリア法、ピネルの、閉鎖病棟からの開放というレベルの話しをして日本の精神科医療はヨーロッパと比較して20年遅れていることや、アメリカは脱施設化するために、民間精神病院を閉鎖して、その代わり医療刑務所、つまりFEMAのようなシステムを導入し対応したことや(ターミネータ2のオープニングシーン)、民間団体、宗教団体に精神病や各種依存症の人間を委任しているというよな、単純に欧米とシステム的、文化比較的な視点でしか説明しない人ばかりで、専門家が辿り着く教科書レベルにはその事しか書いてありません。
専門家こそ、専門家としての常識に囲われてしまっており、抜け出せないことに気付いていません。


こういった方の考えを聴くと、まさに『一知半解』だなぁと思ってしまいます。

精神科医療の真実の歴史とは、ニューワールドオーダーなどの差別思想であり、人間に優劣をつける、優性思想がベースとなっているということが少なくても現代の精神医学を見ていればわかります。
医学でもなければ科学もへったくれもない世界です。
麻薬や覚醒剤成分のものを名前を変えて薬として売っている、ビジネスです。
現状を見ると、こんなシステムを厚労省が医療として認可しており、健康保険の対象となっているのが信じられませんが…。

なぜ科学的でないかというと
これは先日友人から教えてもらった非常に専門的で戦慄が走るような情報からですが、アメリカの精神医学への検証実験が分かりやすいと思いますので紹介します。

それはアメリカで行われた『ローゼンハン実験』という、実験がありました。
8人の被験者に、『ハルシネーション、幻聴がある』と詐病をし、精神科病院に入院できるかどうか?という実験なのですが、8人が8人とも入院することができました。
精神科医は誰も詐病を見抜けないのです。
しかし、彼らを見抜いた人たちがいなかったわけではありません。
そう、同じ病棟に入院していた患者は見抜いていたのです。

日本でも、朝日新聞記者が詐病で精神科病院に入院した手記『ルポ精神科病棟』が話題を呼びましたよね?
とても、的を得ていますが、個人的には、昔の精神病院の方が、人間味があり、今の精神病院のような、無理やり病気に仕立て、閉鎖病棟で一日中ゴロゴロさせている方が不健全だと思ってしまいます。
実際は現代の薬物療法しかしない、閉じ込め医療の方が古い手法なのだと思います。

閉鎖病棟という考え方自体が古い考え方だと思っていたのですが、実は本当の精神科医療の歴史や狙いが分かると、閉鎖病棟しかその目的を実現することはできません。

過去記事にも書いてますが、精神科医療の狙いは、マインドコントロールであり、政治犯を合法的に隔離収容することが目的であるということ、それを隠すために、街で精神病患者が問題を起こしたことを取り上げ、国民の不安を煽り、隔離収容政策のコンセンサスを取り付けているのでしょうね。
まぁ、どの道、抗精神薬を内服している段階でチャランポランで犯罪予備軍であり、合法的な反社会勢力みたいなものなのだと、考えられます。
麻薬、覚醒剤を合法的に飲ませて良い社会が一体どこにあるのでしょうか?
これはまるで、強姦や殺人、強盗、放火をやっても良いと言っている社会と同じだと思います。
精神科とはそういう政治的な歴史が蠢いていることを知っていただけたら幸いだと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 精神科病院勤務、就職希望さ... | トップ | プロセスレコードの嘘、自己... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

精神科訪問看護」カテゴリの最新記事