今回の記事は最近流行りの『司法精神医療』についてです。
友人、同期が司法病棟で働いていますが、彼らは私のように警察官をやってたわけでもなく、ただ単に英国、米国、海外でやっているプログラムに沿って行動しているだけで、犯罪捜査の刑事訴訟法の知識がない、通常の被疑者を取り調べしたことがなく、また引きあたり捜査や捜索差押えもしたことがありませんから、彼らの社会的意義については全くと言っていいほどズレてしまっています。
犯罪には構成要件というものが存在し、例えば、雨の日に傘立てにささっている傘を拝借して帰宅している途中、所有者からその傘返せ!と言われた時、
窃盗罪ですか?
寸借詐欺ですか?
ネコババ占有離脱物横領罪ですか?
となります。
ここで、犯罪の構成要件となるのは、客観的事実と本人からの内心、申し立てによる、主観的事実です。
ですから、
①雨が降っていた
②傘を持っていない、困る、でもコンビニで買うのは勿体無い
③傘立ての傘を拝借していこう。
までは同じだと思います。
そこから行動した事実よりも、本人の申し立て、供述により犯罪が決まり、また罪が無くなりもする、あやふやなものとなります。
④使ったら翌日返却するつもりだったと言う。
⑤自分の持ってきた傘と酷似していた、としらを切る。
⑥見た目がかっこよく、以前から傘を持っていなかった為、自分の物としようとして持っていった
実質的に刑法的に罪とならない回答があります。
そう、⑤です。
これは、錯誤にあたるため、犯罪の動機がない、過失犯になるためです。
④は寸借詐欺⑥は財産処分を完全に遂行すれば窃盗、その過程であれば、単純横領罪、つまり占有離脱物横領罪となります。
これだけでは決まりません、目撃者証言など客観的事実が加わります。
何が言いたいか??
というと感の鋭い方ならお判りになると思いますが、司法精神医療で取り扱うのは、回答⑤を出した人達なのです。
常に『錯誤』『事実誤認』し続けて、結果的に刑法に触れてしまった人達です。
妄想で、
『母親から殺されると思った』『幻聴で、父親を殺せと命令があっあ』
『神の御告げで、家に火を放ち悪魔を滅ぼせと言われた』
『幻聴で、すれ違いざまに悪口を言われ、自分のことを馬鹿にされていると感じ、かっとして殴った』
『あいつが、お前の妻と不倫している相手だと幻聴から言われた』
『同級生Aはお前を殺しに来る。殺される前にお前が殺し、一家共々火事で焼き尽くせ』
『俺はキリストの生まれ変わりだと御告げがあった。女は全て俺とセックスして清い存在にしなければならない、特に子供や処女は全て。』
……こんな事、こんな理由、通じますか?
更には客観的事実は何もない、せいぜい、過去に嫌な事を言われた、人格否定された程度です。
他にも何らかの理由で追い込まれたにしろ、その程度の理由で、殺人、強盗、強姦、放火をしてしまうのです。
犯罪者の思想のゆがみを更生する場所が刑務所なのですが、懲役という過程で、きびしきい生活訓練の中の一部で、猛省させることが刑務所だと理解しています。
ですから、受刑者は毎日必死に生活しているでしょう。
懲らしめの期間なのですから。
しかし、司法精神医療病棟への患者は何をしているのか?
『アンガーマネジメント、かっとなった時とうすれば良いか?』
『幻聴や妄想に捜査されそうになった時、どのように対処すれば良いか?』
『自分の病気(?)の特性を知り、疾患理解をして、どのように生活していくか?』
程度の事を、担当看護師と日々学んでいるだけです。
それ以外は、三食昼寝付き。
当然、病院、医療機関には何のノルマや責任もないのですから、困ったものです。
そして、その成果は、『犯罪精神患者が死ぬまで再犯をしないこと』だそうで、その責任は誰もとらないそうです。
単純に、措置入院患者の措置解除を国が推し進めてるんですよ。
『キチガイを野に放つ』政策なのです。
現実的には退院につながるケースは少ないですが、頭のおかしな精神科医は『俺は、殺人を犯した患者を見事に退院させた』と大言壮語する輩もおります。
医者も相当頭悪いです。
池田小学校事件〜相模原事件〜精神障害者の猟奇的殺人事件について
リンク先を一読してもらうと分かりますが、現実はこれです。
殺人は事実なのです。
これを野に放つ…
誰が責任を取るの?実は親族以外誰も責任を問われてません。
社会的制裁のみです。
池田小学校事件に関しては、責任能力ありとなり死刑判決が下りました。執行されるかどうかは不明ですが、所謂死刑執行するまでの終身刑ですね。
ちなみに無期懲役と終身刑とは違います。
無期懲役は期限が決められていないだけで、反省していれば恩赦などで20年くらいで刑期が決まる時もあります。
前置きが長くなりましたが、現段階の結論として言えることは、『司法精神医療は、患者を外に出すな=退院させるな』が本質ではないかと考えています。
なぜなら、先程も述べましたが、彼らが再犯した時、誰も責任を取る制度が整っていないからなのです。
こんなもの社会正義でも人権擁護でもありません。
無責任、放任主義です。
再犯したら、死刑確定ぐらいでも良いのではないでしょうか?
最低でも担当医と看護師の免許剥奪。
既に死刑並の犯罪をしているのですから。
それならば敢えて、野に放つ必要もないのかと思ってしまいます。
司法精神医療は本当に時代に必要なものなのかな?だとしたら、結果として無責任な行動をして欲しくないと願います。
ターミネーター2のオープニングにアメリカの司法精神医療?が見られるかもしれません。
クロルプロマジン800mg筋注とかエグいですよ。
友人、同期が司法病棟で働いていますが、彼らは私のように警察官をやってたわけでもなく、ただ単に英国、米国、海外でやっているプログラムに沿って行動しているだけで、犯罪捜査の刑事訴訟法の知識がない、通常の被疑者を取り調べしたことがなく、また引きあたり捜査や捜索差押えもしたことがありませんから、彼らの社会的意義については全くと言っていいほどズレてしまっています。
犯罪には構成要件というものが存在し、例えば、雨の日に傘立てにささっている傘を拝借して帰宅している途中、所有者からその傘返せ!と言われた時、
窃盗罪ですか?
寸借詐欺ですか?
ネコババ占有離脱物横領罪ですか?
となります。
ここで、犯罪の構成要件となるのは、客観的事実と本人からの内心、申し立てによる、主観的事実です。
ですから、
①雨が降っていた
②傘を持っていない、困る、でもコンビニで買うのは勿体無い
③傘立ての傘を拝借していこう。
までは同じだと思います。
そこから行動した事実よりも、本人の申し立て、供述により犯罪が決まり、また罪が無くなりもする、あやふやなものとなります。
④使ったら翌日返却するつもりだったと言う。
⑤自分の持ってきた傘と酷似していた、としらを切る。
⑥見た目がかっこよく、以前から傘を持っていなかった為、自分の物としようとして持っていった
実質的に刑法的に罪とならない回答があります。
そう、⑤です。
これは、錯誤にあたるため、犯罪の動機がない、過失犯になるためです。
④は寸借詐欺⑥は財産処分を完全に遂行すれば窃盗、その過程であれば、単純横領罪、つまり占有離脱物横領罪となります。
これだけでは決まりません、目撃者証言など客観的事実が加わります。
何が言いたいか??
というと感の鋭い方ならお判りになると思いますが、司法精神医療で取り扱うのは、回答⑤を出した人達なのです。
常に『錯誤』『事実誤認』し続けて、結果的に刑法に触れてしまった人達です。
妄想で、
『母親から殺されると思った』『幻聴で、父親を殺せと命令があっあ』
『神の御告げで、家に火を放ち悪魔を滅ぼせと言われた』
『幻聴で、すれ違いざまに悪口を言われ、自分のことを馬鹿にされていると感じ、かっとして殴った』
『あいつが、お前の妻と不倫している相手だと幻聴から言われた』
『同級生Aはお前を殺しに来る。殺される前にお前が殺し、一家共々火事で焼き尽くせ』
『俺はキリストの生まれ変わりだと御告げがあった。女は全て俺とセックスして清い存在にしなければならない、特に子供や処女は全て。』
……こんな事、こんな理由、通じますか?
更には客観的事実は何もない、せいぜい、過去に嫌な事を言われた、人格否定された程度です。
他にも何らかの理由で追い込まれたにしろ、その程度の理由で、殺人、強盗、強姦、放火をしてしまうのです。
犯罪者の思想のゆがみを更生する場所が刑務所なのですが、懲役という過程で、きびしきい生活訓練の中の一部で、猛省させることが刑務所だと理解しています。
ですから、受刑者は毎日必死に生活しているでしょう。
懲らしめの期間なのですから。
しかし、司法精神医療病棟への患者は何をしているのか?
『アンガーマネジメント、かっとなった時とうすれば良いか?』
『幻聴や妄想に捜査されそうになった時、どのように対処すれば良いか?』
『自分の病気(?)の特性を知り、疾患理解をして、どのように生活していくか?』
程度の事を、担当看護師と日々学んでいるだけです。
それ以外は、三食昼寝付き。
当然、病院、医療機関には何のノルマや責任もないのですから、困ったものです。
そして、その成果は、『犯罪精神患者が死ぬまで再犯をしないこと』だそうで、その責任は誰もとらないそうです。
単純に、措置入院患者の措置解除を国が推し進めてるんですよ。
『キチガイを野に放つ』政策なのです。
現実的には退院につながるケースは少ないですが、頭のおかしな精神科医は『俺は、殺人を犯した患者を見事に退院させた』と大言壮語する輩もおります。
医者も相当頭悪いです。
池田小学校事件〜相模原事件〜精神障害者の猟奇的殺人事件について
リンク先を一読してもらうと分かりますが、現実はこれです。
殺人は事実なのです。
これを野に放つ…
誰が責任を取るの?実は親族以外誰も責任を問われてません。
社会的制裁のみです。
池田小学校事件に関しては、責任能力ありとなり死刑判決が下りました。執行されるかどうかは不明ですが、所謂死刑執行するまでの終身刑ですね。
ちなみに無期懲役と終身刑とは違います。
無期懲役は期限が決められていないだけで、反省していれば恩赦などで20年くらいで刑期が決まる時もあります。
前置きが長くなりましたが、現段階の結論として言えることは、『司法精神医療は、患者を外に出すな=退院させるな』が本質ではないかと考えています。
なぜなら、先程も述べましたが、彼らが再犯した時、誰も責任を取る制度が整っていないからなのです。
こんなもの社会正義でも人権擁護でもありません。
無責任、放任主義です。
再犯したら、死刑確定ぐらいでも良いのではないでしょうか?
最低でも担当医と看護師の免許剥奪。
既に死刑並の犯罪をしているのですから。
それならば敢えて、野に放つ必要もないのかと思ってしまいます。
司法精神医療は本当に時代に必要なものなのかな?だとしたら、結果として無責任な行動をして欲しくないと願います。
ターミネーター2のオープニングにアメリカの司法精神医療?が見られるかもしれません。
クロルプロマジン800mg筋注とかエグいですよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます