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旧精神科医療は思想警察なのか?

拘束看護について

2016年04月04日 | 精神科看護
隔離の次は拘束です。
これは、かなりヤバイですし、相当人権侵害しまくりですので扱いは慎重ですよね。

自傷他害のある患者は、基本隔離室に入ります。
これは、保護という目的で使用します。
さらに、錯乱していて、自傷が激しい人は、拘束という形になります。

ゼグフィックスやピネルという拘束具メーカーの物をベッドにくくりつけて拘束具の準備をします。
マグネット固定ですから慣れると楽にセットできます。
前述したメーカーは、医療拘束具なので一般の人は購入できません。
大体一式10万円くらいが相場でした。

こんな物一般の人が購入して、拉致って拘束でもしようものならと想像するとゾッとしますね。
ちなみに、拘束具体験というものをしましたが、私は脱出出来ました。
ただ、ベッドか、拘束具のどちらかを破壊すれば良いのです。笑

拘束診察は1日3回はしてます。
巡回はモニターを使って、30分に一回。
記録上は15分に一回です。

食事はなし。排泄はオムツとバルーンカテーテルのみ。
基本二、三日で拘束は終わります。
大概、食べれなくなり、栄養点滴、身体管理する時、あとは、不眠となり完全な躁状態の時にセレネースを静注して眠らせる、睡眠療法する時に効果的かな!?という感じです。
拘束の指示は、精神保健指定医しかできません。
指定医と特定医師、大して変わらないんですけどね笑

これから、危険ドラッグや覚醒剤離脱、アルコール中毒など、拘束必要な人が増える季節になりますね。
あー、怖い怖い。
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