色々ありました。
【其の2・ステージ編】
初日の原ノ町”ゆめはっと”で、プログラムの1曲目、シベリウスのピアノ四重奏曲を演奏し終えて、4人でおじぎをした後、ピアノの譜面台の譜面をかたづけて持とうとしたら、「イクミ、譜面は誰かが持ってきてくれるものだから、置きっぱなしでいいんだよ」と、共演者のヤンネに云われてしまいました。その上、ステージから舞台袖に入る直前に、レディファーストで、前を歩いていたメンバーが道を譲ってくれているのに、当然のようには入れず、譲り合ってしまいました。ウッウッウッ
日頃、大事にされ慣れていないワタクシ・・。袖に戻ってきてまで、また別のメンバーに「楽譜は置いてきていいんですよ」と云われる始末。
続いて、メゾソプラノの駒ヶ嶺ゆかりさんのコルンゴルトとシベリウスの歌曲の伴奏では、とにかく、ゆかりさんの鮮やか黄緑のドレスの長めのすそを踏まないように”三歩下がって師の陰踏まず”を鉄則に、伴奏者らしく、控え目にステージに出ました。終わって、再び舞台袖に戻る時、今度は、しっかり楽譜を置きっぱなしに、帰って参りました。
ところで、ピアニストが複数いれば、ピアノ椅子の高さがそれぞれ違うもので、私が座ったあとに、舘野泉さんに椅子の高さを直して頂く訳にはいかず、椅子が2つ用意されました。私の出番が終わって休憩中に、ステージマネージャーが椅子を取り替えに行ったのですが、楽譜は、そのまま置きっぱなしでした。第2部が始まる少し前にそれに気づき、「すみません、ピアノの譜面台の楽譜を取ってきて下さい」とステマネにお願いしました。やっぱし、”おきっぱ”で許される身分では無かったようでした。
翌日、代々木上原のムジカーザでは、特にステマネはなし。それぞれ自主的に出番をきっちり守ってのステージとなりました。始まる前に、駒ヶ嶺ゆかりさんと「今日は、イクミさんは前半、ずっと板付きだわね」「分かった。ゆかりさんの登場まで、ずっとそのままいるわ。」という会話をしていました。そして、1曲目のシベリウスのピアノ四重奏が終わって、4人でお辞儀をしたあと、弦三人衆は、例によってレディファーストの構えだったけれど、怪訝そうな顔のヤンネに「私は戻らないの」と小声で答え、板付いていました。そうしたら、ステマネ代わりの女性2人がやってきて弦三人衆の譜面台をかたづけています。ガ~ン!やっぱし一旦戻るべきだった。
でも、今更通路を戻るのは、もっと変なので、壁になった顔をして場面転換を待ちました。扉の向こうで舘野先生「イクミさんは、どうして戻って来ないんだ?」とおっしゃっていたそうです。
丹波の森公苑では、”譜面のおきっぱ”にも慣れ、レディファーストにも慣れ、失態は無かった・・筈です。
最終日の「ピアソラによせて・・」のコンサートは、基本的にタンゴの雰囲気で、暗めの会場の中のスポット照明でもあり、さほど”マナー”という感じではなかったので、休憩時に、前半の楽譜を持ち帰り、出入りの順番も拘りませんでした。
これが馴染んだ姿、大事にされていないピアニストの・・。
【其の2・ステージ編】
初日の原ノ町”ゆめはっと”で、プログラムの1曲目、シベリウスのピアノ四重奏曲を演奏し終えて、4人でおじぎをした後、ピアノの譜面台の譜面をかたづけて持とうとしたら、「イクミ、譜面は誰かが持ってきてくれるものだから、置きっぱなしでいいんだよ」と、共演者のヤンネに云われてしまいました。その上、ステージから舞台袖に入る直前に、レディファーストで、前を歩いていたメンバーが道を譲ってくれているのに、当然のようには入れず、譲り合ってしまいました。ウッウッウッ


続いて、メゾソプラノの駒ヶ嶺ゆかりさんのコルンゴルトとシベリウスの歌曲の伴奏では、とにかく、ゆかりさんの鮮やか黄緑のドレスの長めのすそを踏まないように”三歩下がって師の陰踏まず”を鉄則に、伴奏者らしく、控え目にステージに出ました。終わって、再び舞台袖に戻る時、今度は、しっかり楽譜を置きっぱなしに、帰って参りました。
ところで、ピアニストが複数いれば、ピアノ椅子の高さがそれぞれ違うもので、私が座ったあとに、舘野泉さんに椅子の高さを直して頂く訳にはいかず、椅子が2つ用意されました。私の出番が終わって休憩中に、ステージマネージャーが椅子を取り替えに行ったのですが、楽譜は、そのまま置きっぱなしでした。第2部が始まる少し前にそれに気づき、「すみません、ピアノの譜面台の楽譜を取ってきて下さい」とステマネにお願いしました。やっぱし、”おきっぱ”で許される身分では無かったようでした。

翌日、代々木上原のムジカーザでは、特にステマネはなし。それぞれ自主的に出番をきっちり守ってのステージとなりました。始まる前に、駒ヶ嶺ゆかりさんと「今日は、イクミさんは前半、ずっと板付きだわね」「分かった。ゆかりさんの登場まで、ずっとそのままいるわ。」という会話をしていました。そして、1曲目のシベリウスのピアノ四重奏が終わって、4人でお辞儀をしたあと、弦三人衆は、例によってレディファーストの構えだったけれど、怪訝そうな顔のヤンネに「私は戻らないの」と小声で答え、板付いていました。そうしたら、ステマネ代わりの女性2人がやってきて弦三人衆の譜面台をかたづけています。ガ~ン!やっぱし一旦戻るべきだった。


丹波の森公苑では、”譜面のおきっぱ”にも慣れ、レディファーストにも慣れ、失態は無かった・・筈です。


