色々ありました。
【其の三・ディナー編】
毎日がそれぞれ各地でイベント扱いだったので、美味しいモノをいただきました。
初日の原ノ町、ゆめはっとで出た楽屋弁当は、珍しい洋食系で、オシャレなサンドイッチが2切れに、スパゲッティ、フルーツ。終演後の打ち上げを見据えて、軽めのお弁当を用意して下さったのでしょう。それにしても、美味しいサンドイッチに感激! それにしても、初日で、しかも遅刻した動揺もあってか、全部いただく余裕が無くて、残してしまったのが心残り・・。
この日の打ち上げは”ターキー”という歴史のあるお好み焼きとバーを兼ねたお店で、タピオラの会の方々も多くいらして、演奏者の他、司会をなさった音楽評論家の真嶋雄大氏、ゆめはっとの設計者の林氏、ゆめはっとのスタッフ、南相馬の市長さんもいらして、大いに盛り上がりました。殊に、林さんがリクエストに応えて”椰子の実”をお歌いになって、こんな良いお声をお持ちだから、あんな素晴らしい響きのホールが出来たんだな~と、誰もが思いました。 お料理も沢山出ました。鮭入り薄いお好み焼き、串揚げ大皿、お刺身盛り合わせからフルーツ盛り合わせまで、意匠を凝らしたご馳走でした。”野馬追”で有名な相馬の土地柄もあるんじゃないかな、と思いますが、地元の皆さんの郷土愛が積極的な文化事業への参加の原動力になっている感じがして羨ましかったです。
翌日、東京での打ち上げは、代々木上原駅前の”我や”で、演奏者チームとお客さんチームに分かれてしまったけれど、謎のフランス人(後に、楽器製作職人であることが判明)が2人入っていて、賑やかに盛り上がっていました。居酒屋はどうしてもお互いにがなり合いになってしまい、会話も分散してしまうなあ。翌日の兵庫移動用、新幹線の切符が届いているかどうか、なかなか確認ができず、全部のコースが出る前に席を立って帰宅しなければならなかったのは残念。
柏原駅からほど近い、丹波の森公苑でリハーサルを終えて、ささやま荘にチェックインしてから行った焼き肉の”やまざき”(だったと思う)はとても美味しい焼肉店でしたあ。ミノ、レバー、つらみ等、どれも新鮮で上質なので、普通の上ロースも上質。ビビンバ、クッパも美味しかった。もう、美味しくない焼き肉店には行けないなあ。 この日、会場リハを終えて、腹ぺこで行った焼き肉を自分たちで焼いて、急速にメンバーがうち解けることができたのが、何よりの収穫だったかもしれません。
20日の本番前、楽屋弁当は、地元の高井さんの手作りで、いったい何品目あるのだろう、と思うくらい沢山の種類のヘルシーなおかずが少しずつ、オシャレに盛りつけられていました。完食のあと、ブルーベリーアイスクリームも頂きました。 本番後の打ち上げは、柏原から近い”ふくろう”という割烹系のお店。なかなか落ち着かず、乾杯までに時間がかかったのに、ホテルお迎えのミニバスに乗るため、打ち上げは7時半に強制終了。 チェロのアドリアン君と私以外は、皆さん、二次会に出掛けました。私は、すでに自分としては充分に飲んでいたので、やめておいた方がいいかな・・という感じでした。ホテルの廊下で「あら、行かなかったの?」「もう、酔っちゃったから。僕はあまりお酒に強くないんだ」から始まり、お酒に強くない二人が、30分以上”酒談義”。 実家がコート・ド・ローニュのワインセラーというアドリアンは、25歳頃まで、全く飲めず、興味もなかったけれど、年々飲めるようになってきたから、10年後にはウィスキーが飲めるようになってるかな・・と、時々極端なジョークを云います。お陰で、すっかり親しみが持てました。
21日のランチは、パスタ屋さん。一昨年に篠山に来た時に演奏した”お菓子の里”のすぐ隣の、茅葺き屋根の和風の建物で、内装も和風の調度品が置いてあり、素敵なイタリアンでした。丹波篠山は、素敵なお店がいくつもあって、この土地に憧れて入って来る人がけっこう多い事がわかります。 本番前の軽食は、私の拳より一回り小さい、丸いパンのサンドイッチで、一つ一つ透明の袋に入って、ピアソラはんこのシールが貼ってある”ピアソラ・サンドイッチ”。お味も美味しかった。 さて、打ち上げが、高級そば店。一品ずつ「これは、コゴミですね」とか「このそば汁スープ最高!」とか「この但馬牛は柔らかい」など言いながら、愛でながら頂くのが何よりの愉しみです。この日の主人公、ハンディキャップの画家、乾千恵さんを囲んで、打ち上げは12時ちょうどに終了。ささやま荘まで5分の急な上り坂を気持ちよく歩いて帰りました。
食は、人に喜びを与え、喜ばされた人々は、互いに親しみを覚え、惹いては演奏上での信頼感にまで発展する、大事なツールですね。
【其の三・ディナー編】
毎日がそれぞれ各地でイベント扱いだったので、美味しいモノをいただきました。
初日の原ノ町、ゆめはっとで出た楽屋弁当は、珍しい洋食系で、オシャレなサンドイッチが2切れに、スパゲッティ、フルーツ。終演後の打ち上げを見据えて、軽めのお弁当を用意して下さったのでしょう。それにしても、美味しいサンドイッチに感激! それにしても、初日で、しかも遅刻した動揺もあってか、全部いただく余裕が無くて、残してしまったのが心残り・・。
この日の打ち上げは”ターキー”という歴史のあるお好み焼きとバーを兼ねたお店で、タピオラの会の方々も多くいらして、演奏者の他、司会をなさった音楽評論家の真嶋雄大氏、ゆめはっとの設計者の林氏、ゆめはっとのスタッフ、南相馬の市長さんもいらして、大いに盛り上がりました。殊に、林さんがリクエストに応えて”椰子の実”をお歌いになって、こんな良いお声をお持ちだから、あんな素晴らしい響きのホールが出来たんだな~と、誰もが思いました。 お料理も沢山出ました。鮭入り薄いお好み焼き、串揚げ大皿、お刺身盛り合わせからフルーツ盛り合わせまで、意匠を凝らしたご馳走でした。”野馬追”で有名な相馬の土地柄もあるんじゃないかな、と思いますが、地元の皆さんの郷土愛が積極的な文化事業への参加の原動力になっている感じがして羨ましかったです。
翌日、東京での打ち上げは、代々木上原駅前の”我や”で、演奏者チームとお客さんチームに分かれてしまったけれど、謎のフランス人(後に、楽器製作職人であることが判明)が2人入っていて、賑やかに盛り上がっていました。居酒屋はどうしてもお互いにがなり合いになってしまい、会話も分散してしまうなあ。翌日の兵庫移動用、新幹線の切符が届いているかどうか、なかなか確認ができず、全部のコースが出る前に席を立って帰宅しなければならなかったのは残念。
柏原駅からほど近い、丹波の森公苑でリハーサルを終えて、ささやま荘にチェックインしてから行った焼き肉の”やまざき”(だったと思う)はとても美味しい焼肉店でしたあ。ミノ、レバー、つらみ等、どれも新鮮で上質なので、普通の上ロースも上質。ビビンバ、クッパも美味しかった。もう、美味しくない焼き肉店には行けないなあ。 この日、会場リハを終えて、腹ぺこで行った焼き肉を自分たちで焼いて、急速にメンバーがうち解けることができたのが、何よりの収穫だったかもしれません。
20日の本番前、楽屋弁当は、地元の高井さんの手作りで、いったい何品目あるのだろう、と思うくらい沢山の種類のヘルシーなおかずが少しずつ、オシャレに盛りつけられていました。完食のあと、ブルーベリーアイスクリームも頂きました。 本番後の打ち上げは、柏原から近い”ふくろう”という割烹系のお店。なかなか落ち着かず、乾杯までに時間がかかったのに、ホテルお迎えのミニバスに乗るため、打ち上げは7時半に強制終了。 チェロのアドリアン君と私以外は、皆さん、二次会に出掛けました。私は、すでに自分としては充分に飲んでいたので、やめておいた方がいいかな・・という感じでした。ホテルの廊下で「あら、行かなかったの?」「もう、酔っちゃったから。僕はあまりお酒に強くないんだ」から始まり、お酒に強くない二人が、30分以上”酒談義”。 実家がコート・ド・ローニュのワインセラーというアドリアンは、25歳頃まで、全く飲めず、興味もなかったけれど、年々飲めるようになってきたから、10年後にはウィスキーが飲めるようになってるかな・・と、時々極端なジョークを云います。お陰で、すっかり親しみが持てました。
21日のランチは、パスタ屋さん。一昨年に篠山に来た時に演奏した”お菓子の里”のすぐ隣の、茅葺き屋根の和風の建物で、内装も和風の調度品が置いてあり、素敵なイタリアンでした。丹波篠山は、素敵なお店がいくつもあって、この土地に憧れて入って来る人がけっこう多い事がわかります。 本番前の軽食は、私の拳より一回り小さい、丸いパンのサンドイッチで、一つ一つ透明の袋に入って、ピアソラはんこのシールが貼ってある”ピアソラ・サンドイッチ”。お味も美味しかった。 さて、打ち上げが、高級そば店。一品ずつ「これは、コゴミですね」とか「このそば汁スープ最高!」とか「この但馬牛は柔らかい」など言いながら、愛でながら頂くのが何よりの愉しみです。この日の主人公、ハンディキャップの画家、乾千恵さんを囲んで、打ち上げは12時ちょうどに終了。ささやま荘まで5分の急な上り坂を気持ちよく歩いて帰りました。
食は、人に喜びを与え、喜ばされた人々は、互いに親しみを覚え、惹いては演奏上での信頼感にまで発展する、大事なツールですね。