卒園式に、創作した一人一人の歌を歌ってお祝いする『鳩の森愛の詩保育園』の歌作り、合唱伴奏、お手本の録音をやっております。
昨日は、ソプラノ歌手の北川智子さんにいらして頂いて2曲、お手本の歌を録音しました。
保育園の職員の皆さん、PTA 、もちろん子供たちも、とにかく全員が卒園児24人分の24曲を覚えて歌うのに、お手本を聴いてもらうのです。
一人一人のこれからの“応援歌”となるであろう、先生たちからの一杯気持ちのこもったメッセージを基に、ずっと口ずさんでもらいたい願いをこめて作曲家たちがメロディをつけ、合唱用に譜面を作ります。だから、1曲1曲、ひとりずつの人生を背負っているような、真心の重たさが溢れているのです。
覚える方も大変だけど、録音も実は、けっこう大変ですよ。
写真は、ウチで録音に使っている機材たちです。
新・旧のMDウォークマン2台と、マランツのCD=MDデッキです。
“新”と言っても、今どきMDというだけで相当に時代からは遅れてきている訳ですが、この方法でしか出来ないので、これでやるのだ! 文句あっか (誰に怒っているのだ?)
この“新”MDウォークマン(小型で4倍モード録音も可能なタイプ)に1万円のソニーのステレオマイクを付けて、もちろんSPモードで、メインの録音。“旧”MDウォークマンは、一応一緒に録音しておいて、“保険”とする。
伴奏と一緒に主旋律(たいていソプラノ・パート)が録れたら、それをMDデッキで流し、ステレオ・スピーカーから聞こえる音に合わせて、ハモリのパートを歌って頂き、それをまた“新”・“旧”のMDウォークマン2台で録音。
合唱の声部が、上パート、下パートの2つだけだったら、かなり簡単に行きます。まあ、うまくいけば2回で済みます。
これが、部分的に3声になったり、男声、女声を使い分けた上に、部分的に3声になったりした日にゃ、アナタ、何回、何パターン録音するやら・・・。
更に、AのMDに主旋律録音したとすれば、それを流しながら下のパートを録音するのは、BのMDで、そのBのMDを流しながらAのMDに、男声の下パートを録音し・・、「完璧ではなかったけれど、一応残しておいて、もう一度録音してみる」とどんどんトラックは増えてしまいます。・・となると、どこに、どの録音を入れたのか複雑、煩雑な事態となってきて、最終的に、AのMDに、Bの中の必要な録音だけをダビングして、そこからAの中の不必要な録音を消去するという編集作業が、そこそこ時間を要するのです。
ここまで複雑な録音&編集にならないように、作曲家も考えてもらいたいものです。いったい誰だ、こんな何種類もパート録音が必要な歌を作るのは? 「なかやまいくみ?』 ワタシじゃん!
それがねー、作曲をしている時は、どうしても《男声》だけの響きが欲しくなったり、エンディングでつい3声のハーモニーが欲しくなったり、録音の時のことを度外視して、充実した響きを優先させたい、作曲者のエゴみたいなものが、出て来てしまうんですね。録音の時の煩雑さが、うすうす分かっているのに・・。
そして、録音して、編集の時に「あ~、やっぱしね」 バカか?
うーん、それより、録音機材たちのせいかなー?
この作業は、まだまだ続く・・。あと17曲
昨日は、ソプラノ歌手の北川智子さんにいらして頂いて2曲、お手本の歌を録音しました。
保育園の職員の皆さん、PTA 、もちろん子供たちも、とにかく全員が卒園児24人分の24曲を覚えて歌うのに、お手本を聴いてもらうのです。
一人一人のこれからの“応援歌”となるであろう、先生たちからの一杯気持ちのこもったメッセージを基に、ずっと口ずさんでもらいたい願いをこめて作曲家たちがメロディをつけ、合唱用に譜面を作ります。だから、1曲1曲、ひとりずつの人生を背負っているような、真心の重たさが溢れているのです。
覚える方も大変だけど、録音も実は、けっこう大変ですよ。
写真は、ウチで録音に使っている機材たちです。
新・旧のMDウォークマン2台と、マランツのCD=MDデッキです。
“新”と言っても、今どきMDというだけで相当に時代からは遅れてきている訳ですが、この方法でしか出来ないので、これでやるのだ! 文句あっか (誰に怒っているのだ?)
この“新”MDウォークマン(小型で4倍モード録音も可能なタイプ)に1万円のソニーのステレオマイクを付けて、もちろんSPモードで、メインの録音。“旧”MDウォークマンは、一応一緒に録音しておいて、“保険”とする。
伴奏と一緒に主旋律(たいていソプラノ・パート)が録れたら、それをMDデッキで流し、ステレオ・スピーカーから聞こえる音に合わせて、ハモリのパートを歌って頂き、それをまた“新”・“旧”のMDウォークマン2台で録音。
合唱の声部が、上パート、下パートの2つだけだったら、かなり簡単に行きます。まあ、うまくいけば2回で済みます。
これが、部分的に3声になったり、男声、女声を使い分けた上に、部分的に3声になったりした日にゃ、アナタ、何回、何パターン録音するやら・・・。
更に、AのMDに主旋律録音したとすれば、それを流しながら下のパートを録音するのは、BのMDで、そのBのMDを流しながらAのMDに、男声の下パートを録音し・・、「完璧ではなかったけれど、一応残しておいて、もう一度録音してみる」とどんどんトラックは増えてしまいます。・・となると、どこに、どの録音を入れたのか複雑、煩雑な事態となってきて、最終的に、AのMDに、Bの中の必要な録音だけをダビングして、そこからAの中の不必要な録音を消去するという編集作業が、そこそこ時間を要するのです。
ここまで複雑な録音&編集にならないように、作曲家も考えてもらいたいものです。いったい誰だ、こんな何種類もパート録音が必要な歌を作るのは? 「なかやまいくみ?』 ワタシじゃん!
それがねー、作曲をしている時は、どうしても《男声》だけの響きが欲しくなったり、エンディングでつい3声のハーモニーが欲しくなったり、録音の時のことを度外視して、充実した響きを優先させたい、作曲者のエゴみたいなものが、出て来てしまうんですね。録音の時の煩雑さが、うすうす分かっているのに・・。
そして、録音して、編集の時に「あ~、やっぱしね」 バカか?
うーん、それより、録音機材たちのせいかなー?
この作業は、まだまだ続く・・。あと17曲