室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

福井行きの長い一日

2010-06-18 10:35:44 | Weblog
福井県の三国にある三国高校へ行きました。日帰り・・

家を6:45 出で新横浜から7:52発のひかり号に乗車。

あーたまーをーくーもーのー、うーえにー出ーし~  

東海道新幹線に乗るときは、いつも富士山の姿に期待しちゃいますねー。

米原で乗り換え。  


福井で『えちぜん鉄道』に乗り換え。 駅のホームにこんなヒトが・・。


有名な東尋坊の方向に向かうローカル電車。日本の主食を支える田園風景。   

   単線。一両編成。駅ですれ違い待ち。


のどかで、どっしりとした歴史風土を感じながら、三国駅に着きました。どぴーかんっ! 
学校のマイクロバスが迎えに来て下さって助かりました。


創立102 年という伝統ある学校。明るく開放感のある印象を受けました。挨拶したり、声をかけて下さる生徒さんもいました。

学校に12時過ぎ着いて、早速お弁当ですが、これがすばらしい!  

左上の海老の下。小さめのカレイの煮付け。おべんとうにカレイの煮付けが入っているのは初めて見ました。他のお総菜もどれも美味しく、シャケの焼き具合も素晴らしかったです。しかし、一刻も早く音を出したい私たちは、おべんとうに感動しながらも1.5倍の早回しで頂いて、体育館へ。

演奏会場である体育館。  予想外の良い響き。

リハーサルの日に「じゃあ、会場の響きぐあいで、その時に決めましょう」と言っていた件がいくつかあったのですが、迷うことなくアッサリ決まります。「じゃあ、バロック系の曲はピアノ抜きで・・」


ストリングス・オーケストラにフルート、クラリネット、トランペット、ピアノが入るミニ・オーケストラです。編成のサイズから云うと、バロック時代のオリジナル作品と編曲ものというプログラムになります。その中に、より小編成の室内楽曲を入れてアクセントをつけた組み立てでした。70分の演奏時間内に60分はかかる曲目が入っていて、喋れる時間は少し。それでも何とか、高校生に魅力を感じてもらえるようにMC を詰め込んで入れたい、と思ったのですが、なんか急いで喋っていやしないか・・? 気になって、言いたかった事と余裕があれば入れる程度だった事が逆になっちゃったかな~

演奏内容は、メンバーのチームワークも良く、特に後半のアレンジものは皆さんのご協力のお陰で、まあまあうまく行ったと思います。あれだけの暑さの中で・・。


5時間かけて来て、三国に約4時間の滞在。駅の付近の観光案内図で、東尋坊や越前蟹、あわら温泉、永平寺などの絵を見て観光した気分を出して、さあ帰り道。

福井の駅ビルでお土産やお弁当を物色。
「タイムサービスですよー!500円」のと言われて、『焼き鯖寿司』をバイオリンの小笠原伸子さんと二人で1本、買いました。他にお総菜だけのお弁当も購入。

ちょっと分かりづらいですが、この『焼き鯖寿司』サイコーでした!      あぶって油分を焼き締められた鯖と寿司飯、その間に挟まれた生姜漬けと味付けシイタケとの絶妙なハーモニー! 「あの『焼き鯖寿司』を食べられる福井に行くのが楽しみ」と言いたくなる程の名品でした。福井県知事賞受賞だそうです。




琵琶湖付近に沈む太陽。長い・・けど、美味しい一日でした。


また結局、くいもんblog って?