体操男子団体。日本の抗議の結果、銀から銅にメダルが繰り下がった英国チームの選手は、「僕らには銀でも銅でもすばらしい」と目を輝かせた。
自転車女子スプリント。英国選手が再レースの末、ライバルの豪州選手に敗れて、金メダルを逃してしまった。だが、直後に二人で手をつなぎウイニングラン。
だから、主催国・英国の観客は、英国選手が不運にも繰り下がってしまったその相手国の日本や豪州選手を、温かい拍手で包んだ。
勝敗を超え、人間としての選手の資質が表れる瞬間がある。
以上、読売新聞から
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英国の観客のマナーは大変良かったと賞賛されている。
ひきかえ、韓国の観客や選手は、オリンピックにまで領土問題を持ち込む。
どこの国にも馬鹿はいる。しかし、一人の馬鹿なサッカー選手の問題ではなく、韓国国民が拍手喝采してこの行為を支持している。
さらに報道によれば、「 (自国のサッカー選手の行為を) 非紳士的な行為であった」とした韓国サッカー協会の会長は、韓国の国会議員らから、「おまえはどこの国の人間だ」とつるし上げられ、さらにマスコミにこぞってたたかれ、辞任に追い込まれること間違いないという。
近年、経済は先進国並みになった。だが、民度は低い。
サッカーというスポーツの場、ましてオリンピックというスポーツの祭典に、領土・外交問題を持ち込むことがいかに品位のない行為か、そういうこともわからない民は、民度が低いというほかない。
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ここで、あえて韓国の反日教育に反論すれば、そもそも日本は韓国を併合したのであって、「植民地」にしたことなど一度もない。
併合後は、日本国の一地方として、村々に小学校をつくり、ハングルの読み書きを教え、義務教育をゼロから90%台まで推し進めた。道路を造り、ダムを造り、電気を通した。これらの事業は日本の国家予算で実施され、本土からの持ち出しが多かったことは韓国の学者も認めている。
故に、「植民地」であったことを理由に損害賠償を要求するのはおかしい。持ち出し分の返還こそ、要求されても仕方ない立場である。そもそも旧植民地 (例えばインド) が、旧宗主国 (例えばイギリス) に賠償を要求し、旧宗主国がそれに応じたという例は、世界に1例もない。
日本国に併合されたということは、李氏朝鮮時代と違って、法治国家になったということである。
白昼堂々と、たんぼで、若い女性を、日本軍が拉致・連行するなど、ありえないことである。気の毒なことだが、親が貧しさの故に娘を女衒に売ったのだ。だから、たんぼにいる村人たちも黙って見ていた。そういう悲しい事例は日本の農村でもたくさんあった。そういう時代だった。もし日本軍がそんなことをしたとしたら、その時点で暴動が起こっていただろう。韓国でも日本でも。
ただし、日本軍による拉致はなかったということであって、売春・買春そのものは戦前、日本でも欧米諸国でも、合法であった。途上国は言うまでもない。そして、軍隊の駐屯するところ、必ずそういう商売が成り立った。敗戦後、連合軍(米軍)によって占領された日本でも、沖縄でも、そういうことはあった。自分が、家族が生きていくために、若い日本人女性がたくさん米兵に「春」をひさいだ。(松本清張『零の焦点』)。ベトナム戦争の時には、ベトナムで、韓国兵士がベトナム女性を性奴隷にした。これは、まさに性奴隷で、無茶苦茶だったらしい。(野村進『コリアン世界の旅』講談社1996年)
日本で売春が非合法化されたのは、戦後のことである。オランダなどでは、今も非合法されていない。韓国で非合法化されたのはつい最近のことで、最近まで、飾り窓の女がいた。つまり、最近まで、韓国の男が韓国の女性を「性奴隷」にしていたという事実を抜きにして、この問題を語るのは卑怯というものだ。「人は、自分が見たいと思うものしか、見ない」(ユリウス・カエサル)。
しかし、「従軍慰安婦」とか、日本軍による白昼堂々の女性拉致などは、それこそ白昼夢である。
韓国は、日本統治下の実情について、或いは、なぜ併合されるに至ったかについて、いつまでも軍事政権時代と同じ歴史観ではおかしいということに気づくべきである。
韓国歴史教科書の正しい書き直しは、韓国の急務である。
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